アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

早春の花たち① フキノトウ

2024-02-28 13:27:36 | Weblog
 春の嵐の吹き荒れた昨日から一転、28日は低気圧が離れて強風も収まり関東から四国にかけては日差しもありいく分、暖かさも戻りました。花の少ない季節ですが意外にいろんな花が咲いてますよ。まだ寒さの残る、早春のこの時期だから見られる花たちをいくつか見ていきましょう。フクジュソウやスイセンなど地べたに咲く花のひとつ、いささか地味な花ですがフキノトウも春を告げる山菜のはしりです。特に雪国の人たちにとっては雪の消えかかる頃、顔をのぞかせるフキノトウは待ち焦がれた春がすぐそこまで来ているのを感じるでしょう。

 古くから早春の食材として、摘んできててんぷらなどでいただくフキノトウはフキの花のつぼみです。つぼみが丸い形で固く閉じているのが食べごろで、花茎が伸びてきて花が咲くころ(写真)は固くなりあまり食用には向きません。これを薹(とう)が立つと言いますね。花の終わった後は地下茎から葉が伸びてきますが、これがフキ(蕗)です。フキはまた茎(正確には葉柄)が食用になりますね。フキノトウの別名はいろいろあり、方言では青森で「バッケ」、秋田では「バッキャ」と呼びます。この響き、面白いねぇ。花言葉は「待望」「愛嬌」「真実は一つ」「仲間」などです。
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