29日、朝ドラ「らんまん」が最終回を迎えました。日本植物学の父といわれる牧野富太郎博士をモデルにした、幕末から明治、昭和を駆け抜けひたすら植物を愛した男の生涯を描いたオリジナルストーリーのドラマ。普段はテレビでドラマなどほとんど見ることのない私も、天真爛漫な性格の誰からも好かれる博士のフアンの一人として引き込まれました。4月3日から約半年、終わってみればあっという間でしたね。
最終回は、悲願の日本植物図鑑が完成し、妻・壽衛(すえ)の名を取って名付けたスエコザサを見ながら万太郎と寿恵子が愛を確かめ合うシーンで終わりました。このスエコザサは、二人が終の棲家とした大泉の自宅を博士の亡き後、練馬区が整備して一般に開放している牧野記念庭園の一角に博士の胸像とともに植栽されています。博士が65歳の時、仙台市で発見した新種で葉の表面に白い毛が生え、縁が裏側に巻き込むのが特徴の笹です。研究生活を支えてくれた妻への感謝を込めてスエコザサと命名、図鑑の最後に付け加えました。
最終回は、悲願の日本植物図鑑が完成し、妻・壽衛(すえ)の名を取って名付けたスエコザサを見ながら万太郎と寿恵子が愛を確かめ合うシーンで終わりました。このスエコザサは、二人が終の棲家とした大泉の自宅を博士の亡き後、練馬区が整備して一般に開放している牧野記念庭園の一角に博士の胸像とともに植栽されています。博士が65歳の時、仙台市で発見した新種で葉の表面に白い毛が生え、縁が裏側に巻き込むのが特徴の笹です。研究生活を支えてくれた妻への感謝を込めてスエコザサと命名、図鑑の最後に付け加えました。