厳しい残暑の中の小さい秋

　12日も不安定な天気が続きます。晴れている所が多いですが気圧の谷の中の北海道は大雨だそうです。気温は高く全国の主な所は軒並み真夏日で、9月になっても残暑厳しい日が続きますねぇ。東京は都心も練馬も32度で今年80回目の真夏日で記録を更新中です。高温の元、太平洋高気圧は勢力を保ったままでしばらくは残暑が続くそうです。それじゃ気が滅入るばかりなので、せめて気分だけでも秋を感じるものはないかと毎日、小さい秋を探しながら歩いています。

　吹く風は確かにこれまでと違って少し涼しくなってますね。今日はいつもの散歩道と違う所を歩いてみました。もみじ山へ向かう道にはハナミズキが植えられていますが、葉はまだ色づいてません。でも、よく見るともう実がちょいと赤く色づいているではありませんか！全部の木がそうではないけど結構実の赤い木がありました。普通は葉が紅葉して実も赤く色づくのは10月頃からですからちょっと早いですね。今年はサクラの開花も早かったなぁ。木の下の草にはセミの抜け殻がいくつかついてました。これも夏の名残りですわな。

　ハナミズキとよく似た花のヤマボウシの実も生ってますがまだ小さく、それでもほんのり薄く赤味を帯びた実も見られます。そう、暑さは続いてますが秋はそこまで近づいていますよ。