湧水に泳ぐ 白子川の小魚

　異例づくめの6月に別れを告げ今日からは7月です。本来なら7，8月になって真夏を迎えるのですが、今年はちょっと違って6月中に猛暑が襲ってきました。7月の出だしも暑さが止まず埼玉県では熊谷市の40度をはじめもうちょいで40度の所もいっぱいで、東京も都心で昼前に37度、練馬は昼過ぎに一歩先を行く38.6度とそれぞれ今年の最高気温になってます。この日は海開き、山開きですが、風の心地よい海はともかく山は暑くて大変でしょうねぇ。

　出来れば海の近くへ足を延ばしたいところですが、もうそんな元気もない老体ですので近くの川でお茶を濁すしかありません（トホホ）。白子川は流れる水の量が少ないので、これだけ暑いと川風もそれほど涼しくないけど、澄んだ水を見ているだけでちっとは涼を感じますね。相変わらずカモたちの姿はなかったのですが、小魚たちが元気で泳いでいました。所々で水が湧く川で、プクプクと泡が出ると水面で輪が広がっていきます。そんなところを好む魚たちは輪の中を弾かれたように素早い動きで泳いでいます。

　小魚たちははっきりわかりませんが、魚影からするとアブラハヤとかオイカワあたりでしょうか。上流の方にはコイの姿も見られ、一昔前の汚れた川と言われていた頃に比べるとすっかり蘇ったきれいな川になっています。