21日は二十四節気の冬至ですが、東京はまるで秋の一日のように穏やかで、暖かい天気になりました。この頃、日の入りが少しずつ遅くなっていますが、北半球では太陽の高度が最も低く、この日は一年で一番、昼の時間が短い日です。ということはこれからはだんだん昼の時間が長くなるわけで、弱まるばかりだった太陽の力が生まれ変わると言われていました。運気がよくなり、今まで悪かった気が良い方に向く縁起の良い日でもあります。冬至にはゆず湯に入り、カボチャを食べる風習がありますが、どちらも体が温まり免疫力が上がるので風邪の予防になったり、体力回復になり長生きできるというのがその理由です。ゆずの強い香りは邪気を払う効果もあり、端午の節句の菖蒲と同じですね。
外国では冬至を境に太陽のパワーが回復するとされ、それを祝福する冬至祭が行われる所が多いのですが、日本ではあまり聞かれないような気がします。それでも調べてみると、ありました!さいたま市中央区本町東にある一山神社(いっさんじんじゃ)では毎年、冬至祭が開かれるというので行ってみました。江戸時代から続いている冬至祭だそうで、昔は本町通りに市が立ち大勢の人たちでごった返すほどのにぎわいだったそうです。一年の穢れを祓い、来る年の無病息災、家内安全を願い素足で熾火(おきび)を渡る「火渡り」が行われています。お供えしたゆずを投げ入れることから「柚子祭り」とも呼ばれ、市の無形民俗文化財にも指定されています。
午後2時から、社殿での式典の後、境内に積まれたヒバの葉に御神火から移された松明で火がつけられ勢いよく燃え上がります。神主さんのお祓いで消された後、神主さんが熾火に塩をまき、素足になって渡った後集まった人たちがお年寄りから子供まで履物を脱いで素足で次々に渡りました。ワタシもせっかく来たのだから、と勧められ裸足になって渡らせて頂きました。これで来年一年、無病息災が約束されるそうです。
外国では冬至を境に太陽のパワーが回復するとされ、それを祝福する冬至祭が行われる所が多いのですが、日本ではあまり聞かれないような気がします。それでも調べてみると、ありました!さいたま市中央区本町東にある一山神社(いっさんじんじゃ)では毎年、冬至祭が開かれるというので行ってみました。江戸時代から続いている冬至祭だそうで、昔は本町通りに市が立ち大勢の人たちでごった返すほどのにぎわいだったそうです。一年の穢れを祓い、来る年の無病息災、家内安全を願い素足で熾火(おきび)を渡る「火渡り」が行われています。お供えしたゆずを投げ入れることから「柚子祭り」とも呼ばれ、市の無形民俗文化財にも指定されています。
午後2時から、社殿での式典の後、境内に積まれたヒバの葉に御神火から移された松明で火がつけられ勢いよく燃え上がります。神主さんのお祓いで消された後、神主さんが熾火に塩をまき、素足になって渡った後集まった人たちがお年寄りから子供まで履物を脱いで素足で次々に渡りました。ワタシもせっかく来たのだから、と勧められ裸足になって渡らせて頂きました。これで来年一年、無病息災が約束されるそうです。