一週間ぶりに東京に戻ってきましたが、このところまずまずの良いお天気が続いているようです。29日は朝から雲一つない快晴で、最高気温も28度近くまで上がり気持ちの良い一日でした。昨年あたりまではまだこの時期は残暑が続いていて、秋らしい秋がなくいきなり冬のような天気に変わったのですが、今年は逆に残暑が短く一足飛びに秋がやって来ましたね。まだ9月だというのに紅葉の便りも早々と聞かれ、平地でもいつもの年より早く紅葉が見られそうです。ただそれが裏目に出て、紅葉を楽しみに大勢の登山客でにぎわっていた御嶽山で水蒸気噴火が起き、多数の被害がもたらされたのは残念なことです。被害に遭った方々には謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。
久しぶりに訪ねた牧野記念庭園では彼岸花など秋の花は姿を消していました。あちこちで騒ぎになっている蚊だけはまだ元気なようで、あっという間に喰われてしまいまだ痒いなぁ。シモバシラが咲いていました。初冬に見られる霜柱と読みは同じですが、シソ科の多年草で花序の軸の片側だけに小さな釣鐘状の白い花を咲かせます。冬が近づくと枯れてしまいますが根は活発に活動を続け、枯れた茎の道管に水を吸い上げます。よく冷えた初冬の朝、道管内の吸い上げられた水が凍り、茎から氷柱が出来ます。これが霜柱にそっくりなところからこの名がついたのでしょうが、他の草には見られない面白い現象です。
久しぶりに訪ねた牧野記念庭園では彼岸花など秋の花は姿を消していました。あちこちで騒ぎになっている蚊だけはまだ元気なようで、あっという間に喰われてしまいまだ痒いなぁ。シモバシラが咲いていました。初冬に見られる霜柱と読みは同じですが、シソ科の多年草で花序の軸の片側だけに小さな釣鐘状の白い花を咲かせます。冬が近づくと枯れてしまいますが根は活発に活動を続け、枯れた茎の道管に水を吸い上げます。よく冷えた初冬の朝、道管内の吸い上げられた水が凍り、茎から氷柱が出来ます。これが霜柱にそっくりなところからこの名がついたのでしょうが、他の草には見られない面白い現象です。