(旧サイトより転載:パソコン表示推奨)
(フジミ フェラーリ330P4)
![]() | 名作と評判のキットですが、無数に存在するリベットのせいで、製作を躊躇するキットでもあります。今回はシャビシャビクリアで挑戦してみました。 塗装の段階からユズ肌に注意して、リベット以外にペーパーがけしたあと、薄めたクリアでコート。そのあとはコンパウンドのみで仕上げです。 |
![]() | ピンクを下地とすることで、赤の塗装は上手くいきました。 しかし撮影は大変ですね。光りが当たる部分の色も変化しちゃうし、デジカメの特性でも変わっちゃう。 いつも使っているキャノンのカメラでは、上手く色が出ませんでした。オリンパスのカメラを使っています。 |
![]() | リアのリベットの数はもう拷問ですね(笑)研ぎ出しも最小限しかしていません。 スポイラーの取り付け部分とか、手を入れられそうな部分も多いですね。私はキットそのままです。 |
![]() | ドアのゼッケンは苦労しました。 デカールの発色は良いのですが、硬くて破けやすいです。よく見るとばれちゃう仕上がりです。 ライトカバーも浮いてますね。パーツ流用したため、ライトが出っ張っているせいです。きちんと埋め込むべきでした。 |
![]() | 正面から。面白い表情です。 |
![]() | リアウィンドウのゼッケンはマスキングで。 ホイールの色は、ゴールドにシルバーとミドルストーンを混ぜています。 タイヤのマークは好みでグッドイヤーにしましたが、間違えたかな? |
![]() | ライトカバーは断面にボディカラーを筆塗りしましたが、目立っちゃってます。浮いているせいかな? 黒く塗っても良かったかも。 |
![]() | フロントの別パーツを取り付けたところ。実にカッコイイ! ただし、パーツの合いは良いところ、悪いところそれぞれです。瞬着やパテで丁寧に埋めていきます。 |
![]() | 一度サフを噴いて確認。フロントのライト周りは結構段差があります。 ドアのすじ彫りも要修正。 パーティングラインは酷くないですが、場所が面倒なので苦労します。 リベットの間っていうのは勘弁して欲しいね(笑) |
![]() | キットだと単なる出っ張りに見えます。何かな?と実車写真で確認。 |
![]() | モデラーズのエッチングボンネットピンのセットの中にパーツがありました。 カウルを留めるヤツですね。良いアクセントになります。 |
![]() | ライトはボディと一体だったので、塗り分けが面倒。穴を開けます。 |
![]() | ジャンクパーツから。トライアンフのものだったかな?ちょっとリムが目立ちすぎるので、後ほど、ストラトスのフォグランプのものと交換。 パッと見た感じ薄くて良かったのですが、それでも前に出るので、ライトカバーと当たりました。 きちんと埋め込んだ方が良かったです・・・ |
![]() | せっせとボディにペーパーがけ。リベットの間は、デザインナイフでコリコリと削ります。地味です。 非常に複雑な曲面の連続したボディなので、塗装もペーパーがけも大変。 しかしドアなどはうねりがヒドイので、頑張って綺麗にします。全体に雰囲気は抜群ですから、それを生かすように、慎重に。 |
![]() | 製作開始前からずっと悩んでいたのが、リベットとウィンドウにかかるデカールの処理。 フジミのクリアパーツは合いの悪いことが多いですが、このリアウィンドウはパチッとはまります。マスキングに決定! サークルのサイズは直径2.4センチ。サークルカッターで切り抜いて、さらに紙をガイドに合わせます。 |
![]() | 残った部分をマスキングして出来上がり。裏もあとから貼りました。 ただし、研ぎ出しまでずっと貼りっぱなしなので、中研ぎの最中はボディの水洗いをせず、拭き取りでずっと対応しました。面倒でした。 |
![]() | サフのあと、白くしました。 普段はベースホワイトを使いますが、今回はクレオスのGXクールホワイト。 白くなりましたが、ベースホワイトの「真っ白」とはちょっと違うかな?ベースホワイトはつや消しですからザラつきます。その辺の好みでしょうか? |
![]() | 今回の「赤」は難しい色です。初めての「ピンク下地」にチャレンジ。以前ベースホワイトに混ぜたらムラになったので、そのまんまの普通のピンクを使用。 それでも結構苦労しました。やっぱりこのボディは塗りにくい。赤の下地にオレンジなども試してみたいですね。 |
![]() | 赤くしました。同時進行の512BBはスーパーイタリアンレッド。330P4はモンザレッドにしました。結構違いますね。 綺麗に塗れましたが塗装中は微妙にピンクが透けて不思議な感覚。目がおかしくなってきます。 さらにこのあとブツブツが発生。削ったら下地が出ちゃった・・・下地処理がイマイチだったかな?最近この辺の作業が雑なので反省。 |
![]() | マスキングを剥がすとこんな感じ。 エアブラシで薄めに噴くと、はみ出しもなく上手くいきます。 (ボディカラーのハッキリしたマスキングは初めてだったけど) |
![]() | デカールです。雰囲気がガラッと変わりますね。カッコイイ。 ドアの「21」はなかなか馴染まなくて大変。一部破けました。 黄色の丸はマスキングのサイズを間違えて大失敗。透けが酷くないのでそのままデカールか塗装の方が良かったかも。 ゼッケンの白は上手くいきました。サイズもバッチリです。 |
![]() | クリアをかけて、中研ぎです。 塗装もペーパーがけも相変わらず大変。 でも今回は、(1)サフ、(2)ホワイト、(3)ピンク、(4)レッド、(5)クリアと、何度も重ねているので、練習をいっぱいした気分(笑)ちょっとイヤになってきたのも事実です・・・ |
![]() | 特に塗りにくいのは青丸の部分。 なかなか上手く当たらないんですね。角度を色々変えて調節。吹き返しでザラザラになっちゃうし。 |
![]() | この辺もザラザラが酷くなります。最初に噴いて濡らしておくと良い感じなのかなあ?間違いかな? 何度かペーパーかけて噴いての繰り返しでした。 |
![]() | いよいよシャビシャビクリア。3台目なのでコツを掴んできたかな?まだ完璧からは遠いけどね。 最終のクリアが一番難しい。いっぺんに厚く塗るとうねるし、薄く何度も重ねるとユズ肌になる。一回で薄く終わらせるとコンパウンドで下のつや消しの層が現れて艶にムラが出てしまいます。こりゃ大変だ。 |
![]() | でも、艶は綺麗に出るし、細かい部分のつや出しに気を遣わなくて良いのが最大の利点。作業時間も大幅に短縮出来ます。 艶の雰囲気も自然かな?バリバリの鏡面仕上げとは違うけど、その辺は好みでしょう。 |
![]() | この頃から、子供は生まれるわ、展示会は近いわで焦ってました(笑) 何の工夫もしてません。キットそのまま。シートベルトとエッチングがついてるので便利。レーシングカーはセットにしてくれるとありがたいです。 エンジンはラッカーのシルバーの上にエナメルのチタンゴールドでウォッシングしてみました。 |
![]() | 展示会当日に必死になって完成させました。ホイールの色は満足いかなかったので塗り直し。ゴールドにシルバーとミドルストーンを混ぜてます。 艶がたりないとか、ライトカバーがきちんとはまっていないとか色々あるけれど、許してください(笑) タイヤのマークはグッドイヤーにしたんですが、ファイアストーンが正解かなあ? |
(フジミ フェラーリ330P4)
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