ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Demolition 23. / Demolition 23.

2024年07月26日 | パンク・ニューウェーヴ

Demolition 23. / Demolition 23. (1994)

1993年に元・ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)のマイケル・モンロー(Mchael Monroe)と、サミ・ヤッファ(Sami Yaffa)が結成したバンド、デモリッション23(Demolition 23.)を今更ながら購入。先の来日公演でも一緒だった2人、余程気があっているんだろう。購入したのは予習も兼ねてその公演の直前だったが、ライヴでもこのアルバムの曲が演奏されていてとても出来が良かった。ニュー・ヨークのかのパワー・ステーションで録音されたアルバムにはギタリストの故・ジェイ・へニング(Jay Hening)とドラムスのジミー・クラーク(Jimmy Clark)が参加。プロデュースはE・ストリート・バンド(E Street Band)でお馴染みのリトル・スティーヴン(Little Steven)。ちょっと意外な選任の気がしたが、80年代半ば頃からマイケルと親交があったのだそう。

ハノイ・ロックスはもちろんパンクに影響を受けていたが、ここでも彼らのフェイヴァリットだったろうジョニー・サンダース(Johnny Thunders)「I Wanna Be Loved」、U.K.サブス(U.K. Subs)「Endangered Species」、デッド・ボーイズ(The Dead Boys)の「Ain't Nothin' To Do」なんかのカヴァーを演っていて彼らの出自も垣間見える。ストレートなカヴァーだがいい感じ。まるで自分達の曲のように違和感がない。出色はやはり01、02なんかのライヴでも披露されたナンバー。マイケルの明るいキャラクターが表に出つつも素晴らしいロックンロールになっている。昨年は再結成して短期ツアーも行った模様。このアルバムは当時日本でもまあまあ売れたらしいので(→故に中古盤が安い)、このバンドでの来日なんてあれば面白いのに。

ネット・ショップにて購入(¥266)

  • Label ‏ : ‎ マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B00005MWNA
  • Disc ‏ : ‎ 1

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