岐阜県美濃市へ行った際に立ち寄った蕎麦屋「花いかだ」。店は長良川に架かる「美濃橋」近くの東側にある。何度も店の前の道を通っているはずだけれど、道路際に出ていた”手打そば”の幟を見るまで店の存在は知らなかった。いつからあるのかな。広い駐車場に立派な建物。店内は入って左側にテーブル席、右側に小上がり席があり、陶器が沢山飾ってある。大きなテーブルの端の席に腰掛け「ざるそば」をお願いした。まず、付き出しの切干大根と、大きな湯吞でそば茶が供された。
しばらくして竹を半分に割った器で「ざるそば」が登場。刻みネギと山葵は別皿に。蕎麦切りは平打ち。麺肌は滑らかで瑞々しい。つゆはカエシの強い濃いもの。でも甘味は強くない。蕎麦を手繰って、まずは控えめにつゆに浸しいただく。喉越し良く旨い。しっかり浸すとやはりちょっと濃過ぎる。するするといただき、さらっとした蕎麦湯をつゆに足す。カエシが強くて1杯目では薄まらない。2杯目でちょうどいいくらいに。蕎麦の他にも季節によって地元の食材を使った料理があるようなので、次はそういうのにしてみようかな。(勘定は¥800)
↓ 現存する最古の近代吊橋「美濃橋」(大正5年・1916・建造)◇。鋼材は官営八幡製鐵所製だそう。昭和40年頃までは小型乗合バスも通行していたそうだが、こんな狭くてバスが通れたの? 現在は徒歩と自転車のみ。かつては水色だった時もあったようだ。完成時は何色だったんだろう? 国の重要文化財に指定されている。
↓ 訪問が晩秋だったので小倉山の木々が色付いている。河川敷はキャンプやBBQで有名だが、ほぼ毎年水難事故があって本当は危ない場所でもある(というか酔っぱらった奴が泳ぐのがダメ)。
岐阜県美濃市前野883-1
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