前回2004年10月の、植生調査の続きとも言うべき、稚樹調査です。DBH胸高直径2cm未満の樹を、徹底的に調べ上げるのです。
特に泣かされたのは、クロモジですね。樹齢の調査のために、芽鱗痕(冬に成長が止まる点、または春に成長をはじめる点)の数を調べるのですが、クロモジの賀鱗痕は区別がしにくいのが難点です。これには腹が立った。
稚樹を調べるのは、これからプロット(調査地)がどのように遷移していくかを予測したり、プロットの環境(光環境など)がどうであったかを調べるためです。
前回、ビリ&5時起きの目にあった1班は、今度ばかりはという決意の元、入念なる打ち合わせや合理的な分担の結果、トップで調査を終了することが出来ました。良かった良かった。
(写真は、調査プロットを黄色線で示したもの・プロットは1×2m)
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