あっという間─

朝10時前に、
鳥取を出ました。
そして昼3時半には
諫早に到着しました。

あっという間！
わずか6時間ほどの旅。

大学時代は、
青春18きっぷを使って
16時間かけて帰っていたのに。
まぁもっとも、
片道だけでほぼ元を取れたし
流れ行く風景をみるのは
とても楽しかったから
敢えてそういう馬鹿なことを
試みたわけでございます。



4ヶ月ぶりの地元。
大学時代は
1年に1度しか帰らなかったのに
ここんとこ4カ月おきに
帰っております。

だから、なんというか、
帰ってきた！という
実感というものが少し薄らぎました。

それと今までは、
鳥取と地元諫早は
どこか乖離した、
別々の世界に存在するものの
ように感じておりました。
鳥取が「今」なら、
地元は「昔」といった感じで、
あたかも帰省が過去への回帰
のような、いやそれよりも
別次元の世界を行き来するような、
上手くはいえないけれども
妙な感覚がありました。

それが今回の大型連休、
大阪から無理して鳥取経由で
諫早に帰って
すぐ鳥取に戻るという
バタバタな日程を過ごしたから、
これまで抱いていた
異次元・異世界の感覚が
無くなってしまいました。

今住んでいるところも
生まれ育ったところも
楽しい学生時代を過ごしたところも
みんな同じ世界にある。
当たり前、では無いんだよ、
何といえばいいかなこの感覚。

いずれにしても、
時間距離の短縮が
ここまで世界を単一化させるものかは。