6年前の節分は沖縄に住んでいたのですが、
その日の夜、スーパーの総菜コーナーは
恵方巻が大量に余りまくっていた…
それは、豆まきの文化すらない沖縄だから
致し方ないこと、というか沖縄でも売れると思うなよと
その時は思っていたのですが。
恵方巻文化がある程度定着してもおかしくない
今の時代、関東圏に近いこの東北の地であっても、
恵方巻が大量に余りまくっていた…
何というデジャブ。6年前と変わらぬ光景。
売れないとわかっているのになぜ
そんなにたくさん作ってしまうのか。
不思議でならない。
さすがにこの事態を皆さんお気づきになって、
ツイッターでもいろいろ盛り上がっているようですし
テレビや新聞でも廃棄問題やノルマ問題を
取り上げているようですが。
それでもやめないのはなぜだろうか…
しかし、近所のスーパーは、よく心得たものだ。
また、見切りシールが貼られた。
半額の半額、つまりはクオーターだ。
600円の品が、150円になった。
さすがにここまで安いと、2本くらい
買ってみるかという気になるもの。
かくして恵方巻の大量売れ残りは
回避されたのでした。
(それでも残っていたようだが…)
半額の半額になったおかげで、
人生で初めて、恵方巻を買って食べた。
初めて食べたのはいいが、これ、
無口で黙々と食うのは辛い。
それに、醤油が欲しい。
だから端から、醤油を付けつつ
ゆっくり一口ずつ味わいながら食べた。
「伝統」に従って食べるのは馬鹿らしいぞ。
ちなみに醤油皿はどうでしょう謹製です。