BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

BLOG2が10周年を迎えたようです。

2015年03月29日 | 雑感散文

ブログを開設して1年半がたったころのお話です。

当時はまだ鳥取大学に在籍しており、
大変生意気な学生として振舞っておりました。
なにぶん自信家ゆえ、己の意見は臆することなく
ガンガンこのブログに書きこんでいたし、
実際に口にも出していた頃でした。

そんな折、2006年7月5日付のブログを巡って、
大学内においてほんのちょっとした、
小さな小さな騒動みたいなものを
起こしてしまうに至りました。



当時、大学が提示した「人間力」育成方針。

その「人間力」とは大学側として
一体何を指し示しているのか、
どういう人材を育てたいのか、
そのために学生はどんなカリキュラムをこなさねば
ならないのか(もしくは学生は求めなくてはならないか)
が、全く見えてきませんでした。

当時の大学側としては、具体論はまずはおいといて、
あくまで「人間力」の模索を通して
社会に求められる人間像を作っていきますという
決意表明みたいなものだったかもしれません。

だのに在学生への周知ときたら、
見栄えのいいポスターを
掲示板に1枚どかんと掲示してお仕舞い。
外部にはあたかも人間力を既に養成すべく
様々に取り組んでいますよと言わんばかり。

学生を置いてけぼりにして、なんだこれは!

非常に腹を煮え繰り返した当時の私は、
怒りにまかせて件の記事を書いたところです。


しばらくして、研究室の先生から
呼び出しを喰らいました。

何事かと思いきや、聞くと
件の記事があろうことか教授会で
披露されたということです。

だから、今すぐ「あの」記事を
消せと言われたのです。



「この前の飲み会の記事、消しとけ!」



そこかよ!
…という、当時も笑っってしまったけれども
今思い出してもニヤついてしまう良き思い出です。

事の顛末はこうでした。

学生の中にこんな意見を持っている者がいて
感動した教授が、教授会でブログ記事を紹介したとのことです。
教授会の中では好意的に受け止められ、以降は
「人間力」および大学の教育指針に対し
学生の意見が募集されるようになったのです。

が、研究室の先生の頭には、
紹介された学生のブログといえば
ぐでんぐでんになった飲み会の記事が
過(よぎ)ってしまったのでしょう。


この一件を機に、
ブログで発信することの効果を実感し、
ウェブを通じて世に自分の考えを
ますます問うていこうと決意したところです。

一方で、
プライバシーに色々と配慮しなくちゃ
いけないな…などと反省したところです。
今現在、当時の飲み会記事の大半は
削除してしまいました。

消せと言われた記事は、敢えて残したけどね!


   


2005年3月29日に投稿して以来、
10年が経ちました。

10年ですよ!10年!
学生時代から、10年くらいはブログを
書き続けるだろうなとは思っていましたから、
10年間持続できたとこに対しては
あまりなんとも思っておりません。

それよりも、もう10年も経ってしまったの?
本当に?懐疑的な気持ちでいっぱいです。
できれば嘘だと信じたいのですが…
これまでの投稿記事の数を鑑みるに
やはりそれは本当だと認めざるを得ないのです…。


   


この「ブログ2」は、大学時代で多方面に活動してきた記録を
つぶさに書いてきたのが始まりでした。

「2」とあるは、最初に「1」があったからで、
ブログ1の方向性が定まってきたから、
それ以外の記事用に新しいブログを立ち上げた次第でした。

ブログ1では、環境問題を論じたり読書記録をつづったり、
ブログ2では、大学でのサークルなどの活動をつづったり、
ブログ3では、国内外旅行や世界遺産めぐりをつづったり、

と3つのブログでいろんなことを書いてきました。

ところが大学を卒業してからは、
はてブログ2では今後何を書こうかと考えておりました。
いっそ廃止するか、迷っていた時期もありました。

そうこうしているうちに、
綺麗な写真の紹介を強化したいと
ブログ4を新たに立ち上げました。

これでますます、ブログ2だけ
何をテーマに書いているのか分からなくなって
しまったのですが、この時に気がつきました。

テーマなんて要らない、と。

そんな極めていい加減な悟りを開いて以降、
何も考えずにただただ思いついた事や
観たもの聞いた事などを
気軽に徒然なるままに肩に力を入れずに
書きたかったら書こうという
方針が定まってきました。

そのおかげで、テーマがある他のブログは
最近更新停滞中である一方で、
このブログはダラダラとコンスタントに
続けられました。

「10年も続けられた秘訣は?」
と万が一にもそんな変な質問が来たとしたら、
こう答えるとしましょう。
「無い!」と。
あったら、続きません。
あって続けられたなら、
多分それはノイローゼです。


掃除機掃除を繰り返し─

2015年03月29日 | 凡日記


昨日、今日と、
人んちの引越しの手伝いに
行っておりました。

片づける行為が好きな身としては、
今回の片づけ甲斐のある部屋、
大変楽しく作業しておりました。

1日に掃除機が3回詰まるという
普段の生活ではありえない
この時期ならではの大掃除。
徐々に床が見えてくる
進捗状況を確認しては、
密かにほくそ笑むのでした。

決して紳氏の嗜み読本を発掘しては
ニヤけているわけではないのだ。



特に、トイレ掃除に
力を入れておりました。
やはり掃除の基本はトイレです。
トイレほど掃除が困難ながら、
掃除後の見違えるほどの綺麗さを観た時に
味わえる達成感を得られるものはありません。

人んちのトイレで何時間もこもって
便座に向かっている態勢、
余程家飲みで深酒をしない限り
そういった経験はできますまい。

トイレに限らず部屋の荷物梱包に
床掃除に掃除機掃除を繰り返し、
ようやく後日の引越しに目途が立った
塩梅にまで達しました。

掃除好きとしては冥利に尽きます。



さて、すっかり部屋掃除に
スイッチが入ったわたくしは、
自分の部屋掃除にも取り掛かった事は
言うまでもありません。

しかし自分の部屋はモノが少ないから、
すぐに終わってしまいます。
物足りないなぁ。