先日、高校生の娘が「NEWS」だか「てごます」だか、どっちがどっちだかよくわかりませんが、
そのグループの予約したCDを買いに行くからということで、本屋さんに寄りました。お目当ての
CDを購入した後、「傘をもたない蟻たちは」という本を探してくれと言います。
なかなか見つからず、店員さんに聞くと、当店では売り切れで、入荷予定は未定とのことでした。
後日、たまたま寄った本屋さんの目立つところに並べてありましたので、娘にプレゼントしました。
私自身も、数多くの本を読むほうではなく、最近は、本屋を経営する友人からアドバイスを受けた本を
読むのがやっとです。それでも、学生時代から青年期には、横溝正史や松本清張の推理小説や
竜馬が行く、三国志、徳川家康を夢中になって読み、時々新潮文庫の100冊に選ばれるような本にも手を
出した記憶があります。
しかし、残念ながら、2人の息子に小説を買って欲しいと言われた記憶がありません。子供たちが手放さず、
常にチェックしているのは、携帯の画面ばかりです。
一番下の娘は、学校では、部活動(フェンシング)に夢中で、毎日帰ってくるのは8時過ぎ。テスト期間以外に教科書を
開いている姿をほとんど見ません。
その高校生の娘が、本を買いたいというので、先日映画化で話題になった「学年ビリギャル・・・」以来の本を
買ってあげました。
手にして見るとなるほど、作者は、先ほどのジャニーズのグループ「NEWS」のメンバーでした。
それでも、本を開いてみると作者の経歴とともに、デビュー作が映画化決定とあります。
最近は、まったく興味の湧かない「恋愛小説」を開いてみます。
そんな、現役の高校生は、公職選挙法が可決された事により、来年jから選挙権を持ちます。
ツイッターやフェイスブックと言ったSNSを自由に使いこなす世代には情報が多く集まりますし、
その拡散方法も私たちには想像がつきません。今、若い世代がどのようなことを考え、将来や一関の
未来をどのように想像しているのか、興味は尽きません。