ポンと10億円・・・

行政視察で、岐阜県恵那市に行って来ました。視察目的は、恵那市の進める全市に光ケーブルを施設する、「高度情報通信基盤の整備」についてでした。
その、視察目的で時間がいっぱいでしたが、市役所の目の前にある、「恵那市中央図書館」の真新しい施設が気になり、電車の乗り継ぎ時間を気にしつつ、視察させていただきました。建物も立派なのですが、その建設にあたり、どの市町村でも苦労する、その建設費と財源についてお伺いしたとところ、寄贈ですとのお答え・・・驚きつつ、ホームページを開いてみたら、以下の文面がありましたので、紹介します。

「人が生まれ、家族を愛し、友をつくり、郷土を誇らしく思うようになることと人間性・社会性を形成獲得していくということは同義語である。その最良の揺籃が知の結晶である図書館ではないだろうか。豊かな自然のなかの図書館で学ぶことを覚えた子供達は、どのような荒海でも雲間の北極星を捜すことをあきらめないでいてくれるだろう。そして私達を導いてくれるだろう。
　現在、新恵那市総合計画の中で図書館整備が計画されていることを聞き及び、当財団はこれに賛同、青少年育成に寄与できればと思い至りました。恵那市民が親しむことのできる「知の殿堂」としての（仮称）恵那市中央図書館を建設し、永きにわたって活用していただきたいと、ここに寄付いたします。」
非常に、素晴らしい事であり、現在も寄付活動が続けられ、運営費や蔵書に役立てられているようです。