「萩往還マラニック250km」 明後日スタート。
バッグに入れる物は決めた。油谷・宗頭に預ける物も袋にまとめた。スタートの恰好も決めた。その他の荷物もバッグに入れた。あとはスタートを待つだけ。
今すること、イメージトレーニング・・・大会(2013年)のスライド、ゴールの動画をよく頭に入れときましょう。
●2013年の萩往還のスライドショウ
https://www.youtube.com/watch?v=F8mLBY1iVbc
●ある選手のゴールの模様
「萩往還マラニック250km」 明後日スタート。
バッグに入れる物は決めた。油谷・宗頭に預ける物も袋にまとめた。スタートの恰好も決めた。その他の荷物もバッグに入れた。あとはスタートを待つだけ。
今すること、イメージトレーニング・・・大会(2013年)のスライド、ゴールの動画をよく頭に入れときましょう。
●2013年の萩往還のスライドショウ
https://www.youtube.com/watch?v=F8mLBY1iVbc
●ある選手のゴールの模様
250kmを走行していて「今、自分は全選手の中でどの辺に位置しているのだろうか?」と思う事がある。
「早い方なのか、遅い方なのか」。昨年の記録をもとに各ポイントでのタイムと順位を調べてみた。
右の表は各ポイントでの「トップの選手の通過時間」「中間順位の選手の通過時間」「ギリギリゴールする選手の通過時間」です。
★各ポイントでのタイムと順位
●川尻岬・沖田食堂エイド(108km地点):
トップの選手はなんと5時15分に通過。まだ薄暗い時。
中間位の選手は9時40分。これが普通です。これより遅ければ半分より後ろに位置していることになります。
ギリギリゴールの選手は12時ぐらい。関門は12時半ですが、12時半に通過していてはゴールは危うい。
●宗頭文化センターエイド(176km地点):
トップの選手は13時50分。14時前に宗頭に着くとは信じられません。
中間位の選手は21時45分。これが普通です。
ギリギリ選手は2時ぐらい。関門は4時ですが、これは早く着いて長時間睡眠をとった特別な選手でないと間に合いません。2時前にはスタートすべし。
●虎ヶ崎・椿の館(207km地点):
トップの選手は18時40分に通過。まだ明るいうちです。信じられません。
中間位の選手は6時45分ごろ。すでに明るいですが、これが普通です。この時間より早ければ半分以上(150位以内)に位置しています。
ギリギリゴールの選手は8時半ごろ。虎ヶ崎からゴールまで10時間近くかかります。8時半過ぎるとゴールは危ない。
★ゴールタイムと順位
ゴールタイムの最高記録は27時間半。キロ7分で走ると29時間10分でゴールですから、それ以上の速さで走ったことになります。信じられません。
昨年はトップは31時間台でした。右表は昨年のゴールした選手の記録です。
100位は42時間12分。
中間位(146位/292位)の選手は45時間25分。
半数近い選手は46時間から48時間内にゴールしています。
●スタート時間は正確に覚えておきましょう:
スタートは50人ずつのウェーブスタートです。スタート時間は18時から2分おきの18時18分まであります。途中の関門時間はグロスタイムですが、ゴールタイムはネットタイムですので、ギリギリゴールの選手は、自分が何分にスタートしたか覚えておく必要があります。
1昨年こんなことがありました・・・
H本さんがなかなかゴールしてこない。佐々並は通過したという情報があるので、そろそろゴールしてもよいころですが、関門の18時があと10分に迫っています。
そしてとうとう18時になってしまいました。ウィニングロードに姿は見えません。そこで、彼に電話を入れました。しかし電話に出ない。
その直後、ウィニングロードに彼の姿が!しかし、もう関門は過ぎている。ダメだとは言えず、みんなで声援。結局18時5分にゴール。ところが、かれは18時8分にスタートしていたので、ギリギリセーフ。ゴールが認められました。
あとで聞くと、「ゴール手前で電話があったのはわかっていた、電話は18時になったという連絡だろうと思い、でなかった」。しかし、あきらめずにゴールまで必死に走ったそうです。
もし、彼が電話に出て、「関門時間過ぎたよ」と聞いて、走るのをやめていたら、おそらく18時8分をオーバーしていたでしょう・・・・でなくてよかった
何分にスタートしたか覚えておきましょう!
●千畳敷(125km)への急な上り坂の形態:
千畳敷手前の2kmは軽四輪では上れないのではと思うほどの急な上り坂。いつも、上っていてイヤになります。どんな風になっているのか調べました。
急な上りのあと緩やかな上りになり、さらにまた急な上りになります。以後は右の図のごとく。下りが2回あります。2回目の下りが終わると、最後の上り坂で終わりです。これを知っていると多少イヤ気が少なくなるのでは・・・・・
ちなみに、立石観音から千畳敷まで約1時間30分かかります。千畳敷は午後2時半までに着かないとあとがきつくなります。
●青海島(152km~164km)の高低:
青海島は鯨墓がなくなり、距離が半分になり楽になりました。とはいっても、結構アップダウンのきついコースです。アップダウンがどうなっているのか調べてみました。
まず、①青海大橋を上ります。次に最大の上り②があります。その後は小さな上りが③④とふたつ続くだけです。これがわかっていると、少しはやる気がでるかも。
④のあとは平坦で、折返しの静ヶ浦キャンプ場まで仙崎エイドから5.3km。キャンプ場での休憩も考えて、往復約2時間ではないでしょうか。
仙崎の関門はなくなりましたが、キャンプ場に関門ができました。関門は22時ですが、これではあとがきつくなり完踏は難しい。キャンプ場には21時までに着くことです。結局、今までより楽になってはいません、時間は変わりません。
●宗頭(176km)までの長い道:
仙崎から宗頭までの道はほとんどの方が夜中に進むと思います。夜なので先が見えません。距離は11.4kmしかありませんが、20km近くあるように感じます。
初めて通る方はいつまで経っても宗頭文化センターに着かないので、この道は間違っているのではと不安になります。この道を詳しく調べてみました。
7km行くとローソンがあります。ここで一休みするのをお勧めします。ここから残り4.4kmです。そのまままっすぐ行くと2.7km先に採石場(左側)があります。さらに行くと文化センター手前600mに写真のような電光掲示板があります。
電光掲示板は離れたところからも見えます。この掲示板が見えたら残り1kmぐらいです。
●三見駅(188km)~玉江駅(195km)間の恐怖の山道:
宗頭の先、藤井商店からの山道も一人では歩きたくない所です。暗くて上りがきつく結構長い。いつまで経っても車道に出ないので道を間違っているのではと心配になります。
三見駅から玉江駅の道も一人では行きたくない道です。以前は道の途中に廃車が放置されており、その中に幽霊がいるとのうわさがあり、とても一人では行ける道ではありませんでした。この道を調べてみました。
三見駅から玉江駅までほとんどの方が深夜に通行しますし、歩いていくことが多いようです。ですから玉江駅までかなり距離があるように思えますが、実際は6.7kmしかありません。走れば45分ぐらいで着きます。
途中、6回踏切を渡ります。最初の踏切は1.3km先。以前は2kmあたり(Aの所)に私設エイドがありました。今はあるかどうかわかりません(0時以降に開設されるという噂も)。
3番目の踏切を渡ると海に出ます。きれいなながめですが、夜では何も見えないでしょう。波の音だけは聞けます。
注意:三見駅の300m先で右折しますが、そのときに左側に踏切(B)があります。これは渡りません。過去にこれを渡って左折した選手がいたそうです。
●萩往還道(220km~246km)の高低図:
「陶芸の村公園」で最後のチェックをします。これでほっとしてはいけません。これからがまた大変。
萩往還道をゴールまで行くのですが、右の高低図をみればわかるように、ほとんど上り基調。
高低図は陶芸の村からゴールまでを書いていますが、ここだけで累積高度は1000mを超えています。その中で一番きつい所はもちろん「一升谷」です。
一升谷を歩いていると、いつまで続くのだろうとイヤになりますが、ちゃんと標識があります。「一合目」から「十合目」までありますので、「十合目」があったら、その先で終わりです。
スタートまであと5日。荷物はすべて用意できました。乾電池、くすり、カットバン、皮膚保護剤、サプリメント・・・・。あとは体調が当日よければいいですが・・・ハムストリングと腰の筋肉がイマイチ・・・
いよいよスタートまで1週間。みなさん準備はできましたでしょうか。2日3日の天気予報がでました。2日は晴れ、3日は50%で雲り。気温17度~20度。まずまずのようです。
●「萩往還マラニック 完踏祈願会」
●日にち: 4月25日(土) 18時から
●場所: 「雑魚屋」
九州地図をながめながら思ったこと・・・・福岡市、鹿児島市、大分市、延岡市、北九州市、佐賀市までは走って行ったことはあるが、長崎市はまだ行ったことがない。
8年前、長崎で同窓会があったとき、ある友人が、私がウルトラマラニックをしているということを知っていて、「上野は熊本から走ってきたのではないか」と冗談で言った。
それ以来、いつか走って長崎市内まで行きたいとずっと思っていた。
今年、8月にお盆休みが4連休になるので、それを利用して行ってみようかと思い、スケジュールを立てた。九州縦断も考えていたが、今までやったことのないコースを走りたくなった。
約180km、長くもなく短くもなく、この距離が一番困る。一気に1ステージで行くにはきつい。特に8月である。2ステージにするには短い・・・・結局、休憩、仮眠を多く入れて1ステージでやりましょう。
ルートはこれまで走ったコースを利用。
① 「熊本→みやま柳川(52km)」までは居酒屋マラニックコース
② 「ミヤマ柳川(52km)→肥前鹿島(104km)→諫早堤防(137km)」までは3年前に走った「有明海一周マラニック」のコース
③ 「諫早堤防(137km)→諫早(149km)」が新しいコース、12km。
④「諫早(149km)→長崎(176km)」は「大村湾一周マラニック大会」のコース。これは4回走ったので、なじみのコース。
先日のカルデラ練習会の打上の時に、「さくら・さくらマラニック110km」を再開しようという話が出ました。
1昨年まで毎年やっていましたが、「さくら」が閉店しましたので昨年は開催しませんでした。
スタートを「さくら」に近い新水前寺駅にして、名称は「さくら・さくらマラニック」のままで、またやりましょう!
大通峠での夜明け、渓谷を駆け巡る最高のマラニックコース。ただし、天気がよければ灼熱地獄コースと変貌しますが・・・
●「第6回さくら・さくらマラニック110km」
(サブタイトル:側溝水浴マラニック)
●開催日 : 7月18日(土)~20日(月・海の日)
●「宗頭を出発できれば、90%完踏できる」
昨年の記録をみると、宗頭を出発できた選手は326名(スタート時は505名なので、この時点で選手は64%にまで減っている)。この中でゴールできたのは292名。なんと89.5%の選手がゴールしている。
つまり、宗頭をスタートできれば、90%の確率でゴールできます!とにかく、宗頭(176km)まではなんとかして行きましょう。きつかったら1時間でも寝れば回復します。
●「千畳敷が要注意」
昨年の記録をみると、川尻岬(107km)~千畳敷(125km)でのリタイア者が最も多い。57名。千畳敷の6km先に「日置の中学生エイド」があります。そこで仮眠できますので、そこまで何とか行って、少し休みましょう。
宗頭に深夜0時までに着けば、なんとかなります。すぐにあきらめない。宗頭から歩いてゴールされた方は多い。すぐにあきらめない。
●「天気が完踏率を左右する」
過去12年の記録を調べると、最も完踏率が低いのは第22回大会の44%、この年は猛暑でした。次が11回大会の47%、この年は大雨。それ以外は曇り晴れの天気で完踏率は60%前後。
大雨、異常な寒さ、暑さの時は要注意。
●「スタートの位置は関係するのか?」
数年前の調査ではスタート時間が早いほど完踏率が悪いという結果でしたが、昨年の記録を調べると、右表のごとく・・・・どうでしょう?
確かに、1番目2番目のスタートは完踏率は悪いです。ただし、6番目7番目も悪いのでなんともいえません。完踏率がいいのは最終スタートの74%。最終ランナーはベテランんが多いからでしょう。次いで4番目スタートの68%。
何番目に並ぶかは本人次第ですが、中間あたりがよさそう・・・
季節がら、上の表のごとく、ウルトラマラニックの大会が目白押し。
①「さくら道国際ネイチャーラン」
・制限時間:36時間(日本版スパルタスロン)
・スタート:4月18日(土)、6時、名古屋城前スタート
・ゴール:4月19日(日)、石川県金沢市兼六園内、18時まで
・参加者:今年は140名
・完踏率:70%ぐらい
・今年も熊本からは松枝君が参加。九爆女のこっちゃんも初参加。
・参加資格:かなりきびしいと聞いている。参加者の大半がさくら道の完踏者、もしくはスパルタスロンの完踏者。しかし、萩往還250km47時間という選手もいる?(おそらくそれ以外にすごい記録を持っているのでしょう)。こっちゃんは北海道555kmでしょう。
・距離:520km
・制限時間:132時間
・スタート:4月30日(水)9時、東京葛西臨界公園
・ゴール;5月5日(月)21時、新潟市
・参加者:約50名
・数年前、江口さんシナちゃんが完踏。6日間のステージ走。
③萩往還マラニック
・距離:250km
・制限時間:48時間
・スタート:5月2日(金)18時、香山公園内
・ゴール:5月4日(日)18時、香山公園内
・参加者:500名
・クラブから13名参加
・距離:173km
・制限時間:29~34時間
・スタート:5月4日(日)7時~9時半、長崎水辺の森公園
・ゴール:5月5日(月)17時、小浜温泉
・今年から午前2時スタートができた(昨年の暴走軍団九爆女の影響か?)。クラブから1名参加。
●「萩往還マラニック 全員完踏を祈る完踏祈願会 & 完踏しやすくするための情報セミナー」
●日にち: 4月25日(土) 18時から
●場所: 「雑魚屋」辛島町熊本東急イン地下。
大会に参加されない方でも、ウルトラマラニックに興味のある方はどうぞおいでください。
***** 2日のスケジュール変更 *****
旧) 瑠璃光寺に着いたら荷物を持って下りる。
新) 瑠璃光寺に着いたら、荷物はそのままで、受付をする→すぐまたバスに戻る→バスで県教育会館に移動→ここで荷物を下ろす→県教育会館で着替えて待機→説明会を聞く→木町集会所に荷物を持って移動
「萩往還250km」まであと2週間となりましたが、1年前に痛めたハムストリングがまた痛んできた。先日は痛みでまったく走れず。2月3月4月のフル乱走の影響だろうか?
昨年も同じ時期に同じ所が痛み悩んだ。しかし、用心して走ったのがよかったのか、41時間台のベスト記録がでた。良いのか悪いのか、予想がまったくつかない。今回もぶっつけ本番。
萩の準備をするときは楽しい。スタートからゴールまでイメージして、いろんな場合を想定して準備する。
スタートの装備、油谷中からの装備、宗頭からの装備は違う。スタート時は軽量にする。宗頭からは防寒とゴール衣装?を持っていく。
身に着けるものは、げんを担いで昨年と同じものに。バッグは昨年と同じ「グレゴリーテンポ8」他に・・・
「萩点滅ライト」ライトは2個もらうので、前に一つ、後ろはガードを固めるため昨年の点滅ライトをひとつ足して、合計3個。
「ネームプレート」2個もらうので前後に1つづつ。
最後に一番目立つところに「てれっとバッチ」。
トータル6個つけることになります。年々付けるものが増えてる。選手の中には今までもらったネームプレートをすべて付けている人もいたが、4つ5つならいいが、9個となるとつける場所がない。
それと、宗頭で靴箱に入れていた靴を間違えて履かれ、リタイヤされた選手がいたようですので、私は靴にネームプレートを付けています。わかりやすいように大きく作成。これで間違えられないでしょう。
あとは「マイコップ」ですが、昨年牛乳パックを切って折りたたんでポケットに入れて走りましたが、3日目からはパックが水分・汗でボロボロになってしまいました。また別なものを考えましょう。探しているとき、考えているときもまた楽しです。
はやく来い来い、萩往還・・・・