「阿蘇カルデラスーパーマラソン100km」まで10日。まだ、萩往還250kmの面影が脚に残っていますが、どうなることやら・・・
●完走率: 100kmの完走率を過去10回まとめてみました。右表の青線。(縦=完走率、横=第○会)。
グラフを見ると完踏率は毎年、60%~76%の間のようです。
ただ、4ヶ所で完踏率が下がっていますが、そのうちA(61.8%)、B(65%)、C(61%)の3つの年の天気をみると、すべて晴れ。とくに第14回は快晴・26.5度でした。
逆に昨年は雨で気温は20度以下、完踏率73%と高い。
●サブ10の人数: 10時間を切る選手の数も調べてみました。グラフの赤線です。ナント!完走率のグラフとほとんど同じ形をしています!
やはり、天気、気温は完走率だけではなく、タイムにも影響していました。
サブ10は10回前は35名しかいませんでしたが、昨年は天気が雨で気温18度しかなかったせいもあり、ナント92名もの選手がサブ10しています。
●天気予報をみると、大会当日は晴れときどき曇り、気温28度と超高温。おそらく、完踏率、記録は低迷する可能性があります。
●年齢別(60歳以上)の成績の推移(左グラフ、縦はタイム、横は大会回数):
昨年はA氏が9時間12分という60歳以上の大会新記録を樹立。
過去10回では1位は9時間30分~9時間45分あたりが多かったようですが、もう9時間30分を切らないと1位になれないのでしょうか。
そこで3位入賞の記録をしらべてみました。遅い時は10時間30分以上でも3位になれたのですが、昨年は10時間を切っています。3位でも10時間を切らないとなれない?
ここでも天気と相関しているようです。要するに、私が入賞できる可能性は天気次第ということに・・・・・天気予報は晴れ、28度。記録は低迷しそうです、チャンスか・・・・
仕事 の都合で神戸に行くことに。飛行機に乗るのは10年ぶり。大阪、神戸は初めて。初体験だらけで、マラソンより疲れた。日曜日8時の始発で伊丹へ。
●意外① :(搭乗手続き) 以前はチケットを受付カウンターに見せて、座席表を見せられて好きな座席を選ぶというやり方だったと思う・・・・券売機で自分でやる。やり方わからん。
●意外② :(持ち物検査) 以前は搭乗券を係員に見せて通過していたが、券を見せると係員が無言でサッと横を横に指さした。何だろうと思ったら、券をそこにかざ せとのこと。券をかざしても何も起こらない。見かねた係員が「券の裏のQRコードをこの窓にかざして」と言われた・・・初めての人にそんなことわかるか!
★スライドショウ(デジブック)
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●意外③ :(駅の位置) 調べた地図では、三ノ宮(神戸)ではバスを下りると、すぐ横にモノレール乗り場があるように書いてあった。ところが、バスが停まった所は普通の道路。モノレール乗り場はかなり離れていた・・・・地図が信用できなくなった。地下道はさらに複雑。
●意外④ :(難波駅) 駅がいろいろある。「大阪難波」「JR難波」「なんば」「難波」。予定の地図と下りた駅が違っていた。すぐ近くの道頓堀川を探すのにしばらく かかった。
●意外⑤ :(グリコネオン) まずは「グリコの看板」と思って地図を見ながら、例の橋に行った。橋の上にはあまり人がいないし、誰も写真も撮っていない。グリコの看板もない。看板撤去したのかなと思ったら、ずっと先の隣の橋だった。
道頓堀の商店街はすごい!有名な店だらけ、看板が3Dででかい!
まず、「グリコの看板」、次にくだおれビルの「くいだおれ太郎人形」。
●「すしざんまい」 :テレビでよく見る看板があったのでさっそく入った。マグロは最高にうまかった・・・いつものようにビールを注文しようとして、帰りは車を運転することに気づき、ノンアルコールに・・・残念
●たこ焼き :たこ焼き屋はいっぱいあった。どこも行列。「本家大たこ」というところがうまいと聞いていたので、そこで20分も並んで買った。タコは大きくフワフワ。
●「なんばグランド花月」 :一度行きたかった所。中の店に「肉うどんのうどん抜き」というメニューがあったので注文。花月の団員が時間がないときに注文するそうで、「肉吸い」という。味が薄かった。
帰りの飛行機は16時45分。3時間ほど道頓堀を走りまわって、おみやげ買って空港へ戻った。
●おみやげ :空港のお店を見たら、お土産として買ったものが、すべて売ってあった!知っていたら買わなかったのに。
大阪滞在6時間の強行スケジュールでした。歩いたり走ったり、気もつかったし、マラニックより疲れました。
昨年の全国のマラソン大会の記録が発表されました(ランナーズの対象大会のみ)。いろいろ調べるとおもしろいことがわかります。いくつか紹介。
右のグラフは40歳から62歳までの100位のタイムです。縦が年齢、横がフルのタイム。
●昨年より完走者が最も増えた大会は : ナント!熊本城マラソン。2400名も増えたそうで・・・いいことかどうか?
●昨年より完走者の割合(人数ではない)が最も増えた大会は : 横浜国際女子、理由は前回は82名しか完走していません(138名参加)。今回は182名完走(305名参加)、とうことで、増加率200%以上。
2位が防府。防府は参加者を増やし過ぎたからです。スタートが大変ですから減らしてください。
●女性の割合が最も多い大会は : ヨロン、ナント!3分の1が女性?なんで?普通女性の割合は15%ほどです。
●参加資格きびしさベスト4 : 福岡国際(2:40)、大阪国際女子・横浜国際女子(3:15)、別大(3:30)。
別大は4番目、現在これに参加できて光栄です。しかし、いつまで3時間半が切れるか・・・走り続けるしかない!
●制限時間4時間以下のきびしい大会は : 上の4大会の他に、琵琶湖(2:30)、延岡(3:30)、大田原(4:00)、防府(4:00)。
今度の延岡と防府マラソンに参加予定です。あえて関門のきびしい大会に挑戦し続けます。今のところ、まだ関門にひっかかったことはありません。
●最も関門がゆるい大会 : いぶすき(8時間)。そのため、完走者の平均タイムがもっとも遅い大会が、いぶすきです。その次に遅いのが、おきなわ、NAHA、ヨロンと沖縄勢が続きます。
●参加者が多い県(人口比率) : みなさんも感じていると思いますが、沖縄です。沖縄県の大会はどれも、沖縄県人の占める割合が多い。おきなわマラソンは90%でした。すごいマラソン人口です。なぜ??
熊本は4位です。さすが健康マラソン発祥の地です。
●最も完走者が多い年齢 : 40歳、7769人。
●完走者が100名いない年齢は何歳以上 : 男性は77歳(81名)、女性は68歳(71名)。要するにこの年齢以上になると、完走すればランクインします。
ということは、あと15年頑張れば、永久ランキング!
●完走者が多い大会 : 当然、参加者が多い大会でしょう。東京(34000人)、大阪(27000人)、NAHA(19000人)、神戸(17000人)、いぶすき(16000人)。
●昨年と比べて最も参加者が増えた年齢層は : 50歳台(10%増し)、2位が40歳台で7.2%、3位が60歳台で7.1%。40歳台とほとんど変わりません。60歳台に早い人が多い理由がわかります・・・私の周りには速い60歳台の人がいっぱいいます、困ったもんだ。
●サブ3の最高年齢 : 69歳(奈良)2時間59分、2位と18分差、ダントツ。本誌にその方が載っていましたが、すばらしい脚をされていました。練習量が半端ではありません。脱帽!
●大会完走者の最高年齢 : 88歳、熊本の阿南さん、確か89歳でまた完走されていました。それも5時間41分というすごい記録。この記録は75歳でも100位に入ります。
高齢で42km走られる方はまだおられますが、大会で制限時間以内にゴールできる方はそういません。阿南さんは大会前に合宿をして練習されているそうです、すごい!
●100位の記録がサブ3の年齢は何歳まで : 50歳まで100位はサブ3です。50歳の方はサブ3しないとランクインしません。55歳でも100位は3時間15分です。
●100位の記録が3時間30分以上になるのは何歳から : 62歳からです。100位は3時間33分。61歳の100位は3時間28分です。1歳違うだけで5分も違います。この辺の年齢は3時間30分が鬼門です。
●ここ10年で最も完走者が増えた大会 : 別大、123人→2805人。20倍にも増えています。別大は増やし過ぎです。参加者2000名が妥当。
●ここ10年でサブ3の人は何人増えたか : 3326人→6720人、ほぼ倍。1県160人いることになるが、自分の周りには5名ぐらいしかいない。
ランナーズの「全日本マラソンランキング」の発表がありました。3年連続ランクイン。
「61歳の部、84位(2213人中)、2013年4月さが桜マラソン、3:25:56」
昨年は61歳で80位でした。今年は62歳の予定でしたが、ナントまた61歳で84位。
ランクの期間が4月1日~3月31日で、私の誕生日が10月ですので、4月の大会は61歳、10月以降は62歳となります。
ここで問題が・・・今回は2つの年齢で対象記録ができました。
・61歳:4月の「さが桜マラソン」、3時間25分(これはネットタイムのはずだが??)
・62歳:2月の「別大マラソン」、3時間29分
61歳では3:25は84位ですが、62歳では3:29は77位になります。タイムが悪い方が順位がいい。62歳となるとかなりレベルが下がる。
ランキングの規定では、「最もいい記録を対象にする」となっていますから、今回は3時間25分が採用されました。
しかし、もし61歳での順位が101位で、62歳の順位が90位だったら、101位の方が記録がいいのでそちらを採用され、101位ということで、ランキングに載りません。
こういう場合は記録が悪くても、ランキングする方を採用してもらいたいですが、おそらくそういう人は何人かいるのでは。とくに、60歳~65歳ではこういうことが起こりやすいです。
まあ、記録がよければこういう心配はないのでしょうが・・・ランキングに載ることはいい励みになります。いつまでランキングできるか、これからもがんばりましょう。77歳までは頑張りましょう、なぜ77歳かは次のブログでわかります。
「根子岳一周ランニング」
http://www2.ocn.ne.jp/~astu/xa14nekodake.html
昨年の7月以来、10カ月ぶりに日ノ尾峠に行った。ナント!かなり修復工事が進んでいた。
昨年見た時は「ヤカタガウト分岐部500m手前」から川は土石で埋まり、その横の登山道も土石で覆われて、車で行くのは不可能、人も岩の上を注意深く進むという状態でした。
私はこれを見て、もうここの修復はまず不可能、他に道を作るしかないだろうと言いました。
今回通ったら、ナントその通り、今までの道の数10m右にきれいな車も通れるような道が作られていました(写真B)。
左写真は現在です。赤丸のところがヤカタガウト分岐点。赤矢印がヤカタガウトへの道、青矢印は日ノ尾峠へ行く道。
その右側にこのようなきれいな道ができています。この道は青矢印と合流していました。
昔の道はほとんど手づかずの状態で、荒れたままでした・・・どうしようもありません。
問題はこれだけではありません。道の数ヶ所で土石流で道はふさがれ、その上を藪こぎしながら進んでいましたが(写真C)、今はそれらはすべて撤去されていました。
一番大きな障害物は峠近くのカーブ(写真A)。大量の流木で道が完全にふさがれ、谷に下りて反対側に進まなければならなかった。
ここにショベルカーは持ってこれないだろうから、ずっとこのままだろうと思っていたのですが、道ができたからでしょう。きれいに撤去されていましたし、補強もされていました。
日ノ尾峠(写真D)も土石で埋もれていたが、ほぼきれいになっていた。
ただし、泥がいっぱい堆積している所があるので、車は要注意。雨の降っているときは止めた方がいい。人は楽に峠越えはできます。
「OMM JAPAN RACE」というものが、今年11月に開催されるとのこと。
OMMとは「original mountain marathon 」。トレランと一緒なのか?説明会が今日、大牟田で開催されるということで、多くのトレランファンが参加するようだ。しかし、レースの内容については何も書いてない。
あちこち調べてみた・・・このレース、イギリスが発祥らしい。結構変わっている。コース地図がない、というより自分で探して走る。2日がかりのハードなオリエンテーリングと考えればいいようだ。ルールは
・二人一組で走る(日本ではどうだろう?個人レースかも)
・地図はスタート前に渡される。地図はゴールなどポイントしか書いてなく、道は記載がない。自分でコースを調べながら行く。GPSが許可されたら簡単でしょうから、おそらくGPS禁止でしょう。
伊豆で開催されるそうだが、地元の人なら地理に詳しいから楽勝。たとえば、阿蘇で開催されたら、我々は地図なしでも行ける。地元でない下調べができない選手にとっては、かなりのハンディ。
・1日目のゴールで必ず、野営しなければならない。日本ではどうか?
・食料はすべて持って走る。おそらく、日本ではエイドがあるのでは。
・参加者は数千人らしい。1回目は1000人以下にしといたほうが無難と思うが。
・距離は100km以下でいろいろ部門があるらしい。2日で45kmというのもある。エリートコースは80kmで12時間?
●「OMM JAPAN RACE 」
●11月29日(土)30日(日)開催、伊豆。
●受付は6月から
土曜日休んで伊豆までは行けないので、わたしは参加はできないが、こういうのはおもしろい。オリエンテーリング+ウルトラトレラン。だんだん変わったのが開催されます。
私は以前から、マラニックはゴールだけ教えて、あとは自分で道探して走るレースでいいと思っている。エイド・サポートは一切なし。各自でコースを調べ近道を探す。
たとえば・・・「スタートは鹿児島中央駅22時スタート。ゴールは博多駅。60時間以内。5か所のチェックポイントを通ること。チェックポイントは24時間営業の店。指定した店で買い物をして、そのレシートが証拠品となる。走るコースは自由」なんてどうだろう。来年の9月の連休はどうだろう・・・
昨年は273kmにOBS、K村(嘉)、100kmにⅠ本、T根、K村(G)、M尾、K山、U野(敦)、MTB、M木、Y口、N熊、の12名も参加。10勝2敗でした。
●今回の参加者: 上野、池上、正木、木村、山口、池元、MTB、松尾、吉村、隈元 10名
●同乗者:上野、池上、正木、木村、山口、池元、MTB 7名( 満席)
総走行距離103km、累積高度1756mですが、前半はほとんど平坦ですので、後半40kmで累積高度1700mになり結構ハードです。走行時間はカルデラより2時間も余計にかかります。
ただし、関門時間は17時間~19時間ですから、ゆっくりあわてずに、島原の観光旅行のつもりで行きましょう。しかし、17時までには帰ってきてください。
昨日は「萩往還マラニック」の慰労会を行った。
250kmに参加された人11名、以前参加された人2名、合計13名が参加。萩往還のいろいろな話と完全予約制のすばらしい魚料理に、堪能した。
●今年の萩往還のMVPは誰だろう?・・・・・やはり、3回目にしてやっとゴールできた、K村、K山のご両人だろう。今回もだめだったら、萩往還から手を引くつもりだったらしい。
60歳のK山さんは体重を落とし、密かに「ひとマラ」をしていたらしい。K村さんも「ひとマラ」を何回もしていたそうだ。そうでないとそんな簡単には完踏できない・・・・彼らの喜びを考えると涙が出てくる。実は私も3回目で初ゴールした。かれらの喜びがよくわかる。
●今回、T代さんがゲストとして参加。クラブと萩の歴史を話してくれた。それによると・・・
第9回大会にクラブのI沼さんが250kmに参加したのが始まり(250kmの部は第4回から始まった、第9回の時の参加者は207名、今年は第26回)。第10回からT代さんも参加。それから毎年参加。一人で参加したときもあったそうだ。
そして第13回大会に田畑さんと参加した時に、初完踏。つまり、4回目で初ゴール。よくあきらめなかったものだ。T代さんはこれまで14回参加の最多記録を持っているが、ここ3年参加されてない。もうやめられたのだろうと思っていたら・・・・・
爆弾発言!!「来年250kmにもう一度挑戦して復帰する!!」
これには、みんな驚き!、桃の木!、完踏記!(初完踏の方、完踏記よろしく)
今回完踏できなかったH本さん、K島さんも来年のリベンジ発言が飛び出し、慰安会が決起集会になってしまった。
他にチェック忘れ事件、暴走族事件、コースアウト事件・・・いろいろな話で盛り上がりました。
●来年の萩の受付は8月からです。8月上旬に申込書が送られてきます。昨年は9月27日に定員になりました。2ヶ月弱です。大会の8ヶ月も前に申し込み終了なんて聞いたことがない。
次回の大会はひょっとして1ヶ月で定員になる可能性があります。早めに申込みましょう。