橘湾岸100kmのスタート時間について考えてみた。
選手ができるだけばらつかないようにして、エイドの待機時間を少なくする方法はないか、スタート時間をかえたらどうか?勝手に考えてみました。
●100kmのスタートはだいたい、22時、23時、0時、1時、2時。各スタートの選手がどのくらいの時間でゴールしているのかを調べると、右表の如く。
22時スタートの選手は17時台にゴールしている選手が多い。22時にスタートして17時にゴールするとすると、20時間かかることになる。
23時の選手は16時台が多い。17時にゴールするとして、18時間かかることになる。
0時の選手も16時台が多い。17時にゴールするとして、17時間。
1時の選手は15時台が多い。16時にゴールするとして、15時間。
2時の選手は12時台にゴールしている、超速い。13時にゴールするとして、11時間。
●全選手が午前0時に一斉にスタートすると、右グラフのようになります。
A=本来2時スタートの選手、B=1時スタート、C=0時スタート
D=23時スタート、E=22時スタート
ゴールタイムが最速、最遅で9時間も違っていきます。
80kmあたりのエイドは全選手が通る時間が8時間近くもあり、大変です。
やはり、全選手が一緒にスタートするのは、エイド・ゴールが大変。
●次に、現在のスタートの方法でグラフを書くと、右グラフのようになります。
スタート時は10時スタートから2時スタートまで選手間の時間差は4時間ありますが、
10km先では3時間半、20kmでは3時間と次第に選手間の開きが減ってきます。赤線の長さが時間。
50kmでは1時間半程度まで接近します。つまりエイドの待機時間も少なくて済みます(荷物の整理整頓があるとは思いますが・・・)。
50kmからはまた差が広がり、
80kmではまた3時間程度に、ゴールではスタートと同じように4時間程度にとなります。
今回の大会では21時の方も入れて、6時間24分の差がありました。
●どうしたら、選手間の時間差を軽減できるか?
スタート時間をずらして、50kmに全員同じ時間にくるようにしたらいいのでは、と考え、グラフを作ってみると・・右グラフ。
スタート時間は
午前2時スタート→午前3時へ変更
午前1時→午前0時50分
午前0時はそのまま
午後23時→午後23時30分
午後22時→午後22時30分、という結果になりました。
ところが、これですと、スタートのバラつきは4時間半ですが、
20kmでは2時間半、50kmでは0時間(計算上)ととてもいいのですが、
80kmでは3時間半、ゴールは5時間ほどになり、現状より悪化。
ということは、今の方法、スタート時間のズラし具合が一番いいという結果になりました。