シェルパから最終確認のお知らせがきました。いくつか気になったことがあるので・・・・
*「冠岳ピストン山頂」?:おそらく冠ヶ岳はコースから外れているので、そこまで行って戻ることはしません、ということでしょう。
*地蔵峠の関門が12時?:スタートから地蔵峠まで歩いた人の記録では3時間かかっています。8時半です。12時といったら6時間半です。歩いた人のさらに2倍もかかる人がいるのでしょうか?
我々は昨年、俵山-地蔵峠を105分で行きました。スタート-俵山の時間を30分としてもスタート-地蔵峠までは135分。2時間少々。午前8時前には地蔵峠に着くと思われます。
大矢野岳からゴールまで歩いて7時間。走れば7割で行けると計算して5時間。計算上は午後2時にゴールできます。どうでしょう?
*1人で歩く事がないように: 我々10名が最後まで一緒に走るとは思えません。下りをガンガン走るY松さんのような「超かんなし」グループと下りを恐る恐る下り、途中途中で写真を撮ってゆっくり走る「普通のかんなし」グループとその中間の「ややかんなし」グループの3つに分かれるでしょう。
*昨年、道迷いが出ました: 尾根の道は1本道のように思いますが、途中でT字路になっているところがあり、そこを右に行くか、左に行くかで大きく運命が変わります。今回は矢印を付けているということでしたが、わからないときは後続を待つことです。
どうみても、当日は雨です。レインコートをどのタイプにするか、これから考えましょう。
日曜日に「新さくらさくらさくらマラニック」のコース下見に行ってきた。
東陽村から大通峠、五木、あさぎり町までの山道は峡谷で景色は最高なのだが、その日は雨で、あちこちで落石があり、一ヶ所土石の撤去作業をしていた。
いつ上から土砂が落ちてこないか、ハラハラしながらいった。
甲佐から五家荘を通る445号線もコース候補にあがっているが、その日は土砂くずれで通行止め。下見はできなかった。
40kmから60km間の水問題が心配だが、この辺は朝6時~9時ごろで暑くはない。なんとかクリアできるのではなかろうか。
ゴールの湯山温泉まで行ってみたが、民宿「さくら」は普通の個人の家、やき鳥「さくら」は小さな公民館風。風情があっておもしろそうです。
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●日時:6月29日(日) 午前4時「シェルパ」店前バスで出発、七曲峠に午前5時集合。
●スタート:七曲峠会場を午前5時半スタート ●ゴール:黒岩峠(午後3時ごろにはゴールできそう)
●参加者:M原、S井、Y松、H本、I上、I本、S田、T川、K崎、U野の10名の予定。
●参加申し込みは各自、シェルパにて参加費3000円を払う。シェルパ午前4時発のバスに乗っていく人はシェルパへ申し出る。キャンセルはキャンセル料発生するので注意。
後日、店の人に聞くと、参加者は50人を越えたそうです。「あくまでウォーキング、レースではありませんから」と言われていましたが、半数の人は走りまくるでしょう。
▲服装について:
普通はロングタイツ・長袖。暑ければ短パン・半袖で行く予定。
▲水について:
3ヶ所荷物預け地点(エイド)があります。そこに500mlのボトル2本置くつもりです。スタート時に2本持っていくとして2X4=8本用意する予定。余って困る事はない!
▲着替え:
ゴールまで運んでくれるそうです。持ってきたバックに入れてそのまま預ければOK。
▲入浴:ゴールしたら着替えもらってすぐ下山。下田温泉か月廻り温泉(そこまで走る。その後、高森駅まで歩く)を予定してます。
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南阿蘇外輪山遊歩道を10時間半で歩いた人の記録
(縦:標高・横:時間)
縦走大会に参加するか、我々だけで実行するか・・・・・それぞれに良い面と悪い面がある。
参加した場合の良い面:
給水の心配が要らない。着替えも持って行かなくていい。道もついて行けば良いので迷う心配がない。行き帰りも輸送してくれる。大勢で楽しい。早い人もいるので競争できる。ベテランがいる。
参加した場合の悪い面:
前日止められない。3000円参加費。雨でも決行する。
別行動の良い面:
前日に中止できる。行動に自由がある。途中でも止められる。
別行動の悪い面:
スタートに集合するのが大変。電車は時間が決められている。着替え、水持って走る。道がよくわからない。
こう考えると、圧倒的に参加した方がいいですね。明日(土曜日)「さくら」で・・・・いや「鶴重」で6時から話し合いましょう。関係者でこれる方は来てください。S井、M原、Y松、U野、K崎・・・・・関係者以外でも興味のある方はどうぞ。南阿蘇外輪山縦走の地図資料をお渡しします。
朝5時に熊本駅前を出発して、1時間40分で山都町・清流館(写真)に到着。清流館は小学校を改造して作った宿。学校の面影が階段とかに残っています。
天気予報は2日前まで曇りでしたが、昨日から雨マーク。今日は朝から雨で時々強く降ります。到着すると玄関に大勢の人、みな空をうらめしそうにながめていました。
玄関に行くと、開口一番「中止!」の一声。残念と思うのと、良かったと思う気持ちと半々でした。「かんなし」組が「雨でも行くぞ」と言うのではないかと思っていました。
中止となったため2階で大会の説明。参加者は登山家の人たちも入れて50名ほど、あまりの多さにびっくりしました。九州脊梁は落雷が多く、今日も雷注意報がでているということで中止になったようです。永谷会長は非常に残念がられていました。
大会での注意を聞きましたが、万が一のためにライトを、夜は照らされた方が道に見えるので注意、道に迷ったら朝まで待て、などトレイルランというより、登山の注意のようでした。
ランナーズで有名な福田六花(りっか)さんも来ていました。初めてお会いしましたが、あいかわらずすごい髪の毛でした。あいさつだけしました。
九州脊梁山脈トレイルランは金峰三山とは難易度がかなり違うみたいで、気をひきしめてかからないと危ないようです。35km、8時間の制限時間ですが、トップの選手はいったいどのくらいで帰ってくるのでしょうか。次回また試走会を予定するそうですので興味津々。
昨年、11時間9分のベストタイムを出して、これが100kmの生涯ベストタイムになるだろうと思っていた。
記録を更新するには、今まで以上にきつい走りをしなければいけない。今の自分にはそんなことはできそうにないし、あまりきついことはしたくない。
今年は萩以降、気持ちがのらず練習量がへっており、カルデラは昨年の記録を維持するどころか、12時間切る自信さえなかった。
そこで今回は前半できるかぎり飛ばして貯金を作り、後半はそれを食いつぶしてなんとか11時間半ぐらいでゴールしようと考えた。
スタートから飛ばし、50kmは昨年より10分も早く通過した。
そこでハタと考えた。10分早く着いたということは、昨年の記録11時間9分-10分=10時間59分。要するに、後半を昨年と同じ速さで行けば11時間が切れるのではないか!
この瞬間Bダッシュのスイッチが入ってしまった。
後半はゆっくり行こうと考えていたのだが・・・・波野のエイドをそそくさに出発し、苦手な上りもできるだけ走るようにした。60kmを5時間59分で通過。60kmまでキロ6分の走り。さらに90kmも9時間39分で通過。昨年より20分も早い。こんなに早く走れる自分にビックリ。
残り10kmを1時間20分で行けば11時間が切れる。しかし、昨年はここからの10kmに1時間19分かかっている。
ただし、昨年はこの時点で11時間切りは無理とあきらめて歩いたからだ。今日は違う。まだサブ11の可能性は50%以上ある。痛みをがまんして必死に走り続けた。
1km手前で11時間切れることを確信・・・・・うれしかった・・・・・体調は良くなかったのに何がよかったのだろうかと考えたが結論はでなかった。
ゴール!!!タイムは昨年より20分も早い10時間48分。
私にとっては夢のような記録。もう大満足。
今年は大会での記録更新がまだなく、体力のピークは過ぎたのかなと自信をなくしていたが、これでまだまだ私の筋肉は進化中であることが立証された。やっぱり、まだまだ、記録に少しはこだわって走りましょう。
でも100kmはもうこれで充分です。
昨年のカルデラの記録集を参考に、ゴール時間ごとに人数をまとめてみた。
8時間以内は3人、8時間~8時間半は7人、8:30~9:00=14人、以後30分ごとに、9、32、30、40、52,77、74、58、最後の13時間~13時間半は89人。
時間と共に人数が増えるかと思ったが、12時間台は逆に減っていた。特に12時間半~13時間は58人。
おそらく、この時間だと、ギリギリゴールできればいいと記録をあきらめるからではなかろうか。13時間以降は89人ともっとも多いし。
中間順位242位のタイムは11時間51分。かなり早い。やはり、カルデラは12時間以内で走る選手とぎりぎりの選手の2層からなっているように思う。
大会まであと2日。いよいよである。他の100kmマラソンは意外と気楽だが、この大会は顔見知りが多く、ゆっくりというわけにもいかない。昨年は早い人達と途中までついていけたが、今年はどうなることやら。
昨年のように、Bダッシュのスイッチ、どこかで入らないかな・・・・・・