●「宗頭を出発できれば、90%完踏できる」
昨年の記録をみると、宗頭を出発できた選手は326名(スタート時は505名なので、この時点で選手は64%にまで減っている)。この中でゴールできたのは292名。なんと89.5%の選手がゴールしている。
つまり、宗頭をスタートできれば、90%の確率でゴールできます!とにかく、宗頭(176km)まではなんとかして行きましょう。きつかったら1時間でも寝れば回復します。
●「千畳敷が要注意」
昨年の記録をみると、川尻岬(107km)~千畳敷(125km)でのリタイア者が最も多い。57名。千畳敷の6km先に「日置の中学生エイド」があります。そこで仮眠できますので、そこまで何とか行って、少し休みましょう。
宗頭に深夜0時までに着けば、なんとかなります。すぐにあきらめない。宗頭から歩いてゴールされた方は多い。すぐにあきらめない。
●「天気が完踏率を左右する」
過去12年の記録を調べると、最も完踏率が低いのは第22回大会の44%、この年は猛暑でした。次が11回大会の47%、この年は大雨。それ以外は曇り晴れの天気で完踏率は60%前後。
大雨、異常な寒さ、暑さの時は要注意。
●「スタートの位置は関係するのか?」
数年前の調査ではスタート時間が早いほど完踏率が悪いという結果でしたが、昨年の記録を調べると、右表のごとく・・・・どうでしょう?
確かに、1番目2番目のスタートは完踏率は悪いです。ただし、6番目7番目も悪いのでなんともいえません。完踏率がいいのは最終スタートの74%。最終ランナーはベテランんが多いからでしょう。次いで4番目スタートの68%。
何番目に並ぶかは本人次第ですが、中間あたりがよさそう・・・