阿蘇山の登山地図を探しに本屋にいった時、阿蘇の歴史の本が横にあった。手にとって開いてみると「古坊中」について書いてあった。
阿蘇山は奈良時代から山岳仏教の霊地として栄えていたそうである。現在の古坊中の標識があるところに100近くの住居が立ち並び、400人の僧侶が集団で生活をしていたと書いてあった。
読んでびっくりした。今は草原で何もないところである。あんな所に、しかも山の上に400人もの人が住んでいたのだろうか。しかも、そのなごりとして、敷地の境界としてひかれた「土塁」の跡が今も残っているそうである。今度行った時に探してみよう。
その他にもいろいろ阿蘇の歴史が書いてあり、興味深く立ち読みし続けた。そして本の最後に阿蘇検定試験のことが書いてあった。
最近阿蘇に登ることが多いが、ただ走って脚を鍛えるのもいいが、だんだん飽きてくるだろう。それより、せっかく阿蘇を走りまわるのなら、歴史の跡を目で確かめながら走ったほうが飽きないし、長続きするだろう。
阿蘇の歴史はとても奥深いことがわかった。もう少し勉強して、できたら阿蘇検定試験に挑戦してみようかと思う。もう少し時間がとれるようになったら受けてみよう。