土曜日午後に「熊本城マラソン」のコースを試走した。
午前中は快晴だったが、午後は曇り、スタートの14時ごろには小雨になった。雨は結局最後まで止まず、途中で土砂降りとなった。
汗もかなり出て、汗なのか、雨なのかわらないように全身びっしょり。靴もビチョビチョ・・・しかし炎天下よりマシか
メンバーはU働、M原、T本、K本、CACのM本さんと私の6名。
ところで、「熊本城マラソン」のコース評価だが・・・私に言わせると60点!可。
理由は以下の如く。橋や陸橋、上り坂が多いので、主な上り坂に番号を付けた(地図参照)。全部で8ヶ所。そこを11回通ることになる。
●0km~10km
①大甲橋(400m)、手前が緩やかな上り。
②平成駅上の橋(3.8k)、結構急な上り。
③蓮台寺橋(6k)、国道3号線をまたぐ長い陸橋。
④JRの下をくぐる(6.7k)、下って上る。
10kmまでにこの4つがあるが、10kmではまだ脚は元気なので問題ないが、②③④は帰りにも通る。帰りは32km~36km地点になり、これはきつい。
●10km~26kmまでは平坦。白川の土手、田舎道、クネクネ曲がった道を走る。
●26k、31kに大きな坂が。
⑤川尻駅横の陸橋(26k)、JRをまたぐ陸橋、結構急な上り、26kmでこの坂はきつい。
⑥アクアドーム先の橋(31k)、長い上りが続く。30k過ぎでこの橋はきつい。
●最後がお城の周囲の坂である。ゴールがお城の中だから、どうしてもゴール手前に上り坂が入るのは仕方がないのだが、坂がきつすぎる。
⑦藤崎球場横の上り坂(41k)、200mもある。40km過ぎてこの坂はないだろうと言いたい。歩く人多いでしょうね。
⑧お城に入る坂(42k)、最後の坂。上って左折すると100mでゴール。ゴール100m手前にこんな急な上りがあるコースなど、見たことない!
ゴールは森林博物館前。なぜこんな狭いところにゴールを?ゴール地点は変えた方がいいのでは?
数日前の新聞に「コースに対して批判が出ている」と書いてあった。やっぱりかと思ったが、批判の理由が違っていた。景観が悪い、熊本城が常に見えるコースがいいとか・・・
選手にとっていいコースとは、景色がいいことではありません。選手は一生懸命走っています。景色をゆっくり見る余裕などありません。ピクニックではありません。
好みもあるでしょうが、私が好きなコースは・・・
①平坦なコース。アップダウンはあってもいいのですが、30km過ぎに上り坂はなくしてもらいたい。ましてや、41k、42kに上り坂はあんまりです。
②見通しのいいコース。直線のコースとか海岸沿いで先まで見えるコースがいいです。今回のコースは曲がり角が多く、コースの先が見れる所が少ないように思います。できたら、新港の道を利用して、長い見通しのいいコースにしたらどうでしょうか。
③折返しをつくる。折返しがあると他の選手と会えますので、楽しくなります。新港の道で折返しをつくってはどうでしょうか。
走り終えて、きついコースだなという感想です。少なくとも記録が出やすいコースではないと思いました。他県の選手の方々からどのような評価がでるか、ちょっと心配です。
コースを決めた人達は、このコース自分の脚で走ったのでしょうか?・・・・車で通ってもコースのことはわかりません。
それともうひとつ気になることが・・・参加料です。1万円は高すぎます。最近フルは一万円という風潮があります。何故でしょうか?東京マラソンがそうだから?
お金をかけないで質素にはできないものでしょうか。過剰なサービスをしないでも、いいコースであれば選手たちは毎年押し寄せます。天草マラソンの参加料は4000円です。
主役はランナーです。ランナーの意見を参考にするといい名案がでるのではないでしょうか・・・・・・・・・大会の成功を祈ります
http://www2.ocn.ne.jp/~astu/xa11kumamoto1.html