「橘湾岸スーパーマラニック320km」まで、2か月を切りました。前代未聞のワンステージ320kmマラニック。萩往還の250kmとはレベルが違います。何が違う。
まずは、当たり前ですが・・・
①距離:250kmより70kmも長い!
大体、ワンステージでやるウルトラは270kmあたりが限度です。270km以上のマラニックはステージ走でやることが多く、1日の走行距離を指定してあります。ろころが、橘湾岸は指定がなく、寝らずに走ろうが、ちょいちょい寝て走ろうが自由です。当然、寝らずに320km走ることは不可能と思いますが、ひょっとしたら一人ぐらいいるかも。
②時間:萩往還250kmは48時間でした。今度の320kmは午前7時スタートなので制限時間は58時間!
萩往還の時間から計算すると、320kmなら62時間になりますが、なんと58時間です。相当速い。
これまで九州縦断300kmを数回しましたが、途中で仮眠したりホテル休憩して、64時間が最高タイムです。58時間で行くのは大変です。ゆっくり休憩している暇はありません。
③睡眠:萩往還250kmでも、寝らずに行けないことはないですが、最後は睡魔に襲われ、フラフラ状態です。
250kmを越すようなときは、仮眠を絶対取るべきです。九州縦断の時は数時間の仮眠を2回とるようにしましたが、それでも眠くてたまりませんでした。1回だけ、ホテルに9時間泊まりましたが、この時は翌日はすっきりしました。
理想は320kmでは9時間ぐらい途中で寝るのがいいのですが、58時間という制限時間では4時間も寝れればいいほうでしょう。
しかし、320kmを4時間の仮眠だけで走れるのか!やってみないとわからない。
今回制限時間が変更されたというので、調べてみました。320kmと273kmと217kmの関門時間を並べてみました。
320kmと273kmはほとんど一緒ですが、茂木の制限時間だけ違います。
なんと、320kmの方が1時間も早いのです!?なぜ?逆ならまだ納得するが・・・
320kmの関門時間をみると、川原→茂木の差は2時間しかありません。昨年私はこの区間は3時間20分かかりました。2時間では絶対無理です。
この関門時間ですと、川原を7時半ギリギリで通過したとすると、茂木着は10時半ごろとなり、完全に失格。
273kmは3時間あるのに、なぜ2時間なんでしょう?
さらに、茂木→日見間は3時間半もあります。昨年ここは2時間で通過しました。3時間半も要りません。
ひょっとして、茂木での休憩時間を計算してあるのか?
しかし、茂木の関門を10時半か11時にしたほうが、バランスがよくなり、一定速度で走れるので、ランナーは助かるのでは、ちょっと気になりました。
*追伸:320kmの茂木の関門時間、10時半に変更されました・・・ホッ