７年連続ランクイン

「熊本城マラソン」。今季３回目のフルマラソン。

初回の「防府マラソン」は３時間５９分５９秒。２回目の「天草マラソン」は３時間４６分。そして今回の「熊本城マラソン」。

次第にスピードに足が慣れてきて、スピードが徐々に出るようになり、３時間４２分。

月刊「ランナーズ」が企画している「全日本マラソンランキング」で、６６歳で７０位ぐらいの記録なので、ランクインは確定でしょう。

これで６０歳から７年連続１００位以内を続けることができました。他の６６歳の方のレベルが下がってきているので、なんとかランクインできている。はたして、いつまでランクインできるか。

ところで、１００位の記録は６年前と比べてみると、かなり速くなっています。マラソン人口も１．５倍ぐらいになっているようですから、これから６０歳台、７０歳台の記録もドンドンアップすることでしょう。

・５３歳で２時間５９分２０秒を出しても、１００位に入らない。

・６１歳で３時間２９分を出しても、１００位に入らない。

・７０歳で３時間２９分を出しても、１０位に入らない。

・７０歳で４時間７分を出しても、１００位に入らない。

みなさん、速い・・・・

橘湾岸３２０ｋｍ~スタート時間

来年、橘湾岸スーパーマラニックで前代未聞の「３１７ｋｍマラニック」が開催される。

距離は３２０ｋｍとも言われているが、３００ｋｍもあれば３ｋｍはあまり関係ない。

何が前代未聞かというと、これまで５００ｋｍぐらいのマラニック大会はいくつか開催されているが、ほとんどがステージ走である。１日８０ｋｍぐらい走って、宿に泊まって５日間～７日間、という具合。

ところが、橘湾岸はワンステージ。仮眠するのは本人の自由。仮眠・休息を強制しない。ただし、途中リスタートの時間は決めてあり、それまで待機というルールはあるが。

ところで、３００ｋｍと言えば、九州縦断（鹿児島中央駅→博多駅）の距離である。仮眠なしでは絶対無理、我慢すると転倒してけがをする。

昨年の２７３ｋｍ大会の時は、小浜で１時間半仮眠して完踏できた。プラス４４ｋｍはただ単に６時間ぐらい時間が余計にかかるだけではない。仮眠の時間がさらに必要になってくる。仮眠の時間は長い方がいいに決まっているが、大会では関門があるので、そんなには時間がとれない。

昨年の暮れに九州縦断をしたが、途中のホテルで９時間滞在した。これだと後半の睡魔はあまりなく、とてもいい。以前は仮眠を２回とるようにして、１回の仮眠を２～３時間にしていた。これでは、眠気はとれない。仮眠は数か所でちょこちょことるよりも、１ヶ所で長くとった方がいいと思うのだが・・・

橘湾岸３１７ｋｍをどのくらいの時間で走行できるか、スタート時間を何時にするといいのか調べてみた。（昨年の２７３ｋｍレースの時の記録を参考）

●スタート～稲佐山（７ｋｍ）：　ここまでは一緒、１時間かかる。

●稲佐山～時津～あぐりの丘（４１ｋｍ）：　新コース。標高２００ｍの丘越えもあり、５時間ぐらいかかりそう。

●あぐりの丘～女神大橋（２０ｋｍ）：　２７３ｋｍのときの記録で２時間半。

●女神大橋～伊王島灯台～権現山（４６ｋｍ）：　新コース。２７３ｋｍの時は４時間かかっている。それに伊王島往復の２０ｋｍが加算。７時間かかるとみたほうがいい。

●権現山～椛島灯台～茂木（４８ｋｍ）：　２７３ｋｍの時は７時間半かかっている。

茂木で１５９ｋｍ、仮眠の設備があるのは茂木と小浜の２ヶ所。小浜は２１７ｋｍ。２１７ｋｍまで仮眠なしではもたない。ということで、茂木で２時間仮眠をする。経過時間は７＋２＝９時間。

●茂木～小浜（５８ｋｍ）：　２７３ｋｍの時は９時間かかっている。ここは９時間半と計算。

●小浜から先は昨年と同じでしょう。２０時までリスタート禁止。小浜は２１７ｋｍ地点。これから先は仮眠施設はないので、ここでまた２時間は仮眠したい。ということで小浜には１８時までには着きたい。

●ゴール（３１７ｋｍ）：　１６時にゴールするように設定。

以上を条件にまとめてみると、上の表のようになりました。スタート時間は一番遅くて午前７時。これ以上遅くなると完踏の可能性は少ない。できたら、４時・５時ぐらいがいい。走行時間は７時スタートで５８時間。

九州縦断の時は仮眠の分を９時間とりました。それで３０１ｋｍ、６３時間。今回は仮眠４時間で３１７ｋｍ５８時間。かなり速い。大会と個人走ではスピードが違いますが、こんなに早くいけるか？仮眠２時間＋２時間で足りるか？

まだ、スタート時間は決められていませんが、おそらく午前７時を中心にスタート時間は設定されるでしょう。アーリーは午前１時ぐらいか？速い人は午前１０時？とか・・・

自分が完踏できるかどうかも興味があるが、完踏率がどのくらいになるのかも興味がある。２１７ｋｍに１１４名のエントリーがあったようだから、おそらく３１７ｋｍも１００名のエントリーはあるでしょう。完踏率はかなり落ちると思いますが・・・２７３ｋｍが５０％ぐらいですから、２５％ぐらいではなかろうか。

★ところで、参加資格は２７３ｋｍ・２１７ｋｍ完踏者になるのでしょうか。ＨＰに金龍ランナーの名前が書かれてありますが、２０１３年までしか書かれていません。何名いるのか調べてみました。

ナント、１４３名おられました。４回完踏者はゆきひろさんだけ。３回完踏は小場佐さん、関さんら３名。２回完踏者は１８名でした。下記は年度別の完踏者名簿。

　　 

記録順に並べてみました

 

月食

昨夜は皆既月食が見られる日ですが、残念ながら雲で見えませんでした。今回の月食はいろいろ偶然が重なった月食でした。

●「ブルームーン」である：　月が青く見えることではありません。満月は普通、月に一回だけですが、「月の満ち欠けの周期」と「地球の自転」にわずかな時間の差があるため、数年に１回、同じ月に２回満月が見られることがあります・・・１日と３１日という具合に

この２回目に見られる月のことを「ブルームーン」と呼びます。今日の月は３１日で１月に２回目の満月（フルムーン）なのです。

ブルームーンを見ると幸せになるという言い伝えがあるそうです。

●「スーパームーン」という人もいる：　スーパームーンとは月が大きく見える（接近している）ことですが、定義が明確ではありません。一般的には今日の月はスーパームーンとは言えませんが、広義にとらえるとスーパームーンといえるそうです。

●「ブラッドムーン」：　血の色の月！ぶっそうですが、皆既月食になると、光の関係で月が赤く見えるそうです。

ということで、今日の月は「スーパー」「ブルー」「ブラッド」ムーンという極めてめずらしい月です。５０年ぶり。

スーパーは怪しいとして、ブルー＆ブラッドムーンは次に見られるのは２０年後です。

★ところで、「月食」「日食」があるなら、「地球食」というのがあってもおかしくないはず。要するに太陽ー月ー地球が一直線に並んで、月の影が地球に映るというもの（下図）。

これを観測できるのは、月の上か、もしくは月と地球の間の宇宙空間ということになります。

 

右の写真が地球に月の影が写っている写真です（赤矢印）。写真のように薄い影が地球を通り過ぎるだけで、「食」というほどの変化はないとのこと・・・ということで、「地球食」という言葉はありません。

★太陽と月と地球の大きさ

地球をピンポン玉大とすると、月は１.１３ｍ離れたところにある１ｃｍ直径のビー玉大。

地球をピンポン玉大とすると、太陽は４５０ｍも離れたところにある４ｍ直径の大きな球。

この３っが一直線上に並ぶとは、すごいことです。