7月5日(日)の「ドボン記念日」が終わったあとに行きます。午前中いっぱい走って、午後はたっぷり飲みましょう。
http://www.ultramaranic.sakura.ne.jp/xa15kunimi.html
日曜日、2週連続でトレランしてきたが、今回のトレランは今までしてきたトレランの中では3本の指に入るくらいの超ハードトレランでした。
55km、累積高度4500mぐらいと聞いていたが、あまりピンとこなかった。今回のコースの3分の1は今まで走ったことのないコースなので、どのくらい大変か理解できなかった。
●コース①:五ヶ瀬スキー場~扇山山小屋
五ヶ瀬スキー場から扇山までは走ったことがあり、とてもは走りやすく、きつくはない。雨が降っていたので地面が滑るのでスピードは出せなかった。
●コース②:扇山山小屋~耳川
問題はこれから先。扇山から西側の耳川まで下りる道は初めてだが、下りるコースなので楽だと思っていた。とんでもなかった。山の斜面を一気に下りるのではなく、いくつもの山を越えて下りていく。
13kmもあり、途中ドロドロの道もある。下りも石ころだらけの道で、何度も足をこねた・・・まずここで参った
●コース③:耳川~国見岳
一番の地獄はここである。「雷坂」という登山道を上ったが、12kmもある。12kmで標高1000m上る。ただただ、の上るのみ。なんと4時間50分もかかった。これにはもう降参状態。
●コース④:国見岳~三方山
下りの道かと思ったら、半分以上は上り。道もわかりづらく、何度も道を間違えた。
●コース⑤:三方山~向坂山
ここは何回も走ったが、三方山から走ると上りばかり。さらにここも道がわかりづらい。6人で道を探して走った。
最後の向坂山の上りはさすがに足が止まってしまった。
先日神武さんの「背振全縦走」をしたOBSさんも「最後の向坂山では足が動かなかった。全縦走よりきつい」と。
累積高度は走る前は4500mぐらいと言っていたが、実際測ってみたら4900mもあった。さほど転倒はしていないのだが、靴下、Tシャツ、バッグは泥だらけになっていた。
累積高度4900mはSTY、ハセツネよりも多い。しかもSTY、ハセツネは24時間だが、今回のは19時間である。きついのは当然。次回するなら、もう少しスタートを早くしたほうがいいかも・・・もうする気になっている!
★今回で思ったこと:
・向坂山~三方山、高岳~国見岳は昼でも道がわからない。夜間ならなおさら。道に自信がないなら一人は止めた方がいい。
・向坂山~扇山は道が狭い尾根でわかりやすい。夜間でもOK。
・この辺を行くときは「コンパスと地図」は必ず持っていくこと。北へ向かっているはずがいつの間にか東に向かっていた。
・湧き水の場所を知っておくこと。知らなければ知っているひとに聞く。湧き水の場所を知っているのと、知らないとでは、かなり違う。
萩往還マラニックの全選手の通過タイムが発表されました。見ているといろいろおもしろいことが判明。
●1位~3位はデッドヒート:
大抵、1位の選手のダントツが多いですが、今回は1位~3位のゴール時刻が1分30秒以内。3位のクラブ員の澤水君に聞くと・・・1位の選手とゴール手前まで一緒だった。そこへ、うしろから3位の選手が猛スピードで抜いて行った。結局その選手は2位。自分は3位になったとのこと。
●1位の選手は虎ヶ崎~ゴールが9時間32分!?:
虎ヶ崎からゴールまでは普通の選手は10時間、速い人で8時間、トップの選手は7時間台で走行します。今回はなんとトップの選手は9時間32分。遅い。私でも9時間40分でした。
これも澤水君に聞くと・・・道がわからないので、1位の選手にずっとついていった。ところがトップの選手が何度か道を間違えたとのこと(当然自分もそれについて行ったそうです)。おそらく、虎ヶ崎から先で道を間違ったのではないかと思われます。
●中間選手のタイム:
ゴールした選手の中間順位の選手のタイムを過去3年調べると、45時間34分、24分、12分とだんだん速くなってきています。今年は236名が時間内ゴール。中間順位は118位。その選手のタイムは45時間49分。大幅に遅れています。やはり今回は完踏率が50%を割ったように、全選手が天気に苦しんだようです・・・ちなみに118位は私でした。
●宗頭の出発時間:(青は完踏者、赤はリタイア)
昨年は0時台が多かったですが、今回は23台が最も多い。
半数の選手が23時45分以後にスタートしている。
3時台のスタートは完踏率50%、ところが4時台にスタートした3名は全員完踏!この3名は0時ごろ宗頭に着いて、3~4時間休んでいます。その影響か虎ヶ崎からゴールまで7時間40分という早さでゴールしています。
やはり、4時スタートはよほど後半に自信がないとゴールはできません。
●虎ヶ崎の出発時間:
最も遅い人は10時10分。しかし、ゴールまで8時間6分という早さでゴールしています。この方は宗頭は23時に出発されていますので、おそらく三見駅で3,4時間寝られたと思われます。
普通の選手は虎ヶ崎は8時までに出ないと危ないです。まねしないように。
★ 神武さんがまたすごいレースに参加してる。「アンドラ・ウルトラ・トレイル(Andorra Ultra Trail)」。フランスとスペインの間にある小さな国、アンドラ公国で開催される大会。
アンドラ公国の周囲を取り巻く山を一周する。170km、制限時間62時間、累積高度はナント!13500m!日本アルプスを縦断するぐらいのレベル。
62時間は萩往還の48時間より14時間も長い。九州縦断にかかる時間に相当する。62時間走り、登り、歩き続けるだけでも、相当胃腸・脚にダメージがあります。完踏率は昨年は59%。萩往還程度。
神武さんはウルトラマラニック・ウルトラトレイルの両方に強いから大丈夫とは思いますが・・・これで、「UTMB」、「グラン・レイド・ユニオン」についで「世界100マイルスーパートレイル」を3つ制覇(するでしょう)
彼ももう還暦過ぎています。「歳だ」とか言っておられない・・私も目標を持ち続けて、まだまだウルトラをがんばりましょう!
★・・・ということで、私も「ウルトラトレイルナイトラン」をしたくなりました。累積高度4000m以上、12時間以上のトレランにしましょう・・・そんなコース取れるところは九州脊梁しかない。
普通、五ヶ瀬スキー場から、扇山往復、国見山往復というコースが一般的です(これでもきつい)。それらをつなぎ合わせて、周回にすると、4000m、12時間以上になります。これをやってみましょう。「アンドラトレイル」に比べると3分の1ぐらいしかないが、これでも結構ハード。
●「九州脊梁周回トレラン55」
UTKS(Ultra-Trail-Kyusyu-Sekiryou)
55km、17時間、累積高度4500m
●日にち: 6月27日(土)~28日(日)
●集合: 27日(土)19時 龍田 or 20時瑠璃温泉前のコンビニ
●移動: 龍田(19時)→瑠璃温泉(20時)→五ヶ瀬スキー場(22時)
●コース: 右図(おおまかなコース)、天候時間で変更あり(設定・監修:Sakai)
スキー場(22時半)→扇山(2時)→国見山(6時)→高岳(9時)→向坂山(12時)→スキー場(13時)
●天気予報:扇山の日曜日の天気は、なんと!晴れ。登山指数「A」。気持ちよくトレイルできそうです。
●参加者: 龍田=木村(雅)、シオゴン、OBS、上野
瑠璃温泉=中山、酒井
昨年11月にこのコースをさらに長くした「九州脊梁周回75km」を酒井さんと中山さんが24時間半で完踏。それのショート版です。コースは走りやすく、湧き水も途中にあるそうです。コースを熟知した2人が参加しますので心強い。
九州でも、土日でウルトラトレイルはやろうと思えばできます。このコースでも、UTMBの2ポイントはあります。ただし、コースを何回も走ってよく把握しておかないと道に迷いますので、ご注意を。
興味のある方はどうぞ。
http://www.ultramaranic.sakura.ne.jp/xa15hokodake.html
日曜日は久しぶりの登山マラソン。1月の鞍岳以来、5カ月ぶりでした。いやー、やっぱり山はいい。楽しいし、自然がいっぱい。かなりハードなコースもあるし、綱渡りもできる。いい筋トレにもなる。また今年も夏はバンバン登山マラソンを楽しみましょう。
今回は初めて登る山。「鉾岳」「国見山」。大崩山の4km南にある山で、大崩山と同じで花崗岩の1枚岩がいっぱい。鉾岳の容貌は大崩山とよく似ている。
●駐車場: いつも道路脇に置くが、盗難が心配。今回は鹿川(しかかわではない、ししかわ)キャンプ場の有料駐車場に停めた。これは安心です。料金は200円だが、入口の筒に入れるだけ。管理人はいない。おそらく入れない人もいるのでは・・私は入れました。
●沢用の靴: 鹿川渓谷の沢を上ってもいいのだが、今日は雨の影響で水量が増加。横の登山道を行くことに。しかし、数回沢を横切らなくてはならない。この時が大変。石が滑る。飛ぶと滑るし、着地が怖い。結構、靴はずぶ濡れ。こういうときは沢用の靴がいいそうな・・イボイボが付いた滑りとめの靴があるようです。
鉾岳山頂近手前にも別の沢があった。そこを行かないと雄鉾、雌鉾に行けないのだが、雄鉾はなんとか行けたが、雌鉾へは沢が急で石が滑るため、危険と判断、結局、中止した。次回、雌鉾へ行きましょう。
●国見山: 「国見山」という名前の山は全国に17つ、熊本だけでも3つある。「国見岳」も全国に17つ、熊本県に3つある。要するに国見岳、国見山は熊本県に6つもある。
幾つかの国が見えるということで名前をつけたのでしょうが、今回の国見山はガスで何も見えんかった。
●ガケ: 今回、鉾岳展望所、国見山、雄鉾どれも絶壁。絶景でしたし、肝試しもでき楽しめました。
鞍岳、俵山、阿蘇、九重・・それぞれに楽しい山ですが、大崩山とか鉾岳は別の楽しみがあっていいですね。また行きたくなりました。お勧めです。
「萩往還」「カルデラ」が終わり、しばらくはレースはありません。ゆっくり山でも走りましょう。
今度の日曜日は天気がいいようで、曇り時々晴れ、登山指数も「A」評価。
どうせやるなら、今まで登ったことのない、遠くの山へ。
「おんぼこトレラン」・・・おんぼろトレランではありません。おんぼこ(雄鉾)という山です。
●鉾岳(ほこだけ):
雌鉾(めんぽこ)、雄鉾(おんぽこ)の二つの峰から成っている。南西面が花崗岩の壁となって露出している。中でも「雌鉾岳」の南面は、高さ300mに近い花崗岩の大スラブ(1枚岩の傾斜)が展開しており、現在では、九州におけるスラブフィールドとして定着している岩場。
かなり、スリルがあり、頂上からの展望は言葉にできないくらいとのこと・・・・・天気がよければ
●トレランコース:鹿川(ししかわ)キャンプ場5時スタート→沢の横を上る→鉾岳(雄鉾・雌鉾)→国見山折返し→林道を周回して駐車場へ帰還
●集合:6月21日(日)午前2時 龍田出発
●車: 龍田2時→瑠璃温泉3時→鹿川キャンプ場4時半(ここから登山開始)
●トレイルランナー: Y口、S井、Y松、U野
6月19日(金)現在・・・・・
★「150km申し込み終了」
申し込み画面に「150km」がなくなりました。応募終了したようです。さらに27名のエントリーでしたが、25名に減って、19日には23名にさらに減っていました。参加資格を満たしていないランナーがいたのでしょうか?
これで、150km難コース挑戦者は23名に決定。さて時間内完踏する選手がいるか?
23名中、約4分の1(5名)はてれっとクラブ・・・変人が多い。
●101名(6月19日現在): 定員は100名。5日間で定員オーバーしました。2か月半の申し込み期間があるのに・・・ここにもマラソン狂乱ブームの波が・・・・・
●150km殺到: 今回のみの150kmコース。申し込み者がいなかったら中止すると書いてあったが、なんと23名が申し込み。好きモンが多いというか、この大会は奇人変人の集まりだから、当然の結果。顔ぶれみてもうなずける。
「伊都国マラニック」の受付が始まりました。今回は150kmの部が新設されましたので、何名が100kmから150kmへ移るのかが興味津々。
★昨年は・・・
●クラブから11名参加。2台の車で行きました。
●9月14日(日)0:32 光の森駅前集合→3時、糸島の初音旅館到着→5時スタート
●参加者: 100km91名、50km19名 合計110名
●完踏率:34%(過去最高)
★今年は私は150kmに参加しますので、100km参加の方は別行動するか、私たちと一緒に行って19日旅館に泊まるか選択してください。
***** 伊都国ツアー *****
クラブから過去最高の14名が参加です。3台の車に分乗して行きましょう。
★150kmの部(5名): 新留、吉松、OBS、MTB、上野
9月19日(土) 龍田13時集合→15時~15時半到着→16時半スタート
●同乗者(上野車): 新留、吉松、OBS、MTB、U野
★100kmの部(9名): 釘島、出端、山名、酒井、シオゴン、有働、木村(雅)、中山、坪根
9月20日(日)0:30に水前寺駅前出発
(JR熊本駅0:09発→0:18水前寺駅着)
●同乗者(木村車・5名乗): 出端、坪根、木村、有働、山名
(中山車・4名乗): 釘島、中山、酒井、シオゴン
萩往還マラニック250kmの謎が解けました。
今まで、萩往還250kmにクラブから初参加したのは1997年(18年前)、飯沼さん一人、翌年からTさんが参加したと聞いていました。
今回、真相がわかりました、こうです・・・・・
1996年(平成8年)、I沼さんとT端さんとTさんの3名が250kmに初チャレンジ。結果は3名ともリタイア。その後、コースのあまりのきつさに再挑戦は考えなかったとか。
ところが、3年後の1999年に何を思ったか、Tさんが一人で再挑戦。結果は・・・・・またダメ。
Tさんは懲りずに、次の年も一人で参加。またしてもダメ!・・・・3回連続ダメ!
普通ならここであきらめて挑戦はやめるでしょう。お金もかかるし、安くないし・・・・・ところがTさんは違った。4回目の挑戦をした・・・そして、ついに250km完踏(第13回大会、平成13年)。クラブ初の快挙。
当時、Tさんは「ウルトラの神様」と呼ばれていて、九州横断、阿蘇五岳などいろいろと制覇されていました。Tさんはこれ以後、10年間250kmに参加されています。萩往還250km参加回数はクラブ最多(14回)です。
初完踏の翌年は吉松さんと2人で参加。コースを教える立場だったのですが、なんと結果は・・・吉松さんが完踏で、Tさんはリタイア。
次の年は、Tさん、吉松、松原、福地、河野(かよ)の5名が参加。今度は吉松さんだけがリタイアして、残り4名が完踏。なかなか、全員完踏ができません。そして次の年から私が参戦となるのですが・・・
私が参加して4年目(2007年)、Tさん、吉松、MTB、福地、河野さん、岩本、私の7名参加して、初の全員完踏を達成しました。これが今のところ最初で最後です。
今年は15名が参加して11名が完踏したわけですが、萩にこんなに大勢参加するようになったのは・・・当然「Tさんの完踏」があったからです。Tさんの完踏がなかったら、ひょっとしたら、今、だれも萩には行っていなかったかも・・・・
ところで、
Tさんとは・・・・田代さんです。