山口県防府市で開催された「第41回防府読売マラソン大会」に出場していきました。
イヤー、今までの普通の市民マラソンとはちょっと違ってます。たとえば・・・・・
①受付:Tシャツに企業名・クラブ名が幅4cm以上の大きさはダメ。ゼッケンで隠してくださいとのこと。仕方なく、てれっとの名前隠しました・・・・テレビでそんなもん映るか!実際走っている人を見ると、企業名だしている人はいっぱいいた(参加者が多くて取り締まれないそうです)。
②テレビ:テレビカメラが競技場にあります。またカメラ車が選手について走ります・・・・当たり前ですが、初めて目の前でみました。折り返しでカメラに向かって大きく手を上げたのですが、ビデオを見たら一般選手は撮ってない・・映せ!
③パトカー:あちこちに警察官、パトカーがいます・・・・ものものしい。
④大会関係者:緑のトレーナー着た大会関係者の多いこと。競技場、道路のあちこちにいました・・・・・さすが、防府マラソン
⑤スタート:スタート地点では20~30m間に1700名の選手を並べるものですから、ぎゅうぎゅうでした・・・・なんでそんなにするの?グランド広いのに?
⑥スタート時間:12時2分スタート。こんなに遅いスタートは初めてです。ゆっくりできるし、気温が高くなっていいのですが、帰りが遅くなるのが問題(遠いし)・・・・2分てなんだ(テレビ中継のためだそうです)?
⑦応援:郊外はそうでもなかったですが、市街地では多くの市民が大声援・・・・ナハまではありませんでした。
⑧ゴール:ゴールにはポールも半円形のゲートもテープも何にもありません。トラックに引かれた線だけです・・・・・淡々としてました
⑨コース:道路は確かに平坦ですが、同じ所を多いところでは4回走るため、後半今どこを走っているのかわからなくなった。また、90度曲がるところが多く、確認したら計19回も曲がっていた。
⑩関門:折り返しの後、20.8kmの関門(1時間51分)の横を通ったとき、ちょうど関門時間で道を塞ぐところだった。その直後に来た選手はアウト。その選手の一言・・・「ウソ―、なんでなんで、やめてよ」と叫んでいました・・・・弱肉強食です。遅い者は食われます。
⑪リタイヤ:35kmあたりから、道路の脇で倒れている選手が多く見られた。普通の大会ではほとんど見ない光景。・・・・・それだけ、精神的に追いつめられるレースなのか?
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とにかく、制限時間4時間でサブ3経験者が500名近くはいるというこの大会。フルは1700名の参加。ゼッケンは速い順です。ゼッケンを見れば自分より速い日とかどうかわかります。ゼッケンは背中にもはるので、後ろからも番号がわかり、追い越し、追い越されるときの参考になります。
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スタート後競技場を1周して場外へ。競技場内では混雑してゆっくりしか走れませんでしたが、出た途端みなさん飛ばします。私もついついつられて飛ばしたら、なんと3kmあたりで急に両大腿部の筋肉がこわばってきました。
1週間前の「青島太平洋マラソン」のこわりがまだ取れていませんでした。こんな早くから筋肉がこわばっては、もう記録どころではありません。4時間の関門までにゴールできるか心配になってきました。
天候もスタート前は無風、14度と最高でしたが、スタート後から風が向かい風(常に向かい風のようだった)。13時頃は暑くてたまらなかったが、3時ごろになると日差しが消え、逆に寒いこと、走っていても身体が震えます。結局いいマラソン日和ではなかった。
それでも徐々にスピードを上げていきましたが、ハーフ地点で1時間41分。後半も例のごとく大きくスピードダウン。30km手前ではM原さんに抜かれました。
その後、聞いたことのある元気な黄色い声が後ろから・・・シナちゃんでした・・・抜かれました。M原さんもその声に気づき、抜かれまいと必死に逃げたそうです(抜かれなかったようです)。
結局3時間36分でゴール。順位は1005位。約60%当たりの成績です。まずまずでしょう。ゼッケン1187より上です。自分より速い人を182人抜いたことになります(自画自賛)。
ことしの「天草」「青島」「防府」すべて3時間30分切ることはできませんでした。「1歳刻み・・・」は来年に持ち越しです・・・くやしいけれど、これが今の私の実力でしょう・・・・・残念
来年ももう一回、防府に挑戦しようと思いますが、1週間前にフルを走るのはいけません。来年は青島は止めるか、ハーフにしましょう。
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ところでてれっと55のメンバー3名(U野、U働、M原)参加。3名参加すればレースは成立します。さっそくレースの模様を実況放送風に・・・
12時2分、防府市陸上競技場を1600名の選手が一斉にスタート。まずU働選手飛び出した。そのあとにM原選手。U野選手も元気よく飛び出しましたが、2kmあたりから急にスピードダウン、脚を引きずったような走り方です。どうかしたのでしょうか(ふとももがつった)。
それでも、少しずつスピードを上げ、5kmでM原選手を抜きます。U野選手さらにスピードを上げていきます。そしてついに18kmでU働選手に追いついた。しばらくU働選手の後方について走っていたが、20kmあたりからU働選手のスピードがやや落ちたのを機に、U野選手U働選手抜いて先頭に。
M原選手も20kmからスピードをあげ、21kmでU働選手を抜きました。
22kmの折り返しではU野選手、100m離れてM原選手、50m離れてU働選手の順。
28kmあたりから、こんどはU野選手のスピードが落ち始めた。そのすきにM原選手先頭に出た。前後半同タイム走行は健在。みるみるU野選手との差を広げた。U働選手もスピードがなかなか出ず、U野選手との差は逆に少しずつ広がってきた。
結局、最初にゴールしたのはM原選手、3時間27分。これでU野選手の優勝はなし、U働選手は3時間39分でゴールすれば優勝。しかし、U働選手39分には帰って来ず。M原選手の優勝です。
2位は秒差でU働選手、3位U野選手でした。M原選手2大会連続優勝。おめでとうございます。優勝者のM原選手には副賞として、ハンディ+5差し上げます。これでハンディ30分となりました。
ところで、3人とも1週間前に「青島太平洋」に参加しています。その影響でしょう。みな青島太平洋より記録が悪くなっています。M原選手ー2分、U働選手-2、U野選手ー3分。来年からは青島は出ないか、ハーフにしましょう。
しかし、楽しいレースでした。来年も出ましょう。