――五所川原の「立佞武多館」――
ここは当初の予定に入っていませんでしたが、昨日の「しらかみ5号」の若い女性車掌さんが「わたし一押しの観光スポットです」と教えてくれました。
なにせ、JR北海道のたび重なる事故、それにもまして「職員のサービス精神不足」にこころ痛めているものですから、こちらの車掌さんの懇切丁寧な案内には感じるものがあるのです。
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青森市では「ねぶた」、弘前市は「ねぷた」と呼び、ねぶた祭りの代表的存在で全国に知られています。
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そのほか青森県の津軽、下北地区でざっと数えても44の市町村で、そぞれの「ねぶた/ねぷた/ネブタ行事」を行っています。
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五所川原のそれは「立佞武多(たちねぷた) 」と、ほかとは変わった字があてられています。
青森や弘前のそれは、巨大ですが横広がりです。<o:p></o:p>
五所川原の「立佞武多」は縦に長く、その高さは優にビルの4階まであります。<o:p></o:p>
明治時代にその高さの隆盛を極めていましたが、電線の普及と共に、背の低いねぷたとなってきました。
その後、隆盛時の写真や作成図面などが見つかってきて、1996年(平成8年)市民有志が高さ22mの巨大なねぷたを復元しました。<o:p></o:p>
それを「立佞武多(たちねぷた)」と命名し、1998年(平成10年)の『五所川原立佞武多』として90年ぶりに復活させたのだそうです。<o:p></o:p>
祭りでは例年3基の「立佞武多」が参加し、3年経ったねぷたは新しく作り変えられます。<o:p></o:p>
なにせ圧倒される背の高さです。五所川原駅からこの「立佞武多館」までのメーン通りの頭上に電線が這っていません。<o:p></o:p>
巨きさもさることながら、そのデザインや全体の美しさ、華麗さには圧倒されてしまいました。<o:p></o:p>
予定外の観光でしたが、もしかして今回の旅行ちゅう、一番の見どころ場だったかな?と思ったりしています。<o:p></o:p>
滞在時間も慌ただしく、最終地「弘前」に向かって列車にのりこみました。
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旅はなんせ天候ですで決まりですね。
五所川原の地名に関心があったのですね。
いつか、津軽へも旅してください。
温泉も豊富ですよ^^
日頃のニュースを見ないせいか、マスコミ発信情報に
疎いものです。
ねぶたの神輿なんでしょうか。
日本伝統だな~
幹部を派遣してもらって、立て直しを図っています(国
の指示で)・・・(滝涙)
そうですね、ねぶたは「お神輿」の変形と考えてもよろしいかと思います。
民衆の「祈り」が込められているのでしょう。