かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

2026年の冬のオリンピックは?・・・

2014-11-30 10:04:02 | 日記

――遠い先の話しですが――

この27日に、札幌市市議会の席上で札幌市の上田現市長が、『2026年の冬のオリンピック・パラリンクを札幌市に招致したい』旨を正式に表明しました。

三期市長を務めた上田現市長は、来春に予定されている任期満了選挙には出馬しないことを表明しています。

 

かねてより「冬季オリンピック招致」に意欲を抱いていた市長は、置き土産のつもりか、ここへきて招致取り組みに積極的になってきています。

この10月に、市民1万人にアンケート用紙を郵送し意見を求めましたところ「賛成・どちらかと言えば賛成/66.7%」「反対・どちらかと言えば反対/21.6%」・・・という結果だったとのことです。

ちなみにこのアンケートの回収率は47.8%でした。二人に1人が回答していません。

その他、同じ時期にシンポジュームでのアンケート募集や、ホームページ、メールなどでも意見の募集を行ったのですが・・・賛成派が少し減り、反対派少し増えたりしますが大筋では同じような結果のようでした。

この結果に気を強くした現市長が、27日の議会における「招致正式発表」となったのです。

 

ですが、アンケートの設問方法に、「開催ありき・・・」の方向へ誘導するようなニュアンスがあると指摘されています。

費用などの大ざっぱな収支計画を見ますと、

◎   全国的経済波及効果・・・1兆497億円(内道内は7、737億円)

◎   開催経費総額・・・4、045億円

*  大会運営費 1,861億円 (うち札幌市負担715億円)

*  メデイアセンターなどの建設費439億円

*  競技施設建設費 995億円

などとなっています。

 

とかく公的な施設の建設に要する費用の試算は大ざっぱで、収入を大きく見過ぎ、費用を少なく見るのが当たり前になっています。

いわゆる「獲らぬ狸の皮算用」というものです。

 招致に反対する人々の多くが、財政難の折からの市の負担額を懸念します。さらに開催後の施設の膨大な管理費のねん出、なによりも新たに作る施設が自然破壊を伴うことへの危惧を強く持っています。

 

上田現市長の「次世代に夢を・・・」と「札幌市のインフラ充実」を目論む意向は解らんでもありませんが、このところ「招致に立候補」しながらも辞退を表明する各国・都市が多く出現しているありさまを、もう一度よく見極めてからでも遅くは無い・・・と思ったりするのです。

2026年ともなれば、この雑記もとっくに消えていることでしょうから、とやかくは言えた義理ではありませんが・・・・

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気候が変わってくるそうです

2014-11-24 17:42:21 | 日記

 北の国でのこの季節の連休は、さほど有難味がありません。

一般的なアウトドア—スポーツは終わっていますし、さりとてスキーやスケートにはまだ早いのです。

戸建の家庭では、庭木の冬囲いも終わり、降雪への備えも怠りありません。

けっきょく家庭団らんで閉じこもるか、ショッピングかたがた食事にでも行こうか・・・というのが大方の傾向です。

 

そんなきょうの地元紙WEB版で、以下のような記事が載っていました。

「「札幌の夏日、温暖化で1・75倍に 今世紀後半、北大グループ予測」

北大大学院工学研究科の准教授らの研究グループが、道内での温暖化の影響についてシュミレーションを行い、予測数値の結果を発表したとのことです。

それによりますと、21世紀後半の札幌の「夏日の年間日数「が現在の1.5~1.75倍に増えるなどして都市での気温上昇傾向が著しくなるのだそうです。

温暖化は積雪量の減少や、融雪時期の変化をもたらしますし、農業国の北海道の産業への大きな影響が予想されます。

このたびの予測データを公開することで、将来的な企業の戦略や自治体の政策立案の判断材料にしてもらいたい・・・との意向です。

この研究を推進している山田准教授は「気温上昇や積雪深の減少などの傾向がはっきりと浮かび上がった」と言っています。

 

冬期間の厳しさがゆるんだり、降雪量が減少したりするのはありがたいのですが、夏の気温がいまの内地並みに上昇したりするのはいただけません。

それでもっても、最近の北の海での漁獲種に顕著な変化があり、いままでの「ホッケ、タラ、サケ、サンマ」などの水揚げが減少しています。替って「サバ、ブリ、マンボウ」などが多く獲れています。

この上農産物にまで影響がでることになったら、北海道は沈没してしまうでしょう。

 

「地球温暖化」による悪影響を、頭の中では解ってきていますが、今回の「確かな研究による「シュミレーション」の結果は、ズシーンと身体に響いて来るのです。

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いつになったら止まるのか?

2014-11-16 21:36:11 | 日記

――老人の「特殊詐欺」被害――

 とつぜん襲った「超強力冬型低気圧」のせいで、街なかも含めて雪が降り積もり、白一色の世界となりました。降り続く雪は1~2日ほどで降り止みます。

 

いつになっても、どうにも止まないのが「特殊詐欺」の被害です。

いろんな「詐欺」の手口をまとめて「特殊詐欺」と言っていますが、警察庁ではこれを8つに分類しています。

 

①  <オレオレ」詐欺>・・・親族に成りすまして」金をだまし盗る。

②  <架空請求詐欺>・・・・有料サイトの利用名目などで金を要求する。

③  <融資・保証金詐欺>・・融資を名目として実行せず先に金を盗る。

④  <還付金詐欺>・・・・・医療費の控除が受けられるなどと言って、AT                Mなどを操作させる。

⑤  <金融商品取引詐欺>・・未公開株や社債、外国紙幣、採掘権などの金融商品の取引を装い。実体のない取引で金をだまし盗る。

⑥  <ギャンブル必勝法情報提供詐欺>…名称の通り。

⑦  <異性との交際斡旋詐欺>・・これも名前の通り。

⑧  <その他>

 

この国のメデイアでは、毎日のように災害、事故、事件の報道で溢れています。

その中でも、上記の「詐欺被害」の記事が日常茶飯事のように載っています。

 

こちらの地域で、近々10月半ばから11月初めの被害の一部を挙げるだけでも次の通りになります。

 

*  伊達市内の70代女性・・・「老人ホームへの入居権利が当たった」と言われ300万円振り込んだ。追加100万円は金融機関の機転で免れた。

 

*  札幌市の70代女性・・・「証券購入のための名義を貸して欲しい」との電話から、断ったら「手続きが進んでいるから取消料として230万円必要」と言われ振り込んだ。

 

*  旭川市の70代男性・・・息子と名乗る者から「会社の会計監査で700万円足りなくて穴埋めせねばならない、200万円準備するから、500万円貸して欲しい」と言われ、札幌駅まで金を持参し司法書士見習いという男に500万円をバックごと渡した。

 

 

などなど、挙げたらきりがありません。

 

特殊詐欺被害の件数と被害金額を見ますと・・・・

――平成25年・・・約12,000件、約490億円

――平成26年9月まで・・約9500件、約404億円

  <このうち「オレオレ詐欺+架空請求詐欺」だけを取ってみると

   件数 約6000件(全体の63%)、被害額 約237億円(全体の59%)

 

というありさまです。行政や金融機関、周辺の人たちが何年もかけて「被害撲滅運動」を繰り広げていますが、年々さらに被害が大きくなっています。

 

この国の60歳代~80歳代の人々は、ほとんど義務教育を修学しそれ以上の教育を受けた人々も多いはずです。

これほど情報が発達し、毎日のように「詐欺に気をつけるように」という文字や音声を聞き、読んでいるでしょうに、現実はこのありさまです。

 

『浜の真砂は尽きるとも、世に詐欺被害者の種は尽きまじ』と、世相を皮肉る言葉も出ようというものです。

 

にしても60~80歳代の老人が、いとも簡単に「百万円単位」のお金を左右できる【裕福さ】に唖然とし、持たない己の貧困さぶりをあらためて嘆く、初冬の雪の降る夜なのです。

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[岡田しのぶ」という演歌々手

2014-11-10 16:06:43 | 日記

旅から帰って一週間ほどが経ちました。

書かねばならないようなことがたくさんあるようなんですが、どうも前へ進みません。

 

時間つぶしに「Uチューブ」を開いていましたら「あなたへのおすすめ」として演歌歌手のページがたくさんでてきました。

演歌は嫌いではありません。いつの間にかUチューブに見透かされているようです。

 

たくさんの演歌歌手が出てくる中で、あまり聞きなれない、TVなどでは見たことが無い女性演歌歌手の場面がひときわ目につきます。

『岡田しのぶ』という芸名です。

 

歌を聞いてみましたが、なかなかなものです(もちろん手前勝手な解釈です)

Uチューブに載っている彼女の映像のほとんどが「個人の歌謡ショー」の部分切り取りで、唄っている歌はCOVER が多いのです。

 

唄いっぷりは「黒系の和服にうしろ髷に長かんざし」と仇っぽい容姿です。

歌に合わせた「振り」がまた大袈裟で、フアンにはたまらない魅力なのでしょう。「紅のけだし」を見せながらセリフ入り演歌を唄うさまは圧巻です。

 

なぜかは知りませんが「持ち歌」が少ないようです。

デビュー曲の「越後恋唄」や「残侠しぐれ」「剣聖・上泉伊勢守」「信綱が行く」など、勇ましい曲ばかりです。

 

出身地、居住地が群馬県だそうですから、持ち歌もわからんではありません。

好きなアーチストは「美空ひばり」や「石川さゆり」だそうで、たしかにひばりの持ち歌のCOVERは音質が似ておりさすがと思わせます。

 

こんな歌い手がどうしてTVやラジオに出てこないのか? と思うのですが、どうやら「唄いっぷりや振り」がNHKなどのお気に召さないのかもしれません。

 その昔、GSの「ザ・タイガース」が長髪だと言うことで、NHKから締め出されたことがありました。

『岡田しのぶ』の映像を観ながら、フッとそんなことを想い出している、暇人のひと時です。

 

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