かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

少し嬉しい話です

2012-01-29 16:41:00 | インポート

この冬の寒さを象徴するように、世の中暗い話ばかりが聞こえてきます。

寒さにふるえる「震災被害地」の人々は「政治の凍結状況」に辟易しています。

そんな日が続く昨日28日の地元新聞に、小さいですがちょっと明るい(地元としては)ニュースが載っていました。

JTB(Japan Travel Bureau 株式会社ジェイテイービー)はご承知の通り旅行会社の国内トップ企業です。その昔は「日本交通公社」と言って官営の側にありました。

そのJTBが4月1日、この札幌に100%子会社の「JTB札幌ビジネスセンター」を設立すると発表したとのことです。

そこで全国のグループ主要10社の事務部門を集約するのだそうです。
従業員を地元から、4月に100人その後200人程度、併せて300人の新規雇用を実施するとのこと・・・

事務所が縮小される地区の人々には切ない話ですが、雇用状況の悪い北の国ではまことに嬉しい話しです。

その雇用の話しよりも地元の人々にとって興味深いのは、この地を選んだその理由です。

① 他都市に比べて事務所賃料が安い
② 一定の都市規模があり、人材を集めやすい
③ 大きな地震が比較的少ない
などが考慮されたとのことです。

今の時期、③の条件がこの地の人々を安堵させます(但し本当であれば・・・)

この会社、将来はグループ100社ほどの事務部門の集約を、この地の新会社で行うことを検討するようです。

厳寒に凍える北の国では、新年早々のありがたい話になりました。

<温室の椿>

photo by karusan from OCNフォトフレンド
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息抜き旅行か?・・・政治家の北方領土視察

2012-01-15 20:59:00 | インポート

野田内閣が内閣改造を行いましたが、しょせんは新鮮味も無く、政策の実行力も疑問視されています。
とうぜんながら改造直後の内閣支持率は改造以前とほぼ同じで、危機的状況の寸前にあります。

マニフェストに挙げた約束をほぼすべて反故にし、提案をしなかった「消費税増税」を強引に道筋をつけようとしています。
このような姿勢は副総理を一人くらい増やしても、成功するものではありません。

この14日、留任した外務大臣が、船上から北方領土を視察したとニュースにありました。

この北方領土視察は、大臣が交代するたびに行われる恒例行事のようです。
ここ数年で何人の政治家が訪れたことでしょう。
そのたびに根室市長や北方領土期成同盟の人々が動員され、説明やら陳情やらを繰り返します。

それに対して大臣各位は、判で押したように「全力を挙げて、政治生命をかけても・・・」などと威勢の良いコメントを残してそそくさと帰っていきます。

国家間の領土問題ほど複雑で、解決の難しいものはあるまいと認識しています。
けっきょくのところ、どちらかが「武力」でもって解決しようとして近隣をも巻き込む戦争になってしまうのが世界的な近代の歴史的様相です。

それにしてもこの国の視察大臣、威勢の良いコメントとは裏腹に、日頃ロシアに対して、どんな働きかけをしているものか、一向に国民には見えてきません。

どうやら、彼らがはるばると最果ての根室まで出張ってくるのは、なんの意味もない単なる見せかけの「息抜き旅行」にしか見えてならないのです。

いい加減無駄な旅費をつかうのはやめて欲しいと思うのですが・・・・

<北方領土を望む丘にある返還運動象徴のモニュメント>

photo by karusan from OCNフォトフレンド
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雑記の掲載について

2012-01-14 20:40:00 | インポート
新年度からの雑記は、ブログ人に掲載することにしました。
URLは次のとおりです。
http://karusan.blogzine.jp/karusanblog/ 

なお、この日記帳が閉鎖されるまでは2本立てで、ここへもカキコします。

よろしくお願いします。
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時代劇が消える日・・・伝統文化の消滅

2012-01-12 21:28:00 | インポート
きのう11日、NHKの「クローズアップ現代」を視ました。

山田洋次監督を招いての話しでしたが、いま映画・TVドラマの世界で時代劇が作られなくなってきていることへの危機を取り上げた内容です。

ご存知の超長命TV時代劇「水戸黄門」が昨年で終わりました。「鬼平犯科帳」も新作はほとんど無く再放送が多い近ごろです。

TVドラマで言えば、製作費に困らない(と思われる)NHKがいくらか頑張っていますが、けっきょくいま民放で作られる時代劇は一つだけになったそうです。

作られなくなった理由は高額な製作費の割に視聴者が少なく、視るのは高齢者が多く、スポンサーが意図する購買に結びつかない、などが挙げられます。

困るのは時代劇制作を担う裏方の人たち、例えば「衣装」「カツラ」「殺陣」「専門エキストラ」などなどが職を失って行くことがあります。
そのことは引いては、この国の歴史的文化が失われ喪失することにつながります。
       
とは言うものの、一方で「文庫書下ろし時代小説」が売れています。
佐伯泰英を筆頭として、上田秀人、風野真知雄、鳥羽亮などなど、いまや書店のレイアウトは「書下ろし時代小説」群が特別棚で一番目につく場所を占めています。

佐伯泰英にいたっては、作品全体の売上部数が数百万冊を超えるほどになっているようです。

驚くことは、この国の映画・TVの「時代劇」が衰退する反面、「韓流時代劇」がTVやDVDなどで隆盛を極めています。
『朱蒙(チュモウ)/チャングムの誓い/王と私/イ・サン/チェオクの剣/海神(ヘシン)/善徳女王(ソンドク)/トンィ』などなど、数え上げたらきりがありません。

韓国では映画やTVドラマの制作に対して、国家が手厚い補助をして国の産業として位置付けているようです。
時代劇の撮影現場セットや他をごく廉い価格で利用できるようです。
ために多くの作品を作ることが可能で、日本などへ輸出し大いに稼ぐ・・・という構図になっています。

山田洋次監督が言うには、そうした国の補助予算などはたいした金額ではないそうで、時代劇映画を作ることにより日本の伝統文化を守ることにつながるのに・・・と為政者の無関心を嘆いています。        
歴史・時代小説をこよなく愛し、時代劇を視ることを楽しみにしている私です。
映画にせよTVドラマにせよ、映像制作が先細るこの国のありさまに、嘆きを覚えずには居られないのです。

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<除雪に活躍する重機>
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季節は正直です  

2012-01-08 16:36:00 | インポート
おだやかな三が日でした・・・と書いた途端、その翌日4日の夕方から暴風雪に襲われた北の国です。

正月休みのUターンの人々も、そのアクセスに影響を被ることになりました。

道都札幌の降雪量も昨年以上のものとなり、温暖化小雪傾向とした長期予報も変更をよぎなくされています。

6日からの寒の入りの節季もドンぴしゃり、厳寒もようとなって季節は正直に自分の役割を果たしているようです。

このあたりの真面目さを、どこかの国の「政治屋さんたち」も真摯に見習って欲しいものだと思うのですが・・・・

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<生活道路の除雪作業>
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