かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

「恥」の意味・・・ある高校野球監督の発言

2010-03-23 22:41:00 | インポート

暖かい地方での、サクラの開花宣言を聞くと本格的な春到来を感じます。
もう一つ「選抜高校野球」の開幕にも「春来たり・・」を覚えます。

この選抜野球開幕二日目、試合に負けたある学校の監督の試合直後の談話が問題視されています。

高野連にしても、試合を中継する解説員やアナウンサーなどが「良いことばかり言ってる・・・」なあ~と、以前から疑問視し、もっと現実に沿った発言もあってしかるべきと思っていたのですが・・・・

にしても、かの監督、エライ発言をしてしまったものです。
あの試合が終わったあとの「勝利監督の談話放送」を見ていました。映像として映らないのですが、常に敗けた方の監督の談話も取材記者から同時発表されます。
ところが「・・・うでを組んだり、下を向いたり、くちびるを噛んだりして、一向に談話がありません」とのことで終わりました。

これはおかしいな? 長い歴史でこんなことは無かったはずだが? と思いながら次の試合の観覧に入りました。

案の定「とんでもない談話」がなされたと、今朝の報道にありました。(内容は各地の新聞をお読みください)

この報道を読む限り高野連やNHK、それの解説者たちの「いい事ばかり・・・」の語りと「学校現場(指導者たち)」の高校野球に対する考えが、天と地ほども違っていることが判ります。

この発言が「21世紀枠」で出場し、45年ぶりに勝利した高校に対して、いかに侮辱的なものであるか・・・

敗者のウップンを、相手方を貶めるような言葉でしか晴らせないような人が教育者とは驚きます。

「恥」は勝敗の結果にあるものでは無く、むしろあなたの発言こそが「恥」の最たるものであることを知るべきでしょう。

「恥」の意味を取り違えた監督を持ったこの学校は、この不名誉を払拭するために、これから長い間苦しまねばならないことでしょう。
photo by karusan from OCNフォトフレンド

<北の国の春はまだ遠く>

「需要予測」という言葉のふしぎ

2010-03-14 17:08:00 | インポート

3月11日、国内の空港としては98番目の「茨城空港」が開港しました。

開港の祝賀ムードよりも、「なぜここに空港が?」とか「やって行けるの?」と言った雰囲気のニュースで全国に認識されました。

国土交通省の当初の「需要予測」は、開港時約81万人/年と試算していました。
さすがにこの数字は「過大な予測数字」だったのか、開港寸前に約69万人/年に下方修正したとのことです(それでもこれは絵に描いた数字・・・と言われている)

お役所の「需要予測」と言うものほど当てにならないものはありません。
「神戸空港や静岡空港」を引き合いにするまでもなく、「高速道路建設時のそれ」や「ダム建設時の水需要のそれ」「箱物行政の入場者予測」などなど・・・はじき出された「需要予測」がいかに出たら目だったか、つい最近まで国民は痛いほど認識させられて来ました。

けっきょく「出来たんだからしょうがない・・・(できちゃった建設)」主義で、その赤字のツケは国民に回されて来ます。こんなことがいつまでも続くわけが無いと思うのですが・・・・

話しが身近なことに飛びます。
OCNさんが「マイページ」をリニュアールするとのことで、2月にマスターIDを再登録するようにとの達しがありました。

準備不測で3月にずれ込み、この11日から利用可能になりましたが・・・・
14日現在になっても「マイページ」を開くことができません。

OCNさんいわく『・・・直後に予想を上回るアクセスが集中し・・・』、OCNトップページから「マイページ」へのアクセスを中断するとのことなのです。

 わざわざメールで通達し、再登録を促して置きながら「予想以上のアクセスが・・・」とはどういうことなのか?理解に苦しむところです。

「需要の過大予測」と「アクセスの過小予測」、お役所にせよ民間企業にしても、組織が大きくなると、どうにも「不可解な」事象が起こるものだと・・・妙なところで感心しているところです。

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<公園の温室で・・・>

「望洋興嘆」

2010-03-03 21:20:00 | インポート
望洋興嘆(ぼうようこうたん)
――遠くを望んで長嘆するさま。前途が広遠で、とりとめがなく、ため息をついてあきらめるたとえ――と辞書にあります。

ここ北の国の政治風土は、爾来「革新(?)王国」としての風潮がありました。
昨夏の衆議院議員選挙でも、圧倒的な差で「民○党」が議席を確保しました。
ことの勢いで「総理大臣」まで輩出したのです。

それから半年、政治資金問題で秘書はおろか、議員まで逮捕される羽目に陥っています。

かの「総理大臣」も、なんとも不可解な方法で身内からの資金提供を受けて指弾されています。
さら~に、ここへ来て「女性新人議員」へ、教職員組合が選挙資金を提供した・・・として司直の手に掛かっています。

「総理大臣」は修正納税で難を逃れたかに見えます。他は裁判中や捜査中で、いまここで結果を云々することは憚ります。

ですが、いずれの案件も庶民感覚としては「摩訶不思議」な内容で、確かな説明もなされずかえって疑心暗鬼の思いが首をもたげます。

せっかく長いあいだの「政治的閉塞感」から逃れられるかと・・・ささやかな希望を抱いた多くの人々の望みも、ここへ来て<前途広遠>となり、日々の<とりとめもない政治劇>に<ため息をつく>毎日と化しているのです。

こんなありさまに、庶民が今すぐ<あきらめ>の心を抱くのかどうか、なんとも難しい時期に差しかかっている気がいたします。

にしても勝ちに奢った「民○党」、昨夏の庶民の支援は「ほんの紙一重」の傾きであったことを『肝に銘じ』てしかるべきと思うのですが・・・

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<郊外の公園温室で>