かるさんのgooブログ <北国たより>

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「孤城落日」・・ねばり腰は時によりけり

2009-02-22 22:50:00 | インポート
「孤城落日」は
玄宗皇帝の唐の時代、詩人「王維」の詩にある言葉だそうです。
“落城間近の城で、落日を見る淋しく悲しい気持ち、心境”を表現しています。

共同通信社の18日の発表ですが、この国の内閣支持率がとうとう13%にまで下落し、不支持率は76%に達したとのこと。
通常この数字から見れば、もはや政権の体を成しては居りません。

トップ自らの失言、放言の数々。加えて取り巻き・仲良し閣僚の恥ずべき失態・・・などなど。

上の数字からみても、多くの国民はとっくに見限っていますし、同じ仲間たちも距離を置きつつあります。

「歴史的経済不況」からの脱出文句をたった一つの武器にして、一方で「俺以外に誰も居ないっ!!」と言った状況をほくそ笑んで、いつまでも居座っています。

ねばり腰も時によりけりで、彼の人の進退が一日遅ければ二日国民は不幸になるような気がしてなりません。(他に代わっても決してバラ色の世界が現れるとも思いませんが・・・)

にしても、「官邸という孤城」で、一人落日を眺める気持ちとはどんなものか?

自分も一度味わってみたい・・・などと馬鹿な妄想しきりの今日このごろではあります。


「雪まつりの大雪像」