心も身体も冷え込みます

高めの気温が続いていたこの北の国、彼岸を境にしてやはり寒さがやってきました。

北海道の屋根といわれる「大雪山・旭岳」に雪がふりました。去年よりも一日遅い冠雪です。
各地の比較的高い山々も例年より早い積雪となりました。急激な冷え込みは身体に堪えます。

二年のあいだに3人の「一国のトップ（首相）」が消えては生まれています。

世界的にも、国内事情を見渡しても困難な問題が山積しています。
この国が将来どこに向って行くべきかの岐路に立っているこの時期に、なすすべもなく混乱に拍車がかかっている・・・そんな状況を苛立ちの感情で眺めている昨今です。

二代にわたって政権を投げ出した深い反省も無く、また同じように「みんなでよってたかって担ぎ出す御輿」方式が演じられています。

「国民の目線」などというおためごかしの言葉をきくにつけ、大雪山に降り積もる雪以上に「心も身体も冷え込む」ところです。

混沌の日々

ことさら変化もない日常を、うかうかと過ごしているうちに9月も中旬となりました。

ここ北国の気候は、いつもの年よりも蒸し暑さを感じさせながら、緩やかに秋へと向っています。
もうとっくに庭に乱舞するはずの「アキアカネ」の数も少なく、夏の花々もまだ元気に咲き誇っています。

そんな自然界の異変に比較すべくもないのが、ちかごろのこの国のようすです。

一国の首相が二代も続けて一年あまりで、その「職務」を放り出しました。
官僚は相変わらず「己の怠慢」の言い訳や言い逃れに終始しています。金儲けだけの理由で人々へ「危険な食糧」を流し続ける悪徳商人が後を絶ちません。

この国はいま「どこまで続くぬかるみゾっ！」のことば通り、止めどもなく三等国へと成り下がって行きます。

どこで歯止めをかけたらよいのやら・・・特効薬はありません。

歯がゆい想いの国民がせめてでき得ることは、近いと予想される「総選挙」での意思表示で「思いのたけ」を精一杯ぶっつける以外に無いのかもしれません。