御三家といっても徳川家の話ではありません。今回はやわらかいお菓子の話しです
全国的に著名になった「第58回さっぽろ雪まつり」が、この2月6日~12日の7日のあいだ催されます。
今冬は降雪が少なく、せっかく積み上げた雪が時ならぬ雨によって溶け出したりと、雪像つくりに苦労があったようですが、ここ一両日の降雪が幸いして例年通りの雰囲気に漕ぎつけるとのことです。
昨年度、57回の時の観客数は約200万人と言われています。
地元の人々は子供たちが小さい頃に連れて行く程度で、それ以降はあまり観に行きません。
けっきょく観客の多くは地方の人々と内地からの観光客で、その多くの観光客が「北国のお土産げ」を買って帰ってくれます。まことにありがたいことです。
北の国の玄関口、千歳空港の昨年度の乗降客がおよそ1800万人にもなるそうです。
その千歳空港のお土産店全体の売上高が約200億円にもなるとのことで、その大半がお菓子の類でしょう。
この「お菓子類お土産の御三家」が、みなさんも一度はお買い求め下さったでしょう、
① 石屋製菓の「白い恋人」 ② 六花亭の「マルセイバターサンド」 ③ ROYCE’の「生チョコレート」だと言われます。
――(すみません、あえて実名で表現しますことをお許しください)
この御三家の地位は、ここのところずう~~っと安泰でした。
ところがここへ来て上記御三家の地位を脅かすお土産が現れてきました。
その名はカルビーの「じゃがポックル」というお菓子です。
いま流行の「北海道限定」を謳い、それもほとんどが千歳空港のお土産店での販売となっているようです。
材料はもちろん道内産のじゃがいもにオホーッツクの塩をまぶし、油でさくっと揚げたもののようです。
売価は一袋840円ですが、なんとインターネットでは1100円の値段がついてなお手に入らない状態なんだそうです。
カルビーの道内工場ではフル操業で生産に追われているようですが、お店ではいつも品切れ状態で、入荷しても30分ほどで無くなるのだそうです。
それもお一人様3ヶまでとし、レジへそれ以上持ち込んでもレジ係に「・・ご遠慮ください」と嗜めらるんだそうです。
ヒット商品の誕生はまことに不思議なもので、もちろんメーカーの逞しい練りに練った戦略と戦術のもとに作られるのは常のことですが、この節「客による口コミ」の役割が大であることも特筆せねばなりません。(キャビンアテンダントさん達の買い回りと各地への配布も大きな功績?)
味覚も当然ながら、少量限定販売でお客に枯渇感を味わせる、それにもまして「じゃがポックル」という、いかにも北の国らしいネーミングこそこのお菓子がこんにちの地位を勝ち取ったのだろうと・・・
まだ出会いの無い恋人を待つように「じゃがポックル」を口にすることを楽しみにしている一人です。
全国的に著名になった「第58回さっぽろ雪まつり」が、この2月6日~12日の7日のあいだ催されます。
今冬は降雪が少なく、せっかく積み上げた雪が時ならぬ雨によって溶け出したりと、雪像つくりに苦労があったようですが、ここ一両日の降雪が幸いして例年通りの雰囲気に漕ぎつけるとのことです。
昨年度、57回の時の観客数は約200万人と言われています。
地元の人々は子供たちが小さい頃に連れて行く程度で、それ以降はあまり観に行きません。
けっきょく観客の多くは地方の人々と内地からの観光客で、その多くの観光客が「北国のお土産げ」を買って帰ってくれます。まことにありがたいことです。
北の国の玄関口、千歳空港の昨年度の乗降客がおよそ1800万人にもなるそうです。
その千歳空港のお土産店全体の売上高が約200億円にもなるとのことで、その大半がお菓子の類でしょう。
この「お菓子類お土産の御三家」が、みなさんも一度はお買い求め下さったでしょう、
① 石屋製菓の「白い恋人」 ② 六花亭の「マルセイバターサンド」 ③ ROYCE’の「生チョコレート」だと言われます。
――(すみません、あえて実名で表現しますことをお許しください)
この御三家の地位は、ここのところずう~~っと安泰でした。
ところがここへ来て上記御三家の地位を脅かすお土産が現れてきました。
その名はカルビーの「じゃがポックル」というお菓子です。
いま流行の「北海道限定」を謳い、それもほとんどが千歳空港のお土産店での販売となっているようです。
材料はもちろん道内産のじゃがいもにオホーッツクの塩をまぶし、油でさくっと揚げたもののようです。
売価は一袋840円ですが、なんとインターネットでは1100円の値段がついてなお手に入らない状態なんだそうです。
カルビーの道内工場ではフル操業で生産に追われているようですが、お店ではいつも品切れ状態で、入荷しても30分ほどで無くなるのだそうです。
それもお一人様3ヶまでとし、レジへそれ以上持ち込んでもレジ係に「・・ご遠慮ください」と嗜めらるんだそうです。
ヒット商品の誕生はまことに不思議なもので、もちろんメーカーの逞しい練りに練った戦略と戦術のもとに作られるのは常のことですが、この節「客による口コミ」の役割が大であることも特筆せねばなりません。(キャビンアテンダントさん達の買い回りと各地への配布も大きな功績?)
味覚も当然ながら、少量限定販売でお客に枯渇感を味わせる、それにもまして「じゃがポックル」という、いかにも北の国らしいネーミングこそこのお菓子がこんにちの地位を勝ち取ったのだろうと・・・
まだ出会いの無い恋人を待つように「じゃがポックル」を口にすることを楽しみにしている一人です。