かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

「まほろばの里・・明日香」を訪ねて  その2

2009-11-30 21:51:00 | インポート
《橿原神宮のこと》

宿泊したホテルは、橿原市内でも有数なところのようで、最上階に皇室専用(?)の部屋があるのだそうです。

この夜は利用客も比較的少なく、ゆっくりと温泉に浸かりおいしい夕食を堪能しました。

余談ながら、ホテルの従業員の方々の応接も立派で、さすがこの国を代表する観光地で名を馳せているだけのものがあります。また地域の人々が総じて心を込めて接してくれます。

(比較するのもなんですが、北の国の観光地もロケーションはどこにも引けは取りません。ですが、観光を生業としている多くの人々には<ご接待>のまごころに欠けるきらいがあります)

あさ目覚めて、朝食前に散策かたがた「橿原神宮」へ参拝してきました。ホテルからは歩いて10分ほどの距離です。

「橿原神宮」は神武天皇(第一代天皇とされる)が、畝傍山の東南、橿原の地に宮を建て、即位したという故事から、明治23年に創建されたそうです。

「畝傍山」を背にその神域も広く、門外漢の自分ですらなにやら神々しく身が引き締まる想いがしたものです。

さて今日は「談山神社」をかわきりに、「石舞台古墳」や「板葺宮跡」など「まほろばの里」の主要地の見学となります。
飛鳥の歴史に詳しい先生が、案内説明についてくれるので楽しみではあります。(つづく)

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<ホテルの前景>

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<夕食の前菜>

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<橿原神宮、大鳥居から背景の畝傍山>

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<橿原神宮・正面拝殿と畝傍山>
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「まほろばの里・・明日香」をたずねて その1 

2009-11-30 18:04:00 | インポート
――倭(やまと)は 国のまほろば 
たたなづく青垣 山隠(やまこ
も)れる 倭しうるはし――

去年の10月半ばに「北のまほろば」の代表的な地域、青森は三内丸山遺跡を訪れました。

それ以前から「大和の国のまほろば」の風景にあこがれを持ち続けていました。

たまたまこの地の新聞社系列の旅行会社が,『談山神社の紅葉と奈良・飛鳥を訪ねる旅』のツアーを募集しているのを知り、さっそく応募してみました。

この23日、11:00頃発の飛行機で、北の空港から一路神戸空港へ飛び立ちました。
およそ15年前に発生した「阪神・淡路大震災」の傷跡も、ほとんど感じないほど復興した都市の湾岸を、高速道路で奈良へ・・・・

《安倍文殊院のこと》

車窓から見えてきた「大和三山(香具山・耳成山・畝傍山)」は、これぞ「まほろば・・・」かと、わずか100mちょっとの高さでしかない、ほとんど「丘」といった程度の山々の風情に感慨もひとしおです。

この日は時間も遅く、「安倍文殊院」(日本三文殊第一霊場)一ヶ所だけの拝観でした。

この寺は、いまから1365年ほどまえの645年(大化元年)、大化改新政府の左大臣となった「安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)」が、安倍一族の氏寺として「安倍寺」を建立したのが始まりとのこと。

平安時代の陰陽師として名高い「安倍清明」はこの寺で生まれたそうです。清明没後は一般庶民の祈祷の寺として尊崇されてきました。

本尊の「文殊氏利菩薩像」は鎌倉時代の運慶作といわれ、重文に指定されています。

夕日に染まってきた文殊池に浮ぶ「金閣浮御堂」を眺めながらの、「お薄とらくがん」の馳走に満足、まんぞくのひとときを過ごしました。

こん晩は橿原神宮前駅にあるホテル(温泉付)での宿泊です。(つづく)

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<文殊院本堂全景>

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<文殊池と金閣浮御堂>

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<畝傍山の夕景>

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山蛭(やまびる)かッ?・・・仕分け作業から見えてくるもの

2009-11-14 22:14:00 | インポート

先日PCに向かいながら、中途半端にTVのワイドショー的報道を見ていました。
どこの地方の山か詳しくは覚えていませんが「山蛭」が異常に発生しているそうです。

ちょっとした山の散策ていどですのに、たちまち足首や襟元、はては胸、背中辺りまで数匹の「山蛭」が這い登り「吸血」するとのことで、TVのレポーターが自身で体験してみせていました。

吸血するときの「蛭」はモルヒネ状のエキスを出すため、吸血される側はその時には痛みを感じないのだそうです。後でかゆみや痛み、腫上がりなどの症状が出てきます。

話しが変ります。
新政権が来年度予算編成のため、各省庁から出された概算要求の査定を実施しています。
言うところの「必殺仕分け人」チームです。

要求額の減額はおろか、事業の見直しもしくは廃止などと厳しい査定がなされています。

野党や官僚、各事業の末端受益者、はては与党内からも異議が噴出しています。
これは前政権には無かった、オープンなやり方で典型的な「劇場型」政治の一幕と言えるでしょう。

それぞれの事業と要求予算、仕分け人の判定が適切かどうかの判断はさて置きます。

見えてくるのは「独立行政法人、特殊法人、公益法人(財団法人)など」の多さと、それらへの「官僚の天下り人数」の多さです。なによりも驚くのは、彼らが手にする「巨額の報酬」です。

彼らは前の職場を退職したとき、けっこう多い退職金を手にしているのです。にもかかわらず、上記の各法人を渡り歩き、巨額の報酬とさらなる退職金を手にすることになるのです。

作られたそれぞれの組織「独立行政法人、特殊法人、公益法人(財団法人)」が本当に必要なのか? どうみてもまず「天下り先造りありき」では? と思ってしまうのです。

庶民はほんのわずかな所得でも事細かに「源泉徴収」され「確定申告」しています。

涙ながらに納税している私たちにしてみれば、上記各種法人やそこに「天下りする官僚群」が・・・あたかもある地域に蔓延する「山蛭(やまびる)」とダブって見えてきたりするのです。

そんな「山蛭」たちに、この国の人々は何十年ものあいだ「生き血を吸われて」いたのかもしれません。

――― あなおそろしやぁ~~~

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<道南、大沼公園の晩秋>
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平和なのかな?

2009-11-07 23:05:00 | インポート
 
相次ぐ凶悪な殺人事件や詐欺事件、発砲事件やウイルスの蔓延・・・・

交代した新政権も、なにやらモタモタとブレまくったりしています。
景気回復は望むべくも無く、この年末が思いやられます。

そんな世相のなかで、盛り上がっているのがプロ野球です。
海の向こうの「ワールドシリーズ」ではゴジラ君がMVPに輝き、脚光を浴びています。

こちらの「日本シリーズ」も、それぞれリーグ優勝したチームが激突し、TVの視聴率も記録的とか。
結果は4勝2敗で巨人が日本一になりましました。

日本ハムを熱烈に応援した道民はガックリと肩を落としています。
明日からはデパートやスーパーでの「応援ありがとうセール」に熱を上げる以外にありません。

殺伐とした世相の暗さと、球場やTVの前で「歓呼の叫び」を挙げる人々との落差を感じたりして・・・・

にしても、いったい「この国は平和なんだろうか?」と思ったりするのです。

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<函館公園の紅葉風景>
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