かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

なみだと共に・・・

2004-12-28 23:32:00 | インポート
この一年
たくさんのなみだを流しました。

なによりもいっぱい「怒りのなみだ」を流しました。

たくさんの幼子の命が無残にうばわれました、、、ただ大人の身勝手さだけで。

今日を平凡に生活している人々の命が突然うばわれました、、、ただお金ほしさのために。

子や孫に思いをはせるご老人が騙されつづけています、、、騙しのテクニックはますます巧妙になります。

「拉致被害者家族」の苦悩はますますつのります、、、国家とは何か?をするどく思うところです。

政治屋の「改革論」がいかにいい加減なものであるか、、、挙句の果ては国民へのしわ寄せが大きくなりました。

官僚のでたらめさ加減はいつまで続くのでしょうか、、、保身と税金を食いつぶすだけが彼らの仕事では無いはずですが。

物を作り、流通させる多くの企業が、いともた易く人々を欺きます、、、経済は信用であることを弊履のごとく捨て去りました。

<<誠実、愛、信頼、徳、矜持、誇り、清貧、・・・を失ったこの国の人々になみだします>>


「嘆きのなみだ」もたくさん流れました。

自然の猛威には為すすべもありません。度重なる台風被害、地震、熱暑、、、尊い命が奪われ、多くの人々が被災の難渋を味わっています。

この年の災害のオオトリはスマトラ沖地震による大津波です、、、人間の退廃に神が鉄槌をくだしているのかもしれません。

<<流出、揺れ、倒壊、避難、離郷、・・・呆然とたたずむ人々になみだします>>


「感動のなみだ」もときとして流れました。

ギリシャを舞台にしたオリンピックでの、この国の若者たちの活躍は見事でした、、、大舞台で、もの怖じしない人々がそこにいました。

なによりも「深紅の大優勝旗」が海を渡って来た快挙を思います、、、奇跡としか言いようの無い、永年の夢が叶いました。

プロ野球機構のいやらしさを古田会長の涙が救ってくれました、、、彼のなみだがどれほどフアンの心を癒してくれたことか。

災害地で汗を流すボランテイアの人々、、、疲労の顔にも決意が漲ります。

<<若さ、躍動、直向き、奉仕、博愛・・・・の姿に滂沱のなみだがながれます>>

この年流したたくさんのなみだです。
来る年に流すなみだは、どのような類のなみだが多いものやら・・・・

願はくば「感動のなみだ」で満ち溢れんことを切望して止みません。

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さまざまなことの話し―――(サマ、さま、様) 

2004-12-09 23:53:00 | インポート
またまた騙されました。

もう、いつまで騙され続けたら気が済むのでしょうか?
騙される側はこの国の「首相サマ」、騙すのはかの国の「首領さま」です。

拉致被害者の象徴的位置付けにある「横田めぐみさん」の遺骨と称されるものは、真っ赤な贋物でした。
「松木薫さん」のそれも、今回も含めて二度までも騙し続けられました。

「経済制裁を断行すべしッ!!」の声が澎湃と沸き起こっています。
かの国への人道援助にしても、援助物資が本当に困っている人々に確実に渡っているのかどうか・・・確認のしようもありません。
(万景峰号で運ぶ、首領さまの特別物資だけは、確実に届くそうです・・・本人へ)

制裁を実行した場合、すべての交渉が打ち切りとなり、もう一つの重要問題「核開発」への牽制が出来なくなる可能性はじゅうぶん考えられます。
ですがここは一つ、この国の「首相サマ」の確かなご決断で、拉致被害者の全員救出を最優先課題として、『強固な』態度にでる事を望みたいのですが・・・・

とは言うものの、目下の懸案の諸問題は、けっきょくのところ「首領さま」の消滅を待つ以外に無さそうです。

一方では「韓流」だそうです。「冬ソナ」です。『ヨンさま』です。
純愛物語に涙し、「ヨンさま」追っかけおばさま方は、なりふり構わず裾を乱して迫り、挙句のハテに将棋倒しのありさまです。

NHKのアンケート調査では(手前味噌くさいですが)国民の98%が「冬ソナ」を知っているそうです。
40歳台以上の女性の46%(?)が「冬ソナ」TVを観たそうです。

挙句、「冬ソナ」の舞台、春川市に作られた「ヨンサマの等身大像」が不評のため取り壊されるハメになった・・・と、おまけ話しまで出てくる始末です。

この「韓流」ブームのおかげで、この国と韓国との文化的近親感が生れたことは確かです。そのこと自体は喜ばしいことですが、歴史的、政治的な面からすれば、まだその距離は遠いものと見なければなりません。

近づきつつある「韓国」と、ますます遠くなりつつある「首領さまの国」です。
二つの国が同一民族であることの「奇異感」を、いま強く思っています。

それにしましても、「ヨンさま」追っかけおばさま方へ、そんな途方も無いエネルギーをもう少し「拉致被害者救出」の方向へ持って行って欲しいもの・・・と切に願うところです。

かって“なみだの操”で演歌族の心を掴み取った「殿様キングス」の宮路おさむが嘆いて居りました。
『なぜ今ヨンさまだけが騒がれるンだッ!! 俺は30年前から“殿様”だったのに・・・』と、場末のライブでささやかな笑いを誘っておりました。


この世は、日々「さまざまな」ことが生れては消えて行きます・・・・・




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もう、書きたくは無いのですが、、、、、 

2004-12-04 12:59:00 | インポート

《コント》 ご指導!?

      シラの切り方お教えします

      容疑者殿
              道警幹部一同

せっかくのこのページです。できるだけ明るい話題を取り上げたいのは山々です。
ですが、今この話しを取り上げないと怒りが収まらない気がしてなりません。
まったく損な性分だと、自分でも思うのです・・・・

書くのも嫌になりますが、読むほうも“またかッ!!”の思いがおありかと察します。
先回に続いて『北海道警察の裏金問題』の話しです。

昨日3日、道監査委員会が「道警裏金にまつわる特別監査(道費のみ)」の結果報告を知事に提出しました。

それによりますと、先回「道警」が内部調査して公表した金額とほぼ倍の金額になっているとのことです。
その他、監査妨害、私的流用、幹部の関与・・・などなど、多くの指摘がされました。

細かい内容を書いてもキリがありません。チョッと長いですが、今回は北海道新聞の今日のコラム『卓上四季(朝日新聞の天声人語のたぐい)』全文を拝借してみます。

――― それにしてもひどい話しである。
道警の裏金問題できのう、道監査委員が 特別監査結果を報告した。その内容は、先の 道警の内部調査と大きな食い違いをみせている。

返還額の対象となる不正額は道警調査の二倍以上。そのうえ、これまでの調査で報告されなかった食糧費、交際費の不正執行や旅費のピンハネが認定された。ところが、まるで人ごとのような態度である。

道議会での芦刈勝治本部長の答弁はこうである。「差異がでることも考えられる」「補足調査を行って結果を明らかにしたい」。
とてもことの深刻さがわかっているとは思えない。監査報告は道警の調査が信用できないといってるも同然なのだ。

道民はあきれはてている。「説明責任を果たせ」と何度言ってきたことか。
怒りを通り越してむなしさを感じている向きも多いのではないか。そもそも、ほんとうに悪いことをした、という認識があるのかどうかも疑問である。

「文目も分かず(あやめもわかず)」という言葉がある。「文目」は筋道を意味する。
つまり、物事の善しあしの区別がつかないことをさす。これまでの道警の対応をみていて、この言葉が思い浮かんだ。
分別のつくような人間が上層部に居るとは思えないのだ。

とはいえ。あきらめてもいられない。問われているのは、税金の使われ方である。すべての疑問点について筋道の立った説明があるまで、幕引きなんてとんでもない。―――――以上


このたびの「道監査委員」の報告は完全とは言えないまでも、道警に正論で迫る迫力があります。
しかし、それを受け止める側の知事、道議会、道公安委員会などの「及び腰」には腹立たしさを覚えます。
知事は口先だけで「・・・遺憾に思います」で、議会の与党(中央政界のそれと同じ党です)は「何か?を恐れて」追求をしようともしません。公安委員会は道警の身内調査を追認するだけです。

ことの初めから、ほとんど「孤軍奮闘」してきた弁護士さんが言います。
―――いま問われているのは、知事と道議会の「力」と「やる気」だ―――と。

なんども書きますが、この「警察の裏金問題」は北海道や一部の県警だけの問題でなく、表面化していない、あなたの地域でも恒常的に行われている・・・という恐ろしさです。

にもかかわらず、「財政の逼迫」というお題目で、『増税、社会保険料のアップ、福祉予算の削減、年金の削除』と、年々歳々庶民は圧迫されつづけているのです。

思わず、ため息とともに出るのは

^^^あぁ~~ァッ この世はまことに住みにくい^^^

という言葉なのです。


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