かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

心身ともに凍ります 

2008-01-17 23:08:00 | インポート
 
さすがに大寒を目の前にして、特大の寒波が襲ってきました。

きょう17日、道内の旭川市郊外で最低気温が「-33℃」にもなりました。
こうなるとバッテリーの機能が発揮できない車が多発し、援助を求めることになります。
酪農地では、牛のよだれがシバレて、つららになったりしています。

道都の地でも、最低気温が「-12.6℃」最高気温が「-4.2℃」と、2シーズンぶりの凍れ具合が身体に堪えました。

そんな寒さを覚える日に、心氷るニュースを聞くことになりました。
本来なら、多発する火災死亡事故や、強盗殺人事件がそれに該当するのでしょうが、それではありません。

「自○党の定期大会」が、国会議員や全国の支部代表を一堂に集めて開かれたようです。
党総裁が『立党以来の危機の中で、国民本位の政治や行政を推し進める覚悟・・・』との演説をされておりました。

この言葉には「心氷らせて」しまいます。
国のまつりごと、政治とはいったい何を目標に行われるのでしょうか?

人類の誕生以来、その集団が少であれ多であれ、その「長(おさ)」は集団一人々の腹を満たし、外敵の侵入を防ぎ、災害を克服し安寧を保障すること・・・すなはち「国民本位(集団の構成員のため)」こそが「国のまつりごと(政治)」の一貫した目標だろうと、頑なに信じる者です。

戦後60有余年、ほとんど一貫してこの国の政治を担ってきた「自○党」です。

この期に及んで「いったい何をおっしゃるのやら・・・」と唖然呆然の態です。
60年以上もの長い年月、彼らは誰のために政治を司ってきたのでしょうか? この辺りのこと、とくと聞いてみたいところです。

集団の基礎である「個」に目線を致さなかったそれは、遠からず滅亡の憂き目に遭ってしまいます。これは人類の歴史の必然です。

この国の目下の混沌を見るにつけ、60有余年もの間「個」が注視されて来なかった、なるほど現状はその歴たる証であるといま頷けるのです。

大寒波に身体を凍らせながら、なおかつ「さる党の総裁」の覚悟の言葉に、ただただ『心氷らせた』この日でした。

ですが、さりとて「さる党」に取って代わろうとする「それ」もつかみ所が無く、灯油代の嵩みに頭を悩ましながら、冷たい蒲団にもぐり込むほか、「個(庶民)」には方法が無いのです。(号泣)

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なんねんぶりかの笑顔が・・・

2008-01-12 22:47:00 | インポート
先月20日の雑記「涙そうそう・・・」で「薬害肝炎被害者」の闘いが、この国の為政者の心に届かないことの嘆きを記しました。

人々の怒りに恐れをなしたか、政府はその後、議員立法で「被害者救済法」を形作ることを表明しました。

それから約10日あまり、昨日11日「薬害肝炎救済法」が参院の全会一致で可決成立しました。

被害者原告団が頑なに主張した「投与期間に関係なく一律救済」が受け入れられ、症状に応じて救済されるようです。

ですが、救済対象者になるには、カルテなど当該薬剤を投与したとの証拠書類が必要とされるため、救済対象者は限られたものとなるようです。

それにしても「被害者原告団」の人々の何年ぶりかの笑顔に、私達も救われる思いがするのです。

もう一つ原告団が要求していた「国の責任と謝罪」については、「・・・救済法」の前文に明記するとのことですが、これほど大きな問題を引き起こしたにしては「製薬会社」と「許認可行使の官僚」への直接的責任論はあまり話題になっていません。

そんなことよりも「被害者の救済」が最優先・・・との思いは当然ですが、国家として「二度とこのような事態を生じさせない努力を・・・」と言うからには、「救済枠を広げる」と同時に、当該企業と官僚への厳正な対処も必要だと考えます。

なぜならば、当該血液製剤「フィブリノゲン」を作ったのも、それを易々と認可し、他国が製造中止の処置を採ったあとも、危険回避への行動をとらなかった担当官僚は、あの『HIV被害』を生み出した時とそっくり同じだと思うからです。

言いたいことは、こんどの「肝炎薬害」と「HIV薬害」の間に、さほどの時間差が無い・・・と言うことです。

前例主義を口癖のように唱える官僚が、「HIV薬害」を貴重な前例として受け止めず、またまた同じような被害者を生み出してしまう・・・この風潮こそ「変な薬」よりもっと恐ろしいものに他なりません。

そんな風潮を取り除くためにも、当該企業と官僚(政治家も)への厳罰を科して然るべきと思ったりするのです。

でないと、「被害原告団」の人々の何年ぶりかの笑顔が、本当の笑顔にならないような気がするのですが・・・・


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寒さの本番に泣いています

2008-01-10 22:52:00 | インポート
  
穏やかな年明けを迎えて、ノンビリ気分で過ごしているうちに、もう1月も10日となりました。

寒の入りとなった今週はじめから、さすがに寒さも本格化してきました。
きょう(10日)のこの地の最低気温が
-9 、9℃、最高気温-4、3℃と今期最寒の一日となりました。

この寒さに耐え切れず、部屋の暖房数字を上げねばなりません。
ですがほとんどの家庭で暖房燃料となっている「灯油」の高騰に音を上げてしまいます。

「灯油」の価格は、いま全道平均で1L/99円80銭にも高止まっています。これは昨年同期のほぼ40%増となり、これで行くとシーズン中の灯油代総額が、1家庭平均で13万円を超えることになるだろうとのことです。(日銀札幌支店調査による)

本格的な寒の入りの、きょうのような気温にはさほど驚かないものの、暖房燃料の「灯油」の乱高には泣けてきます。

それだけでなく、原油価の高騰による、あらゆる商品やサービス価格の暴騰ぶりには、怒りを禁じ得ません。

収入増の算段もつかない庶民には「凍死や餓死」が待ち構えているのか? などと有らぬ考えを思い浮かべたりする“寒の入り”の一夜でした。


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年があらたまって 

2008-01-02 11:12:00 | インポート

日が沈み、また朝日が顔を見せる自然の何気ない営みが淡々と続きます。
人々はその何気ない自然の連続に「暦」を取り入れ、一つの区切りをつくりました。

年があらたまり、多くの人々は新たな気持ちで元旦を迎えようとします。

昨日までの日々が苦労の連続であったとしても、なにか不安を抱えてきた人も、逆に日々幸せを感じてきた人々も、この年の新玉を境に「佳きこと」の訪れを願い、さらなる希望を見つけようと努力します。

「偽」で象徴されたきのうまでの「世相のざらつき」を一時忘れ、水平線から上る初日の出に「今年こそは佳き歳であるように・・・」と手を合わせる人々がそこには居ます。
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