かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

「崇高な精神」と「汚濁の姿勢」・・・人の生きざまのふしぎ  

2008-08-28 21:26:00 | インポート

説くまでもありませんが《崇高》の意味は「けだかく偉大なこと、普通の程度をはるかに超えて驚異・畏敬・偉大・悲壮などの感を与えるさま」と辞書にあります。
《汚濁》は「よごれにごること」です。

アフガニスタンの僻地で、現地の人々の役に立つことをこころざしていた「伊藤さん」が凶弾に倒れました。なんとも痛ましく惜しまれることです。

今日の夕刊に、伊藤さんがこのNGO活動に参加した「志望動機の全文」が載っています。
読むにつけ、そのこころざしの高さに敬服します。同時に自分のような凡人と比較して、なぜこうも気高い生きざまができるのか?と・・・その根源のところに想いを馳せてしまうのです。

ひるがえってこの国の政界・官界と言う、もう一方の世界に目を向けるとき、その「心根の汚濁ぶり」に吐き気すら覚えるのです。

「国のため、国民のため・・・」と口では言うものの、己の保身と利益(金銭)のみに汲々とし、終始言い逃れとお惚けの人生を過ごして居るように見受けられます。

いまさら、あたりまえのことながら「さまざまな人間が居て、それが世間であり社会なんだ・・・」と頭で一応は納得はしています。

納得はしていますが「伊藤さん」のような、人知れず「献身的な奉仕」を実行して居られる幾多の人々を見るにつけ、「人の生きざまのふしぎさ」をつくづく思ってしまうのです。

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八月のこよみ

2008-08-09 20:32:00 | インポート

あたりまえのことですが、八月は暑い日々が続きます。
にしても今夏の気象は普通ではありません。熱暑の連続とゲリラ豪雨が人々を苦しめています。

それでも八月の暦は淡々と過ぎていきます。
6日は広島の原爆忌、7日立秋、8日北京オリンピック開幕、そして今日9日は長崎原爆忌となっています。

甲子園の高校野球は出場校すべてが出揃い、佳境に入っています。
それぞれの地方では夏祭り、盆踊りがたけなわでしょう。不景気風が吹くとは言え、相変わらず海外旅行に故郷への帰省と、楽しさと忙しさが続きます。

忘れてはならない「敗戦の日」は15日です。あれから63年が経ちました。戦時下と戦後の混乱期の苦しみを知る人々も少なくなっています。

近ごろのこの国は「平和ボケ」と語られるものの、戦禍に見舞われないだけでも良しとせねばなりません。

北の国はお盆を境にめっきりと涼しくなります。異常気象が続くこの八月は例年通りの秋の気候を味わえるのかどうか・・・なにせ八月は淡々と、一方では忙しなく過ぎて行くのです。

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