かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

悲願達成「駒大苫小牧高校」優勝!!

2004-08-22 18:18:00 | インポート
。。。深紅の大優勝旗、津軽海峡を渡る。。。

きょう、第86回全国高等学校野球選手権の決勝戦が行われ、接戦のすえ「駒澤大学付属・苫小牧高等学校」が勝ち、深紅の大優勝旗を手にしました。
お見事と言う外はありませんが、道民の一人として「喜び」の前に、正直のところいまだ信じ難い気持を漂わしています。

北海道勢としては、大正9年の第6回大会の参加から実に84年掛かっての全国制覇です。
優勝旗はついに「津軽海峡」を渡ることになりました。

北海道勢は毎春、夏、内地のチームに果敢に挑戦してはきましたが、負け続けてきました。

彼我の実力の差は如何ともしがたく、さらに「心の後れ」からか、投げては暴投、守ってはエラーの連続、打っては空振り三振・・・と、思わず目をつぶりたくなることの連続でした。

それでもここ数年は、初戦突破から2、3回戦あたりまで進むほどになってはきました。

東北以北のチームで、これまで春夏合わせて7度の決勝に進みましたが、優勝の栄冠を手にすることができませんでした。(63年春、北海高校が準優勝している)

深紅の大優勝旗が、陸奥の国の入口「白河の関」を越えることが、東北・北海道勢の悲願でした。

雪深く、雪原のグラウンド上での練習や、4月も末でなければ「土の上での練習」が不可能な環境では、ともすれば諦めが先に立つのもやむを得ないものでした。

この夏の大会では、昨年準優勝の「東北高校」が快腕ピッチャー“ダルビッシュ”を擁しての優勝候補筆頭に挙げられましたが散りました。

駒大苫小牧高は「佐世保実業―日大三校―横浜高校―東海大甲府」を破って、この春の優勝校「済美高校」との決勝戦でした。
いずれも強豪校で、とくに日大三校、横浜、済美などは優勝候補に挙げられたチームです。

いままでの北海道のチームですと、相手校の名前を聞いただけで「ビビリ」が生じ、浮き足だってしまいます。

ところが今年の「駒大苫小牧高」は違いました。初戦の佐世保実業戦から「妙に落ち着いて」いました。(見る側のいままでの感覚からして)
それも一回戦だけか??と疑心暗鬼で日大三校戦を観ておりましたが、これまた実に堂々とした勝ちっぷりです。

今日は負けるか? 次はダメだろう?・・・と善戦を称えながらの応援でした。

なんと、なんと、記録ずくめの実績を残しながら、堂々と強豪チームに打ち勝ち『夢の、悲願の全国制覇』を成し遂げてくれました。

「駒大苫小牧高校」の帰郷は、飛行機で飛ぶことなく、なろうことなら「くるま」か、せめて「汽車」で『白河の関』を踏み越え、踏みしめ、東北勢をも鼓舞しながらの凱旋を・・と、
密かに願って居る者ですが、、、、、、、

あまりの「歓喜」のために、どこか“頭の調子”が狂ったような今日の雑記です。





あるオーナーの黄昏 

2004-08-18 00:55:00 | インポート
古くからのcafe友に、Oさんという方がいらっしゃいます。
少し前にcafeから離れましたが、HPでいまも繋がっております。
O嬢、PCの技術に長けて居られ、そのHPの格調の高さと表現力には魅せられものがあります。

そこに「故事ことわざ迷辞典」というページがあり、150にもおよぶ事例が網羅され解説されています。
さらにO嬢得意の「ユーモラスなコメント」まで付けられていて一読に値します。


話が飛びます。
球界の盟主と言われ続け、プロ野球界を牛耳ってきた「読売巨人軍」のオーナーが辞任しました。
その理由や経緯は、すでにみなさんご承知のところです。

その後の報道の大方は、大学の野球部員に現金を渡すような違反行為が理由でなく「主導する1リーグ制移行への風当たりの強さ、なによりも人を人とも思わぬ尊大な言動への世間の反感」が辞任の本当の理由だろうと推測しております。 大いに頷けるところです。

1リーグ制への移行や、業界再編成のこと、制度の改悪のことはさておきます。

きょう言いたいことは、かの「オーナー」と言われる人の永年の言動についてであります。

なるほど一介の記者から大企業のトップに上り詰めた人でしょうから、その面では優れた能力をお持ちの方なのでしょう。

それにしては報道される姿、言動のなんともまあ~~「貧しい」人かと、耳を覆いたくなることがしばしばです。

頭が良い、能力があると言われる人には、時として「何か欠ける」ものがあるように思われます。
かのオーナーさん、プロ野球協約や協定規則ばかりに目をやらず、せめてO嬢の「故事ことわざ迷辞典」にでも目を通す余裕があったなら・・・・こんにちのような事態を招かずに済んだのではと、いま痛切に感じています。

遅まきながら、ここに三、四の事例をかの人に捧げるべく書いてみたのですが、はたして通じますかどうか??なんとも申し上げかねます。

『君子に三戒あり』
人格者が自らの戒めとすることを言う。
一つは青年期における色欲、二つは壮年期における人との争いごと、三つは老年期における強欲。
―――かの人には「戒め」を思った形跡が見られないのですが?

『毛のない猿』
見た目には人間に見えるが、人としての人情や良心を持ち合わせていない、人でなし。
―――かの人の頭に、まだ白毛があったやに見受けられましたが?

『雪駄の土用干し』
ふんぞり返って、いかにも偉そうに威張って歩いている人を嘲っていう言葉。
雪駄は天日に干すと反り返る習性がある。
―――かの人が常に持つ杖は、ひっくり返らない為の用心か?

『株を守って兎を待つ』
猟師が一度、切り株にぶつかった兎を捕まえたことがあり、以来いつもその切り株で兎を待つようになった。
古いしきたりにこだわり、時勢の変化に気づかなかったり、一度味をしめたことにとらわれ、いつまでも変化や進歩がないこと。
―――かの人の進歩とは、自己肥大がそれと信じて居るのでは?

業界の他のオーナーさんたちへも二つ、三つ。

『鳥なき里の蝙蝠』
鳥が居なくなった山里に、鳥類ではない蝙蝠だけが我が物顔に飛び回っているさま。
優れた人が居ないところで、くだらない者が大きな顔をして威張っているさま。
―――かの人々は、本当の意味のオーナーなのかかどうか??

『行くに径(みち)に由らず』
小道など通らずに、大きな道を歩きなさい。
小細工を弄せず、いつも正々堂々と事を行うこと。
―――かの人々の、なんと小さくて他力本願なことか?

最後に蛇足を・・・・いつかどこかでも書きましたが、もう一度。

古人曰く『奢れるもの久しからず、構えて心せよ』と。。。。。。。。。

※※※「故事ことわざの例」の大半はOさんのHPから引用させてもらいました※※※


ビフォー、あふたぁ~    <その1>  

2004-08-08 17:52:00 | インポート
以前からこのページに、さまざまな事件に対する雑感を書いてきました。
その主な事件が、いまどうなっているのかを追ってみました。

手始めに・・・・『北海道警察の裏金問題』です。

昨年の11月以来発覚した「北海道警察の裏金問題」は、日を追うにつれ波紋を広げ、全国の各警察に波及しました。

北海道警察(以下道警とします)では、当初「質問書すら見るに値しない」と高飛車な態度に終始していましたが、幹部OBの告発が公になるに及んで、『どうにも逃れようの無い事案』のみしぶしぶ「個人的な問題」として認めざるを得ませんでした。

道の監査委員の調査にも非協力的で、明らかに不正と思われる支出にたいしても「適切と思われない予算執行があった」などとごまかしの言葉で終始しています。

そうこうしている8月4日、オホーッツク沿岸網走に近い町「興部(おこっぺ)町」の警察署長(警視)が自殺しました。

家族に当てた遺書に、裏金問題に関する記述があったとのことです。
「道警本部の次席職にあったとき、士気高揚のために、わずかに現金を運用したが、私利私欲はなかった」と書かれていた、と報道されています。

警察署長(警視)と言えば、警察組織の中では大幹部となります。
察するに、裏金に手を染めることは、組織の中で止むを得なかったものの、私的には日々懺戒の念に囚われていたのでしょう。
まことに不幸なことで冥福をお祈りするより他ありません。

ですが、「死を選ぶ勇気があったなら、もう一歩の勇気を出して、裏金の本質を公にして欲しかった」と思うのは、私一人ではありますまい。

一連の問題で、市民から直接矢面に立たされている「第一線の警察官」のためにも、道民の怒りを解消するためにも、
何よりも将来を担う子供たちの「お巡りさんは良い人」との思い込みを裏切らないためにも、真相の解明に尽力して欲しかった・・・・と切に思わざるを得ないのです。

道警と同様に不正経理が問題となった「福岡県警」はこの7月不正を認め、使途不明金と不正支出に利子を含めた全額、4千8百万円を歴代本部長ら幹部から徴収し、国と県に返還することを決めたそうです。

福岡県警の処理に比べて道警は対応を誤り、自殺者を出してしまいました。

現場の警察官の士気低下も心配され、道民の信頼を失ったままです。
署長の死を厳粛に受け止め、一刻も早く「組織ぐるみだった不正経理を全面的に認め、清算」する他はありません。


と、書き始めた8月5日、警察庁の「少年非行防止法制の在り方に関する研究会」というところが、『補導手続きの明確化』を目的に「不良行為のガイドライン作成」の新法制定を提言した、とのニュースがありました。

目に余る少年の「不良行為」はどこまで広がるのか?と心配と恐怖さえ抱くこの頃の世相です。

一刻も早く・・・とは思うのですが、道警を含めた現今の「警察の裏金問題」の在りようをみるにつけ「青少年の補導推進」と、どのように整合性を見出したらよいのやら、凡庸な頭脳の持ち主には、かなりの戸惑いが生じてしまうのですが・・・・

ながくなりますので、「少年非行」については、またの機会に考えてみるつもりです。




「三種の仁義」

2004-08-01 20:55:00 | インポート
いささか失礼な質問になりますが「三種の神器」って何かをご存知でしょうか?

「三種の神器」とは、皇位の標識として歴代天皇が受け継いできた、とされる三つの宝物だそうです。

「やたの鏡」「あまのむらくもの剣」「やさかにの曲玉」がそれです。
(ひらがなの部分は辞書でごらんください。難しい漢字でPCの互換では表現できません)

この「三種の神器」、源平の壇ノ浦合戦で、安徳幼帝と共に海に沈みました。その後の神器は何と替えられたのか・・・・定かではありません。

話しは「仁義」に飛びます。
仁義とは「いつくしみの心と道理に適った方法、人の踏み行うべき道」と辞書にあります。

もう一つの意味として「江戸時代に博徒、職人、香具師仲間に行われた、親分子分の間の道徳および初対面の挨拶」とあります。

“おひけいなすって、てまえ、しょうごくとはっしまするところは、かんとうでござんす・・・”
などと言う、あのセリフです。
生国からはじまって、所属組織、そこでの身分、訪いの目的、世話になる礼、などを逐一口上します。

cafeでのWEBSITEの中の「プロフ」のページは、まさにこの仁義の範疇にあります。
IDはともかくとして「地域、性別、年代」は『三種の仁義』に当たるのでは・・・と思っています。

実はわたくし、cafeへ参加した当初は「プロフ」にIDのみを表現していました。
ところが、お仲間と交流して行くなかで、表現していないことがなにかと足枷になることに気がつきました。

日記に、例えば「小学生の孫の運動会を観に・・・」と書くとすれば、大方年代が判ります。

「晴れてはいるが、凍れる気候のなか“雪祭り”見物に・・・」と書けば北海道の札幌辺り・・・と察しがつきます。

また、文章のちょっとした内容でその性別は判断できます。(なりすまして、らしく書く人も居るとのことですが・・・)

だとすれば、少なくとも「三種の仁義」に関しては『内緒のところはごめんなさい・・・』でないほうが、ぼやかし書きする苦労より、心安く表現できるな、、、、と、そんなふうに思ったりもしました。

ですがこの世界、少数ではありましょうが「悪意」をもって人々を悩ませる者も居るようです。
それらの者から「身を守る」ためにも、けっきょく『内緒のところはごめんなさい・・・』と書かざるを得ない人々の心情も充分に理解できます。

ここで「三種の仁義」の表現ををみなさんにお願いする訳では決してありません。誤解のないようにお願いします。

それにしても、このヴァーチャルの世界において、実像を表現することで決して迷惑を被ることが無いような、そんな「仁義に満ちた空間」を望みたいものですが、・・・・・・・・

それはどだい無理なことなのかもしれません。

cafe参加二年目を迎えて、ちょっと感じた雑記です。