かるさんのgooブログ <北国たより>

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どうするんでしょう?――震災のガレキ  

2011-11-20 17:21:00 | インポート

世の中、一見平和に毎日が過ぎて行くように見えます。
日本シリーズは7戦目を、大相撲は中日を迎えて盛り上がっていますが・・・・・

頭のン片隅には、いつも震災と原発事故による被災地の人々のことがあります。

震災で発生した、宮城・岩手両県のガレキ受け入れについて、環境省から各市町村の検討状況の調査依頼を受けた43都道府県のうち、西日本を中心に少なくとも23県が「全市町村で受け入れを検討していない」ことが判ったとのことです。

環境省はこれらの県名を発表していませんが、共同通信の取材ではっきりしました。

4月の調査で、ガレキの受け入れ可能としたのが572市町村(都道府県数は42)だったのが、この10月の調査で回答を寄せた市町村は54(同11)と大幅に減りました。

けっきょく、それぞれの自治体が「ガレキの放射性物質の汚染」を危ぶむ住民に配慮して竦んでいる結果のようです。

日々報道される被災地の現状を見るにつけ、山と積まれたガレキをなんとかしなければ、ほんとうの復旧、復興はあり得ないと思うのです。

ガレキの受け入れ先が見つからない被災地の人々の歯がゆさはいかばかりでしょうか?

国がもう少し積極的に各自治体をリードすべきはもちろんですが・・・

ここは一つ国民も「義捐金や物資、労力の提供」もさることながら、ガレキの受け入れ運動も被災地への大きな支援になるのだと・・・考える必要がありそうです。

それにしても「原発事故による放射性物質被害」はなんとも恨めしく、安全神話を振りまき続けた人々に新ためて怒りを憶えるのです。


photo by karusan from OCNフォトフレンド
<初雪と残菊>

泥の中の“どじょう”

2011-11-05 17:27:00 | インポート
「柳川鍋」と「くじら鍋」を二枚看板として繁盛し、江戸は浅草寺の参詣路にある「駒形どぜう」の店は、1801年(徳川11代将軍家斉の時代)の創業で、200年の歴史を誇ります。

「どじょうは田んぼなどの、汚い水の中で生きると思われがちですが、きれいな水と餌がなければ良いどじょうは育ちません」と駒形どぜう店のホムペに書かれています。

「どじょうのように泥臭く」をキャッチフレーズに登りつめたどこかの国の首相がいます。
就任いらい失言を避けることだけを考えているのか、これといった注目発言もなく今日にいたっています。

ですがこのどじょう首相、泥を透かしてよく観察しますと、なにやらひそかに良からぬ企みを抱いているようです。

消費税のアップは国民の信を問うてから・・・という国民との暗黙の了解?を無視するように、先日の国際会議G20でほぼ国際公約してしまいました。

国民に詳しく説明し、税金の無駄使いの撲滅を徹底し、これなら仕方あるまいという・・・
そんな過程も踏まず外堀から埋めていこうという魂胆がありありです。

国論を二分する「TPP」問題も“参加ありき”で話を進めようとしています。

泥の中に身を隠し、なにやら怪しい政策を発信するこの「どじょう」は国民というきれいな水の中では生きて行けないのかもしれません。


photo by karusan from OCNフォトフレンド
<終わりの菊花>