今朝(29日)の新聞に「レーモン・ルフェーヴル」の逝去が報じられていました。
06年の11月に亡くなった「ポールモーリア」と並んで、イージーリスニングの大御所として世界のフアンを魅了した人でした。
数年前まで日本へも毎年のように公演に訪れ、楽団の指揮者として、またフルートの演奏者としても卓抜なものがありました。
残念ながら生演奏を聞く機会を逸してしまいましたが、若かりし頃、ある人から贈られたLPレコードを聴いて、すっかり虜になってしまいました。
ポールモーリアの「軽く華やかな」それよりも、いささか重厚な感じの中に「甘い悲哀」が秘められたその調べは、いつも私の心を捉えて離しません。
自作の曲を初め、知られたポピュラー曲や、クラシックの部分を取った編曲の演奏は数多くあります。
舞台のオープニングに演奏される「カデ・ルーセル」、ミック・ジャガーが作ったヒット曲「悲しみのアンジー」、名曲「チゴイネルワイゼン」、フランソワ・シューベルトの小曲「蜜ばち」の重厚さとリズミカルさの取り合わせには心奪われるのです。
ポール・サイモンが発掘し作曲したと言われる「コンドルは飛んで行く」はインカの郷愁を思い起こさせます。
ミッシェル・ローランによって作られ、ルフェーヴルの代表的ヒット・ナンバーとして親しまれている「シバの女王」は、この国のフアンが最も好む一曲となりました。
少し古ぼけた「レーモン・ルフェーヴル・ライブインジャパン」のLPレコードのほこりを払いながら、今宵はじっくりと、旅立った「レーモン・ルフエーヴル」を偲ぶことといたします。
捧げる野の花photo by karusan
06年の11月に亡くなった「ポールモーリア」と並んで、イージーリスニングの大御所として世界のフアンを魅了した人でした。
数年前まで日本へも毎年のように公演に訪れ、楽団の指揮者として、またフルートの演奏者としても卓抜なものがありました。
残念ながら生演奏を聞く機会を逸してしまいましたが、若かりし頃、ある人から贈られたLPレコードを聴いて、すっかり虜になってしまいました。
ポールモーリアの「軽く華やかな」それよりも、いささか重厚な感じの中に「甘い悲哀」が秘められたその調べは、いつも私の心を捉えて離しません。
自作の曲を初め、知られたポピュラー曲や、クラシックの部分を取った編曲の演奏は数多くあります。
舞台のオープニングに演奏される「カデ・ルーセル」、ミック・ジャガーが作ったヒット曲「悲しみのアンジー」、名曲「チゴイネルワイゼン」、フランソワ・シューベルトの小曲「蜜ばち」の重厚さとリズミカルさの取り合わせには心奪われるのです。
ポール・サイモンが発掘し作曲したと言われる「コンドルは飛んで行く」はインカの郷愁を思い起こさせます。
ミッシェル・ローランによって作られ、ルフェーヴルの代表的ヒット・ナンバーとして親しまれている「シバの女王」は、この国のフアンが最も好む一曲となりました。
少し古ぼけた「レーモン・ルフェーヴル・ライブインジャパン」のLPレコードのほこりを払いながら、今宵はじっくりと、旅立った「レーモン・ルフエーヴル」を偲ぶことといたします。
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