かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

がんばっている小さな水族館 

2013-08-31 15:17:13 | インポート

全国に数ある「動物園、水族館」など、動物や魚類を飼育展示しているところは、一部を除きほとんどが来館者の減少に悩んでいるようです。Img_3603
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 動物を単にケージに入れて見せるだけの手段から抜けて、動物本来の行動を見せて成功したのが「旭山動物園」で、一時より来園者が減少したものの、その名は海外にまで知れ渡りました。<o:p></o:p>

 「旭山動物園」がある旭川市からさらに北東へ、石北峠から約40キロほど(車で3040分)で北見市の留辺蘂町(るべしべちょう)に着きます。<o:p></o:p>

 その国道沿いの「温根湯温泉・道の駅」敷地に『山の水族館』という、淡水魚だけを集めた小さな水族館が人気を呼んでいます。Img_3658
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 1978年にできたこの水族館、当初5~6年は年間4~5万人の来館者があったようですが、ごたぶんに漏れず衰退し、2011年にいったん閉館となりました。

20127月に、日本で唯一の「水族館プロデユーサー・中村元氏」のプロデユースでリニュアールオープンしました。<o:p></o:p>

 それぞれの展示魚類の、ありのままの生態を見てもらうように工夫したことが功を奏したか、リニュアールオープン以来来館者が増え、1年目のこの7月に30万人目の来館者を迎えることになりました。Img_3631
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 建物も小さく、展示魚類も淡水魚だけで、種類も少ないこの「山の水族館」が健闘をみせているのは、見学者の目線にそった展示の工夫があったればこそでしょう。<o:p></o:p>

 「旭山動物園」の成功例を参考にして、各地の動物園や水族館がその運営方法に工夫を凝らすようになりました。 

まことに喜ばしいことで、一時的な人気上昇に安住することなく、日々努力を重ね、人々を楽しませてくれることを願ってやみません。

Img_3652

 

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喜ぶべきなのかどうか・・・ 

2013-08-18 12:31:42 | インポート

 

ここ毎日、本州各地の猛暑のようすが伝わってきます。Img_3110

四国の四万十市では12日に41℃に達し、観測史上最高を記録したとのこと。13日も40℃に達し、4日間連続40℃以上の熱暑を過ごすことになりました。<o:p></o:p>

 猛暑は四万十市だけでなく、関東から西の地域全般に及んでいます。<o:p></o:p>

 そんな、本州各地の猛暑のおかげで、涼しいとされている北海道が避暑地としてにぎわっています。(それでも例年よりも気温が高い日が続いていますが・・・)<o:p></o:p>

 夏場の猛暑を避けての旅行者も増え、賃貸マンションを短期間利用する人も多くなっているようです。Img_3116

なによりも、内地の農作物に被害があり、収量が上がらず品不足となっているとのこと。<o:p></o:p>

 このため北の国の農産物が、大量に本州へ流通しているのだそうです。<o:p></o:p>

 おかげで、北国の市場でも品不足気味で、価格も高騰しています。

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 せっかく地元の美味しい農作物や果物を、たっぷりと味わいたかった道民も、喜んで良いものかどうか、悩み続けるこの夏のようすなのです。Img_3119
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 ・・・と言うようなことを書いていましたら、東日本を襲っていた「集中豪雨」が、こちら道南に移って大きな被害をもたらしています。<o:p></o:p>

 土砂崩れなどでJR函館線の鉄路が壊れ、貨物列車が脱線してしまいました。

このため大半の列車は運休し、お盆の帰省客、観光客に大きな被害を与えています。<o:p></o:p>

 さらに、せっかく本州へ送り出した農産物も途中で止まってしまい、一部は発送元に送り返される始末です。Img_3130

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 なんとも恨めしい「異常天候」のありさまではあります。<o:p></o:p>

 

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8月15日の暑さ 

2013-08-15 12:44:18 | インポート

 戦争が終わった1945年の8月15日から68年が経ちました。Img_3091
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 あたりまえのことですが、毎年、まい年8月15日は真夏の太陽があまねく照りつけます。

この8月15日は・・・・

ほとんどの住民が田舎へ疎開して、閑散とした住宅地に無数の「敗戦を告げる赤いチラシ」が散乱していたことを鮮やかに思い出します。Img_3082

この1945年(昭和20年)を挟んで、その前後5~6年の生活の苦しさを忘れることができません。

 

空襲から家族を守り、足りない食料を確保に躍起となっていた両親の苦労を思わずには居れません。<o:p></o:p>

 戦地で、空襲で亡くなった多くの人々の霊を慰めながら、口先だけでない本当の平和を希求するためにも、昨今の政治屋の言動を注視せねばなりません。

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「七難かくせず、七転八倒」 --美白化粧品のありよう---

2013-08-08 19:35:58 | インポート

 

「美白スキンケア」は2000億円市場と言われています。Img_2805

第五代ローマ皇帝ネロ(紀元37年~68年)の2番目の妻だった「ポッパエア・サビナ」が、ことさら美白化粧に専念して以来、世のすべての女性の普遍的な願望となりました。<o:p></o:p>

 いつのころから言われ始めたのか、この国のことわざにも『色の白いは七難隠す』と言って、色白の女性の褒め言葉として使われています。<o:p></o:p>

 「失われた20年」の不景気時期にも、コマーシャル業界を牽引していたのは化粧品会社でした。Img_2811

「美しくなりたい」願望は解らんではありませんが、<o:p></o:p>

 化粧品に頼るだけの、己の足元も見つめなおすことも必要かと思ったりします・・・・<o:p></o:p>

 化粧品会社の大手「カ〇ボウ」が独自に開発し、世に送り出した「美白化粧品」のかずかずを使用すると、肌に「白斑」症状が出るというとんでもないことになりました。Img_2860
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 7月4日、会社側の謝罪記者会見で、対象商品の総出荷数436万個の回収と、被害者への補償を申し出ました。<o:p></o:p>

 7月19日現在の「白斑症状に関する申し出数」は6808人とのことです。<o:p></o:p>

この被害者数字は、海外の使用者も含めて今後果てしなく増えて行くことでしょう。

つい最近明るみに出たのは、この「白斑症状」被害情報は、昨年の秋に「カ〇ボウ」に伝えられていたとの話です。Img_2821
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 だとすれば、かってこの国が何度も経験した「薬害被害」や「廃棄物・廃水公害」の悲惨な結果に、これっぽっちも学んでいないことになります。<o:p></o:p>

 当該会社の「臭いものに蓋」的体質と、所轄官庁の怠慢ぶりは、もはやこの国の「お家芸」となっています。<o:p></o:p>

Img_2879産業や経済のグローバル化を声高に唱える割に、企業や役所の「国民を守ろうとする矜持」は、世界に向かって高めようとするどころか「ガラパゴス化」しながら、委縮の一途をたどっているようで、残念に思えるのです。<o:p></o:p>

 と同時に消費者側も、

「七難隠せず、七転八倒」しない方法もお考えいただきたいのですが・・・・

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