この一年を・・・

平年より降雪量が少なく、おだやかな大晦日となりました。

やはり異常気象の所為か、北の国の各地の降雪量に変化があるようです。
例年雪が多いところに降らず、少雪地域にたくさんの雪が積もっています。

相変わらずの「天候異変」「不況の連続」「政治の混乱」「事件の続発」と、心休まる日とて無いこの一年でした。

こうなると庶民はたった一つ、己と家族の健康と平穏だけを願い、日々を過ごすこと以外にありません。

新しい年になっても、この状況から抜け出す気配も無いように思います。

ですが、せめて何か一つ明るい方向が見えて来ないものかと、明日の元旦には初詣に行き、八百万の神々に儚い願いを託すとしましょう。

そう多くは無いのですが、このcafé参加以来お付き合いいただいて来たみなさんに感謝申し上げ、来年も変らぬ交流をお願いするところです。

ありがとうございました。


photo by karusan from OCNフォトフレンド

＜近江、三井寺の三重の塔＞

「憤怒の形相」・・千手千足観音のお姿

今年も残すところ10日あまりとなりました。
この雑記、先月末に「近江の旅風景」を書いていましたが、それも途中になってしまいました。

世の中の混沌さを見るにつけ、ノンビリと旅風景を書くような気分が失せてしまいました。

相変わらずの事件、事故、近隣諸国の無体な干渉、不景気風の吹きっぱなしなどなど・・・心が晴れる暇もありません。

とりわけ政治の混迷は目に余るものがあります。
現政府とその与党は、内外に頻発する重要な諸問題に何一つ対応することなく、コップの中での抗争に励んで（？）います。
政権とその与党への支持率が急降下するのは当然です。

昨年の「新政権」誕生時の閉塞感からの脱却と期待感は、いまや胡散霧消してしまいました。
与党の「トロイカ三人組」として重きをなしたそのうちの二人が、潔白と言いながら公の場での説明を拒み続けています。

いま一人はその軽薄な言動で、新政権が揺らぎ始めた端緒をつくりながら、またもや他人事のように仲間の「現政権」を批判しています。

けっきょく支持率急落の要因は、前記の「お二人」の言動が大きいと、庶民の誰しもが思います。

新年を迎えてもこの国の展望は開けず、暗さの中で庶民は『憤怒の形相』を続けることになるのでしょうか？

photo by karusan from OCNフォトフレンド
＜近江の国・湖東山正妙寺の「千手千足観音」40センチあまりの小さな仏像で、三ッ目で観音さまにしてはめずらしく、憤怒の形相をしています。千手だけでなく千足もある観音さまはたぶんこの観音さまだけのようです＞