かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

続く気候の異変 

2012-12-24 11:27:43 | 日記・エッセイ・コラム

 11月下旬の遅い初雪がいきなり根雪となってしまったのは、北の国の天候異変として記録されることになりました。 

その後も連日の寒さと降雪で、道都の街は除雪や排雪が追い付かず交通渋滞の毎日が続いています。Img_0852_2
 

そんな寒波が続く23日に、今季のオホーッツク沿岸にみられる「流氷面積」が平年の半分以下になるだろうとの予測が気象庁や専門家から発表されました。<o:p></o:p>

 理由は、この海域の海水温度の上昇によるものだそうです。<o:p></o:p>

 なるほどここ数年北の国の海域で、過去に獲れたことのない南の魚種がたびたび網にかかる例が報道されます。<o:p></o:p>

 ここへきて、とうとう「流氷」にも影響が現われるようです。Img_0867
 流氷が流れてこないということは、とりもなおさず観光に悪影響します。<o:p></o:p>

 さらに流氷とともに発生するプランクトンの減少で、来春以降の漁獲に大きく影響するのです。<o:p></o:p>

 一酸化炭素の排出増の影響だけでなく、地球規模での温暖化回帰の影響(?)もあるのか、このところ北の国の自然環境は異変に苛まれつつあるようです。<o:p></o:p>

 これ以上の急激な変化はご勘弁願いたいところなのですが・・・・・<o:p></o:p>

Img_0800_2

 

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悪因悪果

2012-12-17 17:05:35 | 日記・エッセイ・コラム

 長い間大騒ぎして、やっと実施された「衆院選挙」です。<o:p></o:p>

 第三極と言われる新党が現われたり消えたり、毎日の報道を賑わせていた割には投票率が低い「シラケ選挙」となりました。Img_2285
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 結果は予想をはるかに飛び越えて、自〇党の圧勝で終りました。<o:p></o:p>

 政権党の民〇党は壊滅状態となり、第三極の各党は票を奪い合って浮かび上がれません。<o:p></o:p>

 きょう(17日)の報道は、当然ながら朝から選挙結果の論評一辺倒です。<o:p></o:p>

 さまざまな人が「勝因、敗因」を語っています。<o:p></o:p>

 政権与党(だった)の党首は『動かすのは決断』『今と未来への責任』とマニフェストに書き、嘘つきと言われたくないことを前面にだして戦っていましたが、そもそもその想いが『嘘つきそのもの』なのです。Img_2284
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 2009年の総選挙で掲げた「マニフェスト」の中で、何が実行されたのか分かりません。<o:p></o:p>

 国の予算執行をチェックする「事業仕分け」も結局は政権の単なるパフォーマンスで、約束の余剰金もねん出できず、茶番で終わってしまいました。<o:p></o:p>

 基地問題では沖縄の人々だけでなく全国民に失望を与え、被災地への復興予算は現地へ回らずデタラメな使い方をされてしまった後に「方向を正す」などと寝言を言っています。<o:p></o:p>

 しかし約束しなかった「増税」だけはしっかりと実行の決断をしました。政権初期の「失政」の反省もせず、ひと言「すみません」ぐらいで済ますこんな政権です。Img_2282
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 2009年に熱い想いでこの党に一票を投じた多くの人々は、選んだことの自責の念に駆られながら、早々とこの党に「愛想を尽かして」いたのです。<o:p></o:p>

 報道各社が今回の選挙結果をとやかく論じていますが、そんな難しい話でなく、民〇党の敗北要因は「約束を守らず、約束をしなかったことの実行を決断した」・・・ただそれだけのことです。<o:p></o:p>

 言ってみれば『悪因悪果』なのです。 

そんなわけで、自〇党が大勝したのは『政権与党が一人で転げた』からに他ならないのです。 そこを取り違えると、また同じような憂き目を見ることになりましょう。<o:p></o:p>

 じゅうぶんなるご注意を!!・・・と申し上げておきます。

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「横文字公約」の危うさ

2012-12-10 16:17:53 | 日記

 「マニフェスト」と言い「アジェンダ」などと言う文字には危うさが匂ってきます。

昨今、この国では話し言葉や文章でも、やたらに横文字(英語風)が使われています。

ことさらグローバル化だとか言って、会社名などを横文字化する傾向が顕著です(ために、なにを商っているのか見当がつきかねます)。

 

政党が選挙などで発表する政策を、いままでは「選挙公約」ろ言ってきました(選挙後に守られた試はありませんが・・・)

3年前の衆院選挙で民〇党が「マニフェスト」という呼び名で選挙公約を発表しました。

その後み〇なの党が「アジェンダ」という呼び名で公約を発表しています。

横文字にしたらなにか御利益でもあるのかどうかわかりませんが、その安易さに唖然とします。

3年半前に発表された「マニフェスト」の中身が、ほとんど実現されなかったことは、国民の多くが承知しています。

 

このたびの衆院選挙での民〇党のマニフェストの「5つの重点政策」というのを見ました。

その中の③に『エネルギー』という項目があり以下のように記してあります(長くなりますが書いてみます)。

―――2030年に原発稼働ゼロを可能にするよう、あらゆる政策資源を導入。電力の安定確保などさまざまな課題を乗り越え、着実に目標に近づいて「原発ゼロ」を必ず実現します―――

 

とあります。

そう言いながら、一方では2014年始動(予定)の「大間原発の建設」を続行させています。

2012年のいま、あらたに建設中の原発を2030年代に稼働中止にする・・・そんな無駄な、あるいは矛盾した政策を出す民〇党の「マニフェスト」とやらは、だから信ずるに足りないものなのです。

そんなことから「横文字の選挙公約」に疑念を持つのです。

 

言っておきますが、私はどちらの党にも肩入れをしていない、いわゆる「無党派層(ノンポリ)」の一人です。

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「罪と罰」・・・ある政党のありさま

2012-12-09 12:50:54 | 日記・エッセイ・コラム

 ロシアの文豪、ドストイエフスキーに「罪と罰」という不朽の名作があります。Img_1567

 若いころ一度は手にしましたが、とてもとても手に負えず何ページかで止めてしまいました。(その後翻訳ものを手にしなくなったのは、この作品の所為かもしれません)

あらすじを簡単に言うと、まさしく自己顕示欲の強い主人公が「正義の念」に燃えて殺人を犯し、周囲の人々を不幸に落としたり、自らも官憲に追われたりして苦しみながら生きて行く・・・たぶんそんな内容だったように記憶しています。<o:p></o:p>

 この国でいま国政の選挙が行われようとしています。

 永年自己中に陥っていた前政権に愛想を尽かし、何十年ぶりかで政権交代が行われ、新しい社会がくるだろう!!と人々は期待しました。Img_1576
 新政権を担った彼の党は、選挙公約にさまざまな改革と、国民寄りの提案実現を約束しました。<o:p></o:p>

 それから一年、改革どころか政権首脳の上すべりな発言で交代をよぎなくさせられました。

 その後の後継者にも、公約、改革の約束は次々と反故にされ、出来ないことの言い訳にのみ終始することになります。<o:p></o:p>

 所属議員の多くが自己中に陥り、政権運営の能力も無くけっきょく3年半の間に3人ものトップが入れ替わり、党は分裂しいまや見る影もないありさまになりました。Img_1585
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 この党が政権を獲得したときの「人々の期待感」が大きかっただけに、その落胆度合いも大きいものがあるのです。

その罪は計り知れぬものがあり、一週間後に迫った選挙結果では、とてつもない罰を受けることは間違いありません。<o:p></o:p>

 なんの脈絡もありませんが、

 いま稀代の預言者と言われる、ドストイエフスキーの『罪と罰』をかすかに思い浮かべているのです。

 

Img_1580

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このたびもまた想定外だとか・・・

2012-12-03 16:27:45 | 日記

ニュースでたびたび報じられましたように、先27日北の国を襲った「暴風雪」は、胆振・日高地方を中心に大きな被害をもたらしました。

 瞬間風速40m以上の暴風に雪・・・電線に付着した雪の重さで、さしもの「送電鉄塔」も倒壊してしまいました。

市街地でも電柱の倒壊、断線、 民家の被害などが多発しました。

 

例年になく、一気に本格的な寒さを迎えた北の国です。

所によっては日中もマイナスの気温となるこの天候、停電により暖房が停まる事態にはお手上げです。

室蘭、登別を中心に、伊達、日高方面まで約6万戸が停電の被害を受けてしまいました。

 

停電の大きな障害となった「送電鉄塔」の倒壊について、電力会社は「想定外の暴風雪のため」とのコメントを出しています。

 ここ数年、世界的な天候異変で異常気象が地球を覆っています。この国も記録的な集中豪雨の被害が連続しています。

「想定外」などという言葉が「死語」になるように、責任ある人々はあらゆる面でしっかりとした対策を講じてもらいたいと思うのですが・・・・

休業中、およそ4億円もの損害を被った「登別温泉街」は、11月27日の被害発生から5日ぶりの12月1日から営業を再開しました。

待ちかねた内外の観光客が訪れてくれたと、久しぶりに明るい笑顔を取り戻したようです。

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