日本ハムファイターズが、2年ぶり5度目のリーグ優勝をなしとげました。
昨夜の試合は、あと一歩というところで追いつかれ、延長12回での勝利でした。
道民フアンは、優勝マジックが出てからの足踏みにイライラし、昨夜の試合展開にも胃を痛くするありさまでした。
一夜明けたきょうは、あちこちのデパートやスーパーで「優勝セール」が催され主婦を喜ばせています。
選手のケガや、インフルエンザの蔓延などで苦しみながらの優勝でしたから、球団や選手の喜びは一入だったことでしょう。
優勝決定のあとに、恒例の「ビール掛け」祝勝会を行い、さかんに「ビールでずぶぬれ」を演じておりました。
何千本?といわれるビール(酒)が、1時間ほどで消費されます。
この光景は、なにもこの国だけの風景でなく、スポーツ業界では世界的な傾向のようです。
長い日数をかけて、苦労してつかんだ優勝ですから、喜びを爆発させたい思いはじゅうぶんに理解できます。
できますが、あの「ビール掛け」はどうにかならないものかと、いつも思います。
あの演出以外に「喜びを爆発させる」すべが他に無いものでしょうか。
ビールや酒は飲むためにあるもので、むやみやたらに身体に振り掛けるものではない・・・と思ったりします。
貧乏根性にどっぷり漬かっていますわたしなどには、なんとも「ムダ」なことに思えてなりません。
ビール掛けに要する費用を、災害などで苦しむ地域への援助の一部にでもしたなら、優勝という栄誉にさらなる名声が付与されるのは間違いありません。
あの「アフリカのさるオバさん」が、こんな「ビール掛け」のシーンを見たとしたら・・・・
かならずや「モッタイナァ~~イッ!!」の一言でかたづけてしまうことでしょう。
photo by karusan from OCNフォトフレンド
<一万匹のイワシの群舞>