かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

歓喜のうたげに思います

2009-10-07 20:54:00 | インポート

日本ハムファイターズが、2年ぶり5度目のリーグ優勝をなしとげました。
昨夜の試合は、あと一歩というところで追いつかれ、延長12回での勝利でした。

道民フアンは、優勝マジックが出てからの足踏みにイライラし、昨夜の試合展開にも胃を痛くするありさまでした。

一夜明けたきょうは、あちこちのデパートやスーパーで「優勝セール」が催され主婦を喜ばせています。

選手のケガや、インフルエンザの蔓延などで苦しみながらの優勝でしたから、球団や選手の喜びは一入だったことでしょう。

優勝決定のあとに、恒例の「ビール掛け」祝勝会を行い、さかんに「ビールでずぶぬれ」を演じておりました。

何千本?といわれるビール(酒)が、1時間ほどで消費されます。
この光景は、なにもこの国だけの風景でなく、スポーツ業界では世界的な傾向のようです。

長い日数をかけて、苦労してつかんだ優勝ですから、喜びを爆発させたい思いはじゅうぶんに理解できます。
できますが、あの「ビール掛け」はどうにかならないものかと、いつも思います。

あの演出以外に「喜びを爆発させる」すべが他に無いものでしょうか。
ビールや酒は飲むためにあるもので、むやみやたらに身体に振り掛けるものではない・・・と思ったりします。

貧乏根性にどっぷり漬かっていますわたしなどには、なんとも「ムダ」なことに思えてなりません。

ビール掛けに要する費用を、災害などで苦しむ地域への援助の一部にでもしたなら、優勝という栄誉にさらなる名声が付与されるのは間違いありません。

あの「アフリカのさるオバさん」が、こんな「ビール掛け」のシーンを見たとしたら・・・・
かならずや「モッタイナァ~~イッ!!」の一言でかたづけてしまうことでしょう。

photo by karusan from OCNフォトフレンド

<一万匹のイワシの群舞>

槿花一朝の夢

2009-10-05 19:25:00 | インポート
 
<きんかいっちょうのゆめ>ということわざがあるようです。
「槿花」はムクゲの花のこと(ただし中世の日本では、ムクゲと同じく花の命の短い朝顔の花を槿花と称した)

人の世の栄華がはかないことのたとえに使われます(盛者必衰・・・に近い)

衆議院議員8回の当選を数え、与党の重職を歴任し栄華を極めた人が居りました。

G7会合で「もうろう記者会見」をし、世界に名を売った前大臣が急逝し、ニュースで騒がれています。56歳での他界は政治家として若すぎるのでは?・・・と思いながら冥福を祈るところです。

先の総選挙には奮戦しましたが、あえなく落選!! 比例代表にも届きませんでした。
選挙戦中に身内から「断酒」を促され、しぶしぶ(と言った感じで)「断酒宣言」をしていました。

死後の行政解剖では「微量のアルコール」が検出されたとのことです。
けっきょく選挙中の「断酒宣言」は、選挙民へのとりあえずのパフォーマンスでしかなかったようです。

最近も『日本のために断酒する』などと述べていましたが、どうもこの言い方には違和感を覚えます。
「酒を止める」という個人的な問題が、どんなふうに「日本のため」に結びつくのか解りかねます。

けっきょく「個を律しきれない」ような人が「国家を運営できる」なんて言い方は、あまりにもオコガマシイ・・・と思ったりするのです。

政治の世界にも、交通安全標語に倣って
 《止められないなら、辞めろ!!》
を命題にしたらいかがなものでしょうか・・・と、欠けはじめる満月を観て思うところです。

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<仲秋の名月>