かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

  なんとも惜しまれるのです 

2014-03-23 15:08:23 | 日記・エッセイ・コラム

 --女子ジャンパー、高梨沙羅の実績――

 この21日から、選抜高校野球大会が始まりました。

 1617歳の若者たちのはつらつとしたプレーに魅了されます。330pxsara_takanashi_hinterzarten201

 かれらの若さを見ながら、同年代で、世界のジャンプ台を駆け巡って競技する「高梨沙羅選手」に思いを寄せるのです。

 ロシアのソチで行われた「冬季オリンピック/パラリンピック」は成功のうちに終わりました。ですが、その後のかの国の「他国侵略行動」は受け入れられるものではありません。

そのソチの「冬季オリンピック」に女子ジャンプで出場した「高梨沙羅選手」は、圧倒的な金メダル候補と目されていましたが、残念ながら4位に終り、メダル獲得はなりませんでした。

 スポーツ競技における自然の影響の恐ろしさを思い知らされたところです。

 本人の無念さはいかばかりだったかと、いまさらながら思うところです。

 高梨沙羅選手はオリンピック後、覚悟もあらたに「ジャンプワールドカップ競技」の転戦に向かいました。

 で、この22日スロベニアのプラニツアでの、個人最終戦で大ジャンプを飛び優勝したのです。Img_10440d65543b4b10fe247703ff90b0d

けっきょく高梨沙羅選手は、今期のワールドカップ個人戦18戦のうち、15回の優勝を果たし、残りの3試合も表彰台に立っているのです。そのけっか、団体戦でも日本の優勝が決まりました。

 スポーツの国際大会で、これほどの勝率を残している日本人選手はほとんど居ないのではないでしょうか?(わずかに、女子レスリング辺りかな?)

 ソチでの敗北をかみしめながら、それでもこの最終戦の勝利者インタビューで、「Complete」という言葉を使っていましたから満足感はあるのでしょう・・・・

 表彰台の真ん中での、小さな体格の彼女の姿を見るにつけ「たいしたものだ!!」と感心し、あわせて「ソチのオリンピック」での不運を共に嘆かずには居られないのです。Photo

 北国の春はまだ遠く、きょうは吹雪もようも明けて、久しぶりに青空が見えた一日ではありました 。

 

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第二幕が開きます・・・JR北海道の顛末 

2014-03-13 12:59:44 | 日記・エッセイ・コラム

311日を迎えて、東日本大震災と原発事故に触れようと思って書き始めたのですが、どうにも気が乗らず中断しました。

 で、この「北国たより」としては、このところ鳴りを潜めている「JR北海道」のその後を書かねば・・・と考えたところです。Img_5578

 かずかずの信じられないほどの不始末を起こして、利用者に危険を及ぼし、不安と不便を強いているJR北海道です。

 けっきょく国に「刑事告発」され司直の手が入ることになり、同時に国の主導で社長、会長が更迭・交代することになりました。

 現社長は昨年の6月に就任したばかりで、1年も持たずの退任となりました。

現場生え抜きのトップとして期待された登用のようでしたが、次々と発生する不祥事に追われて成すすべもなく退場となりました。Img_5580

 

2011年には4代目の現職社長が入水自殺をし、この1月には第2代社長で現職相談役も同じように入水自殺をしています。 

保線管理のでたらめさは組織ぐるみと疑われ、安全第一の理念を忘れた社員が跋扈するこの組織の『JR北海道劇場第二幕』が幕開けすることになりました。

 ホテルなどの子会社のトップを新たな社長とし、JR東日本のOBを会長に据える布陣とのこと。

Img_5588

 2015年には新青森駅から新幹線が新函館駅(仮称)までかいつうすることになっています。

 現社長最後の記者会見の席上、退任の無念さを述べると同時に、新幹線に使う新車両(4編成40/総額180億円)を発注したと発表しています。

Img_5557

 道民が待ち望んでいる(?)「北海道新幹線」の幕開けとなるのですが、

 在来線すら安全に運行できないこの組織に、豪雪地帯を超高速で走り抜けるこの新幹線をまちがいなく運行させる「技術と気構え」があるのかどうか・・・・はなはだ心もとないところです。

ともあれ、この4月から「JR北海道劇場第二幕」が幕を開けるのです。

 

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デジブック 『雪の街小樽』

2014-03-13 10:17:08 | 日記

3月も半ばになろうとしますのに、積雪の量が増えています。

北の国の春はまだまだ遠くにあるようです。

快晴の一日、小樽運河を散策してきました。

デジブック 『雪の街小樽』

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島の大きさを問われたら・・・

2014-03-06 20:51:40 | 日記・エッセイ・コラム

 とうとつで失礼な問いですが、わが国で一番大きな「島」はなんと言う島かお判りでしょうか?Img_2860

 ここ道内の公立高校の一般入学試験が3月5日(筆記試験)行われ、この17日に結果が発表されることになっています。 <海に浮かぶ佐渡ヶ島>

 このたび初めて知りましたが、道内の公立高校一般入試で、「北方領土」に関する問題が必ず出題されるようになっているのだそうです。                    

 で、この5日の入試学力検査の社会科で、「最も広い島は?」として択捉島(エトロフ島)の名称を記述させる出題がありました。Images1_2                            

  出題は、周辺諸国との関わりなどを示す歴史年表を示した大問2の5問目で、60点満点のうち2点を配点し、北方領土を「日本固有の領土」「ロシアに返還を求めている」などとしています。

  北方領土をめぐっては2003年、元島民が高橋はるみ知事に入試などでの出題を要請。04年度の社会科での色丹、国後、択捉の場所を選ぶ出題を皮切りに、1213年度は2年連続で取り上げられるなど出題頻度が高まっていたとのことです。

  昨年2月の道議会で、当時の教育長が14年度入試の出題方針に加えると答弁。昨年9月に道教委が作成した「入学者選抜の手引」で出題が明記された・・・・と当地の新聞が報道しています。(北海道新聞から引用)

 長いあいだ、日本で一番大きな島は、てっきり「佐渡ヶ島」だと思っていました。

 晴れた日にあの越後平野からくっきりと見える、芭蕉が残した名句『荒海や 佐渡によこたふ 天の河』にあるその佐渡ヶ島です。 Img_2862

 ちがったんですねえ~、これが・・・・正解は北方領土の「択捉島」なんです。

 昭和20年(1945年)以降、実効支配を失ったこの島が、無理にでも「高校入試の問題」として提起され、人々から忘れ去られないようにする努力を、道民はこの先何年続けねばならないのかと・・・あらためて気持ちが沈んで行く思いがするのです。

*択捉島面積・・・3185.65k㎡

*佐渡ヶ島面積・・・855.26k㎡

 

<択捉島>

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