かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

小樽の五百羅漢さん・・・

2016-09-28 18:41:38 | 日記

神奈川に住んで居られる「WEB友」の日記に、小田原市にある曹洞宗のお寺「天桂山玉宝寺」の『五百羅漢さん』のことが書かれていました。

その日記を読んだことと、先の自分日記「石原裕次郎記念館」閉館のことが重なって想い出しました。

実は小樽の街中にも「五百羅漢」を奉っているお寺があるのです。たった一度、今から10年前にこの「五百羅漢」を拝観しました。

 

曹洞宗・月浦山宗圓寺」というお寺に、「北海道指定有形文化財、五百羅漢」が鎮座しています。

お寺の由来は、寛永7年(1630年〕徳川家光の時代に、松前藩主7代公廣が、先代盛廣の追善供養のため福山(現在の松前)に建立されたとのことです。

羅漢像は、文政8年(1825年)に9代章廣が供養のため、南部藩主に依頼し、盛岡から勧請し福山の宗圓寺に安置し、その後明治42年(1909年)に同寺は松前出身の小樽在住者により、仏像ごと現在地に移転され今に至っている・・・とこのお寺の案内に書かれています。

 

木造りの「羅漢像」ですから、当然本堂内に奉られています。いまは撮影禁止になっているようですが、10年前は禁止事項になっていなかったようで「写撮り」しています。

北の地には「歴史的物件」がほとんどありません。「裕次郎記念館」が閉館となったり、これも一時代を築いた「海猫屋」が閉鎖されるようです。

 

そんなところから、この小樽の「五百羅漢像」は貴重な歴史的事跡として大切にし、観光拝観寺で大いに喧伝すべきかと思ったりするのです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石原ファミリーの落日?・・・2016年9月25日

2016-09-25 20:59:22 | 日記

小樽港の端れ、ヨットハーバーに面して「石原裕次郎記念館」というのがあって、小樽の観光ブームの立役者として貢献してきました。

 

小樽観光に訪れたみなさんは、まず必ずと言って良いほど立ち寄られたことと思います。

この記念館が来年8月で、26年の歴史に幕を下ろすことになりました。

 

裕次郎ゆかりの他の地(湘南や神戸)の招聘競争に勝って1991年に開館し、92年には126万人の来館者を記録しましたが、最近は年間20万人ほどの来場者で推移していたようです。

建物の老朽化もあいまって、これ以上の維持が困難だとして「閉館」を決めたとのこと。

 

運営会社は展示する約2万点の一部を裕次郎が「第二の故郷」と呼んだ小樽に残したいと望んでいるようですが、展示スペースの確保や、公費による維持管理をどう考えるかなどの課題が残ります。

これから小樽市との協議に入るようですが、一時代を画した「人気スター」を知る人も老人化し、人々から忘れ去られようとしています。

 

こんなニュースが話題になる昨今、中央政界で威をふるった「石原ファミリー」もなにやら問題視され、「裕次郎記念館」の閉館と時を同じくして、凋落の兆しが見え隠れするのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お年寄りが増えて・・・

2016-09-19 21:15:56 | 日記

きょう9月19日の祝日は、昭和41年に国民の祝日に関する法律が改正されて、国民の祝日「敬老の日」に制定されたとのことです。

その大元は、兵庫県多可町八千代地区(現在)の当時の村長さんが、昭和22年の9月15日に村主催の「敬老会」を開いたのが始まりと言われているようです。

 

この行事が近隣の市町村に支持され、昭和25年に兵庫県が「としよりの日」として制定し、さらに昭和38年に制定された「老人福祉法」で「9月15日が老人の日」として定められて、上記の「敬老の日」制定につながって行くのです。

「敬老の日」は「母の日」のように輸入されたものでなく、純粋に国産の祝日だというところが強調されるところです。

 

 

高齢者と言われる65歳以上のお年寄り総数は3461万人(男1499万人・女1962万人)で、総人口に占める割合が27.3%にもなります。

75歳以上の後期高齢者と呼ばれる人の総数は1697万人(男660万人・女1037万人)で、総人口対比13.4%です。

 

ともかくも、以前から言われている「少子高齢化」が、ますます顕著になってくるこの国のありさまです。

『稼ぎが無く(年金生活者)、消費一方(医療、福祉費など)』の人口が増大して行くとすれば、この人々を支えて行かねばならぬ「若者たち」の疲労困憊はいかばかりかと察しられます。

 

「敬老の日、おめでとうございます!」と言われながらも、27.3%を占める人々の前途は決して明るくはないのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする