かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

驕者の墓穴 

2011-10-22 23:16:00 | インポート
 
もう8年ほども前になりますか、2003年12月イラク戦争に敗れた「サダムフセイン」がアメリカ軍に拘束されました。
逃亡生活の果て、民家の庭の地下穴に隠れていたところだと当時報道されました。

けっきょく「サダムフセイン」は2006年12月30日に刑場の露と消えることになりました。

42年もの長期間独裁・強権を欲しいままにしてきたリビアの「カダフイー大佐」がこの20日、反体制派に拘束され死亡したとのニュースが流れました。
捕えられた時「カダフイー大佐」は道路下の穴の中に潜んでいたとのことです。

アラブの「奢れる独裁者」の二人の最後が「穴の中」だったとはなんとも皮肉なことで、まさしく「墓穴を掘る」を地で行ったとしか言いようがありません。

ひるがえってこの国を見回したとき、国民に銃こそ向けないものの、「放射能」という銃器被害以上の災害をもたらした原発推進を画策する人々。

その「奢者」たちの末路は・・・「放射能廃棄物」を埋めようとしている地中深い穴を「墓穴」としたらいかがでしょうか? なんて妄想に駆られるきのう今日の晩秋の一日ではあります。

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<亡き人々に合掌>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暗闇に蠢く魑魅魍魎-- 「偽装民主主義」を演出する人々

2011-10-15 19:54:00 | インポート
地震と津波による大災害の復興もさることながら、いまでは原発事故から派生した、原発推進是非をめぐる市民の意見集約の捻じ曲げ、いわゆる「やらせ」問題がこの国の大きな話題になっています。

エジソンの電球発明以降、電気は夜の暗闇から人々を解放
してくれる救世主となりました。

ところがいまその電気を生産する電力会社の驕りからか、この国の民主主義は「暗闇」の世界へと落とし込まれています。

第三者委員会の調査報告をないがしろにし、これをあざ笑うようにうそぶく九州電力のトップがいます。

同じく北海道電力第三者委員会の調査で炙り出された、道庁の「やらせ」容認疑惑が明らかにされました。

知事をはじめ、道庁は必死に打ち消しているものの、しょせん電力会社役職員から多額の政治献金をもらっている知事の言葉を信用する道民はほぼ居りません。

「やらせ」という『偽装民主主義』を蔓延させる、これらの「魑魅魍魎官民」から脱して、電力という重要なエネルギー源は、原子力を忌避して自然エネルギーで作り、需要者が望むところから自由に購入できるシステムと制度が、一日も早く到来することを願っているのですが・・・

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<群れる魑魅魍魎たち>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腐っているのは何でしょう?

2011-10-02 17:12:00 | インポート
暦は10月を示し、一段と秋も深まってきました。

全国的に農作物の収穫がさかんの頃でしょうか。
今年は台風や集中豪雨の影響でその作柄も心配されるところです。

とりわけ震災や放射線の被害を受けた東北地方の農家の皆さんは、泣くにに泣けない思いが強いことでしょう。

果物の生産がさかんな福島県では、せっかく育ったそれも風評被害で売れ行きが思わしくないようです。
台風で落ちた果物も、売れ残った果物もむなしく腐り果ててしまいます。

原発の建設や新方式の導入などで、民意を問うという名目であちこちで「公聴会」が開催されてきました。

ここへきて、それらの「民意」のすべてが「原発賛成」へ意図的に誘導されていたことが明らかになってきています。

なにがなんでも原発を導入したい電力会社もさることながら、中立的立場を義務付けられている中央省庁の担当部署が率先して「導入賛成」のシナリオを作っていました。

長い間、原発の「安全神話」を垂れ流しながら、裏ではあくどい操作を平気で行うこれらのお役人・・・・
台風や豪雨で腐る「落ち果物」よりも、本当の意味で腐りきっているのは、このたび炙り出されたお役所の面々ではなかろうかと思いながら・・
庶民はこれに泣き寝入りするわけにはいかないだろうと感じるこの頃なのです。
 

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<庭のぶどう棚>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする