かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

続けば良いのですが――五郎丸ブームに思う――

2015-11-15 19:28:13 | 日記

16チームによるラグビー・トップリーグの第1節が11月13日より始まりました。

 

先の「WカップEngland2015 」で、世界の強豪を倒し、3勝を挙げたジャパン「チェリーブロッサム」チームは、一躍この国のスポーツ界で「英雄視」されることになりました。

それによって、いままでラグビー試合など見たことも無く、まして試合場に足を運んだことも無い人々が「にわかラグビーフアン」になって騒いでいます。

 

五郎丸のルーテインスタイルは子どもたちにも広まり、リーチマイケルには追っかけフアンが付いて回ります。

トップリーグの試合には、開場時間前から観戦者が列をなしているようです。

この「俄かラグビーフアン」の出現は、がんばる選手たちにはなによりの励ましになるのでしょうが・・・・はたしていつまでこの熱気が続くものかどうか?と危ぶむところです。

 

こんにち、日本のラグビー界が脚光をあびるようになったのは、高校、大学、社会人チームで黙々とプレーに励んだ選手たちや、その指導者たち、陰で支えたたくさんの人たちが居たことを忘れてはなりません。

ことさら挙げたい功労者の一人に、明治大学ラクビー部を1929年からお亡くなりになるまでの67年間もの長いあいだ監督をされた『北島忠治氏』を挙げねばなりません。

 

若いころ、世田谷の環八脇にあった明治のラグビー部練習グラウンドを覗く機会がありました。

いつも北島監督はパイプ椅子に座ってタバコを咥えながら、選手への指示の言葉はただ一言・・・【前へっ!!】だけでした。

 

監督在任中に、1300名の部員を育てたと言われる氏の今わの際の言葉は、【前へっつ!!】だったと、今でも語り継がれているようです。

こんにちの日本のラクビー界発展の蔭には、「北島忠治監督」のような人が居たことを承知しながら、観戦したいものだと思うこのごろなのです。

 

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三大夜景地の評価

2015-11-09 11:22:46 | 日記・エッセイ・コラム

 

日本の三大夜景地と言えば「長崎、函館、神戸」が不動の地位を占めてきました。

 

ところが、国内の夜景を観光資源として発信する一般 社団法人 「夜景観光コンベンション・ビューロー」(東京)というところが最近発表した「三大夜景地は ①長崎、②札幌、③神戸」となっていて、あの函館の夜景は4位に落ちています。

このたびの選び方は、同法人が夜景に関する知識などに基づいて認定する夜景鑑賞士約4500人にインターネットを通じ、1人5カ所の好きなスポットを挙げてもらい、所在地の自治体ごとに集計したものだそうです。

(世間には、夜景鑑賞士なんてタイトルホルダーが居るんですね!!)

あの絶景の「函館夜景」の代わりになぜ「札幌夜景」が入ったのか?と首を捻るところですが・・・理由は選考方法にあり、函館山からの眺望が「一点豪華」な函館より、絶景ポイントが数多い札幌に有利に働いた・・・と主催者が言っています。

なるほど札幌は夜景のビューポイントがたくさんあります。

その中でも藻岩山が一番人気で、大倉山展望台や札幌 JRタワー 展望室、さっぽろテレビ塔、冬の 大通公園 などを彩る「さっぽろホワイトイルミネーション」も票を集めたようです。定番から外れた場所では、幌見峠(中央区)や宮丘公園(西区)も名前が挙がっていたとのことです。

要すれば、このたびの「新三大夜景地」は、その選定方法に違いがあって、「一点豪華絶景地」よりも「複数の絶景地」に重きを置くことになったようです。同法人事務局では「工場夜景が注目を集めるなど夜景の好みが多様化し、それぞれのお気に入りがあるのでは」と分析しています。

長崎の「稲佐山」も、神戸の「六甲山」辺りも、一点豪華主義から少しずつ多角的方向からの「夜景絶景ポイント」にする方向へ努力しているようです。

 

お終いに「函館夜景」の名誉のために書きますと・・・・以下のように函館の夜景が「三大」の定番なのは揺るぎもなく、実績もあるのです。

2011年にフランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」は、「函館山からの眺望」を最高評価の三つ星と認定しています。

旅行会社大手のJTBがインターネットを通じて全国の8410人から回答を得た「夜景が最も印象的だった旅先」のアンケートでは、函館が63%で国内1位です。

2位の神戸(13%)、3位の長崎(8%)を大きく引き離しています。なんと札幌は3%でしかなく、6位と言う位置に甘んじているのです。

<北海道新聞の記事から>

 

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