kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

段階に応じた指導

2015-09-12 | 陸上競技
考える事を。技術的な事を求められているのかもしれませんが、今はそこは自分の中で納めておきます。これに関して書いても面白いというのは自分の中にあるのですがまたそれはいつか、そのうち。

指導するタイミングについて。少しあれこれ聞いたり感じたりした事があるので書いておきます。こちらが何を求めているのかなんていうのは選手には関係ない話です。基本的に主観は自分自身にあるから。求めるのはこちらの都合なのかもしれません。それでも指導していかないといけない事、その段階ではどうにもならない事がある。そう思っています。

高校生の指導。これは一律ではない。ここの認識は私の中に弱かったなと思っています。表現は難しいですが。なかなか意図が伝わらないという部分ですがきちんと伝えていかないといけない。高校生というカテゴリーであっても万人が同じ状態ではない。これまで育ってきた環境や競技をしてきた環境も大きく影響する。当然の話です。ここをきちんと見極めていかないといけない。同じカテゴリーであっても求めるレベルの高さをきちんと考えていかないといけない。

発達段階がある。動きを教えていく時に気をつけないといけない事。それは「出来ないことがある」という認識。力があっても中学生や高校生では出来ないことがある。例えば身体がブレるというのはなかなか改善できません。そこを改善しようと思えば時間をかけて身体を作っていく必要があります。細かいことなのか大切な部分なのかは実際に目で見ながら判断するしかないと思っています。短時間で改善できることもあればできないこともある。

技術的な指導も心の部分の指導もやはり段階がある。目に見える部分の指導は比較的簡単です。が、見極めていかないといけない部分もある。これは今の段階で出来ることなのか出来ないことなのかは目で見ないと分からない。一部分だけに特化して改善したとしても「現象」なのか「意図的」なのかを判断は難しいですから。動きの部分はやろうと思ってもそれに見合う筋力などがないとできないと思う。一概にそれをやらそうとして大切な部分が狂ってしまったら意味がなくなるから気をつけないといけない。

心の部分は「やろうと思えばできる」こともある。だがきちんとその意味を理解させていかないといけない。これはすごく大切な要素だと思っている。前の記事に書いた「人間力」の部分。子供達は「人間力」を高めるために部活動に入ってくるわけではない。なんとなくだったり、その種目が少し得意だったり、興味があったからという感覚で入ってくるのがほとんどだと思う。そこに「部活に入って人間力を磨け」というのは違うんじゃないかなって思う。

競技で結果を残すためには日常生活もきちんとしないといけないと思っている。が、そこだけを求めるのはきっと面白くない。人間的な成長をしたいと思って部活に入ってくるわけではないから。これまでの経験的に競技力が上がってくる選手は大半が「勉強も出来るようになってくる」というのがある。が、それは並列では並ばない。「物事に取り組む姿勢」がきちんと身につけばこちらがあれこれ言うこともなく勉強も日常生活も大きく変わってくる。これは見ている方が驚く。こういう部分は間違いなく「つながっている」と感じている。

でもそれはいきなりできるわけではない。気がついたら出来るようになっているのかもしれない。「段階」がある。でもそこの部分に気づけたらきっと大きく変わる。私自身もいつの段階がそのタイミングなのかは分からない。結局、選手自身が「その気になる」事がすごく大切なのだと思う。競技という「きっかけ」があってそれをどのように自分の人生に生かしていくか。競技を通じて「変わるきっかけ」を得る事が出来れば本当に人生は変わる。

動きを無理やり変える事は決してプラスではない。発達段階に応じて変えていく必要がある。筋力的な事や技術に対する興味関心が生まれてきてからでないと身につかない事もたくさんある。これは他の部分も同じなんだと思う。物事に取り組む姿勢が大切なんだというのが分からないと周りがどれだけ背中を押しても変わらないんだと思う。

私に何ができるだろうか。そんな事はお前が考える事ではないと言われるだろうか。それも正論だと思う。周りがあれこれ考えてもどうにもならない事だから。それでも何かしらできる事はあるんじゃないかと思う。それを見つけていきたい。その時その時に出来る最大限の事を私はやっていきたいと考えている。

うまくまとめられない。中途半端な内容ですかね。お許しください。また書きます。
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やればできること

2015-09-12 | 陸上競技
blogを書いておく。親しい方から「かなり多くの人がこのblogを見ているから表現に気をつけるように」とのアドバイスをもらいました。何度か書いていますが表現の一部分を捉えられて「揚げ足を取られる」こともあります。だからこそこういう部分には最大限の配慮をしなければいけないと思っています。しかし、「表現すること」は決して悪いことではないと思っています。blogを辞めるという選択肢もあるのはあるのですが、なかなか辞めるキッカケはありません。ということで書こうかなという気になりました。

「否定的に捉える方は見ないでください」という書き方をしていますが、それも他者を挑発する危険性があるのではないかという指摘ももらいました。情報発信というのは本当に難しいと思います。それでも誰か個人を特定して否定を続けているわけではありませんし、このblogを読んでくださっている方はそれくらいのことは分かっているはずだと思っています。これも捉え方の部分があるのでなんとも言えませんが。

練習中、やれば出来ることがたくさんある。これを求めることは決して特別なことではないと考えています。部活で学ぶことは数え切れないくらいある。言葉では言い表すことが出来ないくらいのモノがあると思っている。それをやるためにはとにかくこちらも厳しいことを言うようになる。それでも必要なことは伝えていかないといけないと思っています。

こうみえても理不尽な事で怒る事はないと思います。それなりに理由がある。もちろん行き違いという部分で注意をする事があるかもしれません。そこは難しい所ですが。しかし、「許してはいけないな」と感じた事に関しては話しをします。それを選手が捉えるか。個人的に話をする事もありますし、全体に対して話をする事もある。「言葉」でしか伝えられません。blogも同様ですがその言葉の捉え方によってある言葉を発しても全く逆の意味で捉えられる事もある。怖いなという部分はたくさんあります。

練習を見ていて「最後の1歩」「最後の1回」「最後の1m」をやり切れない。これは私のスタンスとしてはやはり「許してはいけない事」だと思っています。これが気にならないという人もいると思いますが。返事や声出しなども同様ですが。基本的に「やろうと思えば出来る」事だから。足が速くても遅くても、競技力が高くても低くても「意識」があれば誰にでも出来る。難しい事ではないと思います。

競技と教育。これはイコールであってはいけないのかもしれません。競技を追い求めれば「強ければ良い」という事になります。結果を残す事を最大限に求めるのであれば他の事は置きざりでも良いのかもしれないなとは考えています。が、それだけを求めるつもりはありません。私の中では「教育活動の一環」という感覚があります。強ければ良いという気持ちはありません。ここの感覚は非常に表現が難しくなりますが。

当たり前の事を当たり前にやっていく姿勢。それをきちんと身につけてもらいたい。その延長線上に競技があると思っています。競技力が上がってくれば「人間力」も自然に上がるという考え方もあると思います。「人間力」が上がれば競技力が上がると私は考えていますがそれは「卵が先かニワトリが先か」という議論となるので結論は出ないと思います。私は「人間力」を高めて生きながら競技力を上げていくスタンスです。だから当たり前の事を当たり前にやることを強く求める。

人によってその感覚には大きな差があると思います。指導場面でそういう視点で長い間見てきました。頑張りきれない選手も何人もいました。それでもきちんとやり続ける中で変化が生まれてきます。そこにたどり着くまでに大きな負担もありますし、ストレスもたまると思っています。それでも越えていけると思って関わっています。こちらもそれなりの信念を持って取り組んでいかないといけない。人として選手に尊敬されるような部分はそれほどないかもしれませんが、エネルギーをどれだけ費やしているかというのだけは感じてもらえると嬉しいなと思います。もちろん「感謝しろ」とは言いませんし、これは誰かから強制されるものではないですから。

私は「やればできることの徹底」を最優先しています。だから他校よりは補強を優先する。これは競技力云々ではなく「やれば必ず効果が出る」事だから。そういう姿勢を身につけてもらう。人は必ず成長していける。私でさえ様々な視点を持ちながらやっています。まだまだ視野は狭く不足する部分はありますが。それでも普通の人(何を基準にするかは分かりませんが)よりは多くのことを考えていると思います。こういう性格ですからなかなか分かってもらえないところはあると思いますが。

まとまりがなくなっていますね。それでも書くことはしておきたいと思い記しました。
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微妙な体調・・・

2015-09-12 | 陸上競技
一応記しておきます。

水曜日に2度目の手術をしました。かなりの緊張の中での手術。この日のために禁酒、禁ラーメンを実施。昼食はおにぎりとサラダ。節制することやその他もろもろのストレスを感じていました。無事に手術を終え休息。それでも色々とあったので練習には顔を出しました。通常の感覚であれば「手術をしたら休む」のだと思います。当然ですね。私も普通なら休みます。それでも「この日は休めないな」と感じたので参加。歩きにくい中での練習。これもかなりのストレスでした。

翌日は休みをもらいました。一日休み。通常であれば手術をしたら入院なのですが今回の病院は入院なし。自由に動けるのは良いのですがやはり動いてしまう。これによりやっぱり多少なりと痛みが出てしまいます。良いことではない。普段「休むのは悪」だと感じていますから休めません。これを機会に一日休むことにしました。それでも体調は微妙に回復しませんでしたが・・・。

金曜日は出勤しましたがまだ微妙に痛みがあります。痛いというか縫った場所が引っ張られる感じ。できるだけ歩かないように配慮しました。あれこれあって久々に3年生に会うと「どうしたんですか?」と心配そうに聞かれる。手術したことはそんなに話をしていません。下腿静脈瘤の手術ですから体調に大きな影響を及ぼすとは思っていません。生活に多少支障があるくらいではないかと。それでも切ったり縫ったりしているのでダメージはあると思うのですが。「教室に入ってきて瞬間、どうしたのかと思いました」との話。聞いてみると頬がこけ更に痩せているとのこと。体重計に乗った時にはそれほど変化はなかったと思うのですが。178cm66kgとかなりの痩せ型だとは思いますが・・・。

「やつれている」という感じだったので正直ショックでした。先日、芸能人が記者会見で激やせをしていました。そこまでの痩せ方ではないと思うのですがここ最近の状況からするとこの痩せ方はちょっとよくないのかなと思っています。元来心配性ですから更に気になります。たぶん大丈夫だとは思うのですが。会う人会う人に「ストレスですか?」と聞かれます。これまでもずっと同じような生活をしているのでそれほど変化があったとは思いません。環境が変わりできることも大きく変わってきたのもあると思いますが・・・。

ストレスで大きく痩せる。確かに転勤して3か月で5キロ痩せました。そこからプラス1キロで66kgなんですけど。よくわかりません。疲れが抜けないのは確かです。なんなんですかね。考えものです。ちょっと体調を見ながら生活をしていきたいと思っています。お許しください。
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