「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

神武寺お煤払い

2010-12-14 07:05:13 | Weblog

東逗子の山の上に古刹があります。

聖武天皇の命により行基が開いたと伝えられています。

鎌倉の寺より歴史を感じさせるお寺で「鷹取山」への登山口でもあります。

33年に1度ご開帳の「薬師堂」本尊の秘仏「薬師三尊」像があります。

そのお薬師様を「お煤払い法要」で拝観することができます。

年の瀬12月13日午前9時から正午までという情報にワクワクしていました。

あいにくの空模様ですが昼前までは何とか持つような雰囲気です。

”肺が弱いので”と言い訳しながらタクシーで本堂近くまで行きました。

午前9時開始の時間との戦いでもあります。

金沢八景の一つ「神武寺の晩鐘」を名残の紅葉が包んでいます。

石段を上がると六地蔵が出迎えてくれます。

仁王門をくぐって振り返ってみるとなかなかの風格です。

薬師堂が開いて薬師三尊が静かに立っておられました。

寺僧が硯箱を持って山の下の本堂から上がってこられて

「お煤払い法要」が始まります。

地蔵堂の扉も開き寺域はいつもと雰囲気が違います。

帰りがけに本堂にお参りさせていただき雨に会うこともなく京急「神武寺駅」に到着しました。

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